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2022年10月11日 [からだのこと]

宇宙飛行士の血液に突然変異

お疲れ様です。院長です。

10月11日の火曜日でございます。

三連休明けの方も多いかと思います。

みなさん、やる気だしていきましょう。

では今日のネタですが、今日は壮大な宇宙の話でもしてみようかと思います。

とは言っても、宇宙そのものの話ではなく、宇宙飛行士にまつわるお話しです。

なんでも、宇宙飛行を行った宇宙飛行士には、血液に突然変異が起こるんだとか…。

近い将来、人類が旅行間隔で宇宙に出れると時代がきっと来るでしょうけど、そういう観点からはショッキングなお話しですな。

ま、わたくし院長、今日から宇宙ツアーが始まりますって言われても、行きたくないけどね(笑)

何ならお金貰っても行きたくないレベルですが、まぁそれは置いといて…。

調査したすべての宇宙飛行士の血液に特定の突然変異を発見したそうですから、これは深刻な問題なのかもしれません。

宇宙飛行を行ったNASAの宇宙飛行士14人の血液を調べたところ、全員のDNAに突然変異が起きていたことがわかったそうです。

突然変異が見つかったのは「造血幹細胞」のDNAで、「体細胞変異」と呼ばれる変異なんだそうです。

すぐに病気になるような深刻なものではないと考えられているそうなんですが、宇宙線などの宇宙環境が関係すると考えられるため、引退後も含め、宇宙飛行士のキャリアを通じた健康診断の重要性を浮き彫りにしています。

「体細胞変異」とは、遺伝的なDNAの変異とは異なり,分化や生育の過程で、一部の細胞が獲得したDNAの変異のことをさします。

今回確認された体細胞変異は「クローン性造血」と呼ばれるもので、単一の血液細胞から生じたクローンの割合が高くなるのが特徴だそうです。

クローン性造血は、過度な紫外線を浴びたり、化学療法や放射線治療などのストレスを受けたりすることで発症すると言われています。

そのため、今回調査した全員の宇宙飛行士で見られた突然変異は、宇宙線を浴びたことが原因と考えられているわけです。

米マウントサイナイ医科大学のデビッド・グーカシアン教授は、宇宙飛行士は、宇宙線をはじめとする、体細胞に突然変異を起こす要因がいくつもある極限環境で作業します。

そのため、そうした突然変異がクローン性造血につながるリスクが高まります。

と、プレスリリースで説明しています。

調査対象となったのは、1998年から2001年にかけて宇宙に行ったNASAの宇宙飛行士14人で、比較的短期間のミッション(中央値12日)で、6人は初めてのミッションだったそうです。

驚くべきは、比較的若かった(中央値42歳)にもかかわらず、彼らに見られた突然変異が高齢者のものに似ていたことです。

「観察されたクローン性造血は比較的軽微なものでしたが、比較的若く、健康な宇宙飛行士であることを考えれば驚きです」と、グーカシアン教授は話しています。

クローン性造血は、血液がんの前段階の状態で、心臓や血管の病気とも関係します。

だからといって、必ずしも宇宙飛行士がそうした重い病気にかかるわけではないということですが、それでも、長期間宇宙の極限環境にさらされれば、そうなるリスクは高まるでしょう。

今後人類は月や火星を目指し、より長期的なミッションに挑むことになります。

そうした中、今回の研究は、引退後も含め、宇宙飛行士のキャリアを通じた健康診断の大切さを伝えてくれているわけです。

こういった一つ一つの研究が、いつか宇宙旅行を可能にするんでしょうねぇ。

仮に宇宙の旅が可能になったとしても、一般観光客は、宇宙飛行士ほど宇宙線を浴びることもないでしょうし、そこまで危険はないとは思いますけどね。

その昔、「2001年宇宙の旅」なんて映画がありましたが、その想定から20年が過ぎ、もう少しかかりそうですな。

多分…。

2050年位には、ホントに行けてるんじゃないでしょうかね。

知らんけど(笑)

ではまた〜。









京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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