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2016年06月08日 [日々のこと]

梅雨のストレスと海馬にマクロファージ

お疲れ様です。院長です。

6月8日水曜日です。


さぁ、ついに梅雨入どすわ〜

昨日は1日雨でしたが、今日はいまのとこ晴れてます。

しかし梅雨。

いつ天候が崩れるかわかりません。

一年で一番鬱陶しいストレスのかかる季節がやってこようとしています。

これから祇園祭まで約1か月間、ジメジメしながら我慢しましょう。

ま、言うても1か月ですからね…


頑張って乗り切りましょうぜ。


最近、チョコチョコ記憶についてのお話をしてるんですが、今日はこれからの嫌なストレスのかかる季節に気を付けたい記憶の話…



長期にわたる慢性的なストレスが、不安障害やうつの原因となることはこれまでも言われていましたが、最新の研究の結果、慢性ストレスが脳の炎症と短期記憶障害を引き起こす可能性が明らかになったそうなんです。




脳の炎症?!


これはヤバイ。

脳ってトコは冷やすのはオッケーですが、基本的に熱には弱い場所。

炎症=熱ですから、これは気を付けないと…



米オハイオ州の大学の研究チームは、長期のストレスと短期記憶障害の関係についてマウスを使った実験を行いました。


実験では、複数のマウスを脱出口のある迷路に入れて慣れさせたのち、大きくて攻撃的な敵マウスを繰り返し投入するっていう非情な実験です。


6日後、敵マウスとたびたび対決しなければならなかった実験マウスは、脱出口の場所が思い出せなくなるという現象が起こりました。

反対に、敵マウスと接触せずストレスを受けなかった実験マウスは、なんの迷いもなく、脱出できたということです。



ストレスを受けたマウスは、それから4週間にわたって隅でうずくまるという、うつ症状の一つである「社会的回避」を示しました。

つまり、敵に出くわし、戦うことを強いられた実験マウスは、そのストレスから「うつ症状」をみせたということです。



研究者らは、ストレスが、記憶を司る脳の部位である海馬に影響を及ぼしたと考えています。ストレスを受けたマウスの海馬には、免疫細胞(マクロファージ)が見つかり、脳細胞の生成を抑制していたということです。


つまりこれは、ストレスから、自己免疫疾患のように免疫システムが誤作動を起こし、自らの脳を攻撃した結果、脳が炎症を起こして記憶障害を起こしたと考えられるそうです。


つまり、自己と非自己の区別がつかなくなった免疫細胞が、自分の脳を攻撃しちゃって炎症を起こしてるってわけです。


そして、研究者がマウスに炎症を抑える薬を投与したところ、社会的回避と脳細胞の不足に改善は見られなかったが、海馬内のマクロファージの数は減少し、記憶力は正常に戻った。

つまり、この現象が記憶力低下に関係してるってことですよね。




研究チームは、今回の実験結果は、「慢性ストレス」「記憶障害」「脳の炎症」「うつ」「免疫システム」のあいだの関連性を裏付けている考えてます。


マウスと人間とでは同じではないでしょうが、何らかの関係はあると考えるのが自然ですもんね。


こう考えると、ほんとストレスって厄介なもんやなぁ…


あらゆる臓器に影響を及ぼすストレス。

ストレスなく生きていくということは、とても無理でしょう。

では、いかにストレスと感じなくするか…


結局、そこに全てが集約されてるんですよね。



ストレスをストレスと感じなく生きる…


そう、それが健康、そして長生きの秘訣ですね。




ですから、たかが梅雨程度で、鬱陶しいなんて言ってちゃダメなんですよ。


ですから、一つ、ストレスのたまる梅雨を乗り切るアドバイスを紹介します。


それは…


いつも使ってる傘より、少し大きくて高価な傘を新調することです。


いつものよりも大きくすることで、濡れにくくなりますし、高価な傘は実際使いやすいです。



しかも、新品だと防水性もすごくて、傘をしまう時のストレスは半減しますから…


これはお勧めです。


今年の梅雨は、新しい傘でのりきりましょう〜



では、今日もストレスなく頑張ります。





kasaneko





京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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