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2022年07月08日 [動物のこと]

植物とストレス

お疲れ様です。院長です。

7月8日の金曜日でございます。

わたくし院長、基本、徒歩通勤で住宅街を抜けて来ますので、いろんな植物に出会います。

植物を育てられてる方が多いので、色々目につくんですが、やはりこれからの季節は見ていても面白いです。

個人的に、きゅうりとか、プチトマトとか、実をつける植物が好きで、通勤中に育っていくのを観察しております。

ま、もちろん、よそん家の植木ですけど(笑)

ここ数年は見かけなくなりましたが、一時期は毎年、瓢箪を育ててらっしゃるお宅があって、毎日その瓢箪が大きくなるのを楽しみに見てたりしましたね。

瓢箪って、なかなか珍しいでしょ?

形のいい瓢箪が出来たら、よそん家のですけど、なんか嬉しかったり(笑)

そこそこ実はなっていても、キレイな「瓢箪型」に育つヤツは少なくて、良い形のはコッソリ写真に撮ったりしてましたね。

ま、よそん家のですけどね(笑)

てな植物好きアピールから始まりましたが、自分ではなぜか育てられません。

絶対枯れます。

何度かチャレンジしたんですけど、もう完全に挫折しましたよ。

て感じで、今日のネタですが、そんな植物は触られるとストレスを感じるんだそうです。

言葉も発しませんし、自発的に動くこともできない植物ですから、何も感じていなそうに見えるんですが、実は触れられるとストレスを感じているそうなんです。

これは以前から知られていたことですが、そのメカニズムは長年の謎でした。

ですが30年間、分子生物学者を悩ませてきたその謎が明らかになりつつあるそうなんです。

新たな研究で、植物の接触によるストレス反応を司る遺伝子が特定されたようなんですよ。

地球温暖化による気候変動の影響で、ますます農業が厳しくなると予測される現在、こうした接触反応の仕組みを理解することは、ストレスに強い作物を作り、生産量を上げるためにも重要なことだと考えられています。

まぁ、確かにねぇ…。

ストレスに強い植物を作るってのは重要かもしれませんね。

暑くても寒くても、どんな環境でも育つ植物なら、育てやすいですもんね。

スウェーデン、ルンド大学の生物学者オリヴィエ・ヴァン・アーケン氏らは、「柔らかいブラシでシロイヌナズナに触れたところ、何千もの遺伝子が活性化され、ストレスホルモンが放出されました」と語っています。

次に遺伝子スクリーニングで調査したところ、このプロセスの原因となった、ストレス反応を司る遺伝子が特定できたそうなんです。

これまでの研究では、特殊な「タンパク質チャネル」が化学シグナルを介して細胞膜の歪みに反応することが明らかになっていました。

こうした現象は「根」ではよく研究されていましたが、「葉」のような部分でも起きるのかどうかは定かではありませんでした。

植物ホルモン様物質「ジャスモン酸」のような化合物が作用することで、化学的シグナルが行動や成長の変化につながるのだろうことは示唆されていました。

それでも埋まっていないパズルのピースはいくつもあるわけです。

今回の研究では、接触反応に関与する6つの遺伝子が発見されています。

そのうち3つはジャスモン酸に関係するシグナル経路、残りは別のシグナル経路に関係するものです。

すなわち接触反応のメカニズムについてまだまだ調べるべきことがあるということになりますねぇ。

と同時に、将来的にはこの反応を操作できるかもしれないということでもあるわけです。

刃物で切られたり、動物に噛まれたり、あるいは土砂降りの雨が降ってきたりと、どんな触れられ方でも、植物は分子的反応で身を守ろうとします。

その結果、ストレスに強くなったり、開花が遅くなったりするわけです。

以前からこうした反応をコントロールするための研究は行われてきました。

適切につけられた傷ならば、ストレスへの耐性が生じるために、作物が強くなり、収穫量を上げられると期待できるからです。

この話は普通に聞いたことありますよね。

少し傷つけると、果実が甘くなるとか、成長が早くなるとかなんとか…。

今までは、農家や園芸家の方の経験則で行っていた行為が、科学的に裏付けられる事になるわけです。

そしてこうした研究が重要なのは、気候変動の影響で農業がさらに厳しい状況になりつつあるからです。

今回の遺伝子の発見は、こうした試みを成功させる大切な手がかりとなるであろう期待が寄せられています。

わたくし院長、なんでも枯らせてしまうので、育てられるってだけで尊敬ですが、ここまで科学的に追及されると、作物も立派に育つでしょう。

ですが、この件も根本の気候変動、つまり温暖化対策からやらないといけない気はしますけどね。

ではまた〜。








京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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