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2022年12月01日 [からだのこと]

ビールと認知症

お疲れ様です。院長です。

12月1日の木曜日でございます。

ついに12月がきましたねぇ…。

師走ですわ。

昨日、師走については書きましたんで、今日は触れませんが、この月の名前って英語もそう言えば数字じゃないですよね。

日付は、1日2日、one,two、ワン、ツーでいけると思うんですが、12月はなぜか「December」。

これは日本で言うところの「師走」みたいなもんかと思い、調べてみるとどうも古代ローマ時代の名残らしく、意味は「10番目の月」ってことらしいです。

いやいや。

12番目やん。って事になりますが、古代ローマでは現在の3月を最初の月とカウントしてたそうです。

んー。

分かったような分からんような(笑)

てな12月、とにかくバタバタしますんで慌てない様にいきましょう。

では今日のネタですが、今日はみんな大好き(笑)ビールと認知症についてのお話しです。

ビールの歴史はとても古く、世界中で愛されている飲み物の1つです。

その独特の苦味や香りは「ホップ」という植物によるものですが、なんとこれがアルツハイマー型認知症を予防してくれるかもしれないんだとか…。

最新の研究によると、ホップの花から抽出された化学物質には、アルツハイマーの原因とされる「アミロイドβ」の蓄積を防ぐ効果があるのだそうです。

かといって、ビールをジャカジャカ飲めば効くというわけではないので、そこんところ間違いのないようにね。

「アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)」は、脳神経が変性して脳を萎縮させてしまう病気です。

高齢者の認知症ではもっとも一般的な原因で、これが進めば記憶や思考が衰え、やがては簡単な作業すらできなくなってしまいます。

この病気の厄介なところは、病気が進行し始めてから症状が出るまでに何年ものタイムラグがあることなんですね。

つまり、気づいたときには、脳の神経には手の施しようのないダメージが生じてしまっている場合が多いんです。

アルツハイマー病の予防や、発症前に治療する方法が求められているのはそうした理由からなんです。

そしてその予防薬候補として有望視されているのが、ビールの風味付けに使われるホップの花なんだそうなんです。

ホップは、アサ科のつる性多年草で和名はセイヨウカラハナソウ。

これまでの研究で、花に含まれる成分が、アルツハイマー病患者の脳に重大な関与を行うアミノ酸のペプチドである「アミロイドβ」というタンパク質の蓄積を防いでくれる可能性が明らかになっています。

そこでイタリア、ミラノ・ビコッカ大学の研究チームは、具体的にどの成分に予防効果があるのか特定を試みました。

まずビールの醸造と同じ方法で一般的なホップ4品種から成分を抽出し、その特性を調べてみました。

その結果、こうした抽出物には抗酸化作用があり、神経細胞にアミロイドβが溜まるのを防ぐことがわかったそうなんです。

一番効果があったのは、ラガービールやライトエールなどに含まれる「テトナングホップ(Tettnang hop)」の抽出物だったそうです。

これには強力な抗酸化作用で知られる「ポリフェノール」が含まれており、これが濃いと特にアミロイドβの蓄積を防いでくれることが分かりました。

また神経に毒性のある誤って折りたたまれたタンパク質を体外に排出する作用も確認されたそうなんです。

また、テトナングホップの抽出物を線虫で試してみたところ、若干ではあるものの、アルツハイマー病に起因する麻痺を予防することも判明したそうです。

つまり、ホップの花には、アルツハイマー病予防が期待できる化学物質が含まれていることが確認されたわけなんですが、さっきも言った通り、ビールをたくさん飲めば効くという話ではありません。

例えビール1缶でもアルコール分を含んでいた場合、逆にそれが認知機能の低下につながるという研究結果も報告されていますからねぇ…。

てことは、ノンアルコールのビールなら良いって事でしょうかね?

このアルツハイマーは誰でも罹患してしまう可能性がありますし、出来ることなら予防したいもんですけどね。

ビールを飲んどきゃいいよって話なら、楽なんですけどねぇ(笑)

この研究も今後に期待ですな。

ではまた〜。









京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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