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2016年06月15日 [からだのこと]

特殊な能力で得しゅることはありますか?

お疲れ様です。院長です。

6月15日水曜日。

6月と言えば梅雨。

そんな梅雨の中、昨日から今もまぁまぁ晴れてます。

どうせすぐ雨になると分かってても、晴れてるのは気持ち良いですねぇ


そんな6月も折り返しにやってきました。

で、6月って年間通じて唯一の祝祭日のない月なんですよね。

つまりお休みが少ないわけです。うん。

まぁ、休みたいわけではないですが…

1日もないのは寂しいねぇ…(^^ゞ



って、ことで今日のお題は全然関係なくて、先日賢い動物のお話をしたと思うんですが、今日は賢い人間のお話…




人知を超えた能力を携えている人間が世の中には存在します。



例えば、私は人より若干鼻が良いというか、匂いに敏感で結構匂いで、判断したりすることがあります。

これもちょっと優れているだけなら「鼻が良い」ってだけですが、犬並みの嗅覚となると人知を超えた能力ってことになりますしね。


こういう「生まれつき」特殊な能力を持ち合わせてる人のお話を今日はちょっとしてみましょう。


今からいくつかの特殊能力を紹介していきます。

まぁ、特殊だから使えるとは限らなかったりもするんですが、こういう能力がある人もいるんだなぁ〜程度で楽しんでください。




スーパーテイスター




普通の人より味覚が鋭い人をスーパーテイスターというそうです。味覚のセンサーである舌先がほかの人より特殊で、味覚の刺激に強い反応を示すそうです。

甘み、塩辛さ、苦味、すっぱさ、うまみの5種類の味覚の中で特に苦味に敏感で、芽キャベツやコーヒー、グレープフルーツジュースなど苦味のある食品はあまり好きではないことが多いんですって。

このスーパーテイスター、TAS2R38という苦味受容体が関与してるらしく、この受容体を遺伝的に持っている人は、味覚に優れてるってことらしいですね。

まぁ、バリスタとかソムリエとかもっと言えばシェフなんかも、こういう受容体を持ってる方が得でしょうね。で、このスーパーテイスターは女性、アジア人、アフリカ人に多い傾向があるらしいです。





絶対音感





絶対音感をもっている人たちは、ほかの音と比較することなく聴いた音を識別し、再現することができる特殊能力ですね。これは誰しも聞いたことくらいあると思います。

聴覚の能力が優れているだけでなく、音を的確に分類することができるのが特徴で、サイレンやエンジン音など日常的な音を聞いて、そのまま音がひろえ、音階に直すことができるってやつね。絶対音感は遺伝的なものなのか、訓練によって得られる能力なのかについてはさまざまな意見があり、今のところ解明はされていないようです。

絶対音感がある人の率は、アメリカとヨーロッパの一般人口では3%、セミプロまたはプロの音楽家では8%なんですって。で、ここからが驚きの、日本では音楽家の70%!が絶対音感をもっていると言われているそうなんですよ。


音楽家て…


どういう人を指すんやろ?

日本人に高い割合で存在する理由として、音の調子(標準中国語、広東語、ベトナム語)や音の高低のアクセント(日本語)がある言語環境で育ったせいだという説があるそうです。

生まれながらにして盲目の人や、ウィリアムズ症候群、自閉症スペクトラム障害の人たちが絶対音感をもっているケースも多かったりします。





四色型色覚(テトラクラマシー)




動物の世界では、例えばゼブラフィッシュは赤、緑、青と紫外線を感知できる錐体細胞をもつ4色型色覚なんですが、人間は赤、緑、青の錐体をもつ3色型色覚だと言われています。しかし、まれに4色型の人がいるそうで、それぞれの錐体は100ほどの色合いをとらえ、脳が色と色合いを結合させて約100万の色を識別できることができるんですって。

で、一つ多い、4色型の人は赤と緑の間に特殊な錐体をもっていて、何と1億とおりもの色を見ることができるやて。4色型色覚は男性より女性に多く、おもしろいことに男性の色盲は、4色型の女性から遺伝子を受け継いでいるのかもしれないと言われているんだと。




うおー…

そうなんか…





反響定位(エコーロケーション)





コウモリが暗闇で飛べるのは、音を発してその反響が返ってくる時間で物体との距離を測っているからですね。で、人間にもこの能力がある人がいるのです。盲目の方に限られるようなんですが、彼らは反射音に対する感度が人一倍研ぎ澄まされていて、杖で地面を突いたり、舌を鳴らしたりして音をたて、まわりの物体との距離を測るそうなんです。

物がどこにあるのかだけでなく、大きさ、密度までわかるそうですね。まぁ、こういった何かが無くて(この場合視力)それを補う形で違うものが突出するってのもわりとある話みたいですけどね。





共感覚





数や文字に色がついている、ある言葉を聞くと味がするといった、ふたつの異なる感覚が混同することを共感覚といいます。

ある知覚の刺激が無意識のうちに別の知覚経路につながってしまうもので、たいていは遺伝子によることが多く、文字や数、シンボルに色がついているという書記素色覚のケースが一番一般的だそうです。

音に色がついていることもあるらしく、共感覚は神経学的な状態であって障害ではなく、共感覚をもつほとんどの人も、ほかの人と違うこの特殊な感覚が特に不便だとは意識していないし、数も多いらしいですよ。

まぁ、実はこの感覚、何となく分かります(笑)

匂いが見える感覚が、私には何となくあったり…

もちろん、不便に感じたことなどありませんし、また得したこともないです(^^ゞ





暗算脳





大きな数の掛け算が頭の中で、しかもとてつもなく早くできる、暗算に長けた数学者などの人たちはたくさんいるが、サヴァン症候群の人のように特にトレーニングを受けたわけでもない人が暗算に特異な能力を発揮するケースが稀にあるそうです。

これらの人たちの約半分が自閉症で、知的障害があったりします。最近の研究では、計算に関わる脳の部位の血流が通常の6倍から7倍であることが、普通の人より暗算が速い原因のひとつではないかと言われています。

つまり、この脳の部位の血流を増やすと、計算が早くなるわけね。






直観記憶






見聞きしたことを写真のようにそっくりそのまま鮮明に記憶する能力で、円周率を10万桁まで暗記した原口證(あきら)、映画『レインマン』のレイモンド・バビットのモデルになったキム・ピークは12000冊もの本の内容を覚えていたんですって。

大人になるとこの能力がなくなる人が多く、男女比は同じ。訓練によって後天的に習得することはできないと言われています。


でも…

この円周率の原口證(あきら)さん、超記憶術って書籍やDVDを発売してんですよね…


後天的に習得することはできないなら、インチキやんけ(# - - )



て感じで、色々な人がいますね。

で、中にはすごく使えるものもありますが、どっちかってえと邪魔なだけな能力もありますよね(笑)


まぁ、こういった能力を持って生まれた方はどう使い、どう思われてるか分かりませんが、普通が一番いいよね〜みたいな…


てことで、今日も平穏な日常を過ごしてきま〜す。


ではまた〜



kime



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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