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2016年05月02日 [からだのこと]

アトピーとリケン

お疲れ様です。院長です。

5月2日月曜日…

世間はお休みなんでしょうか…

弘泉堂はいつも通り、診療しております。

明日から新たに3連休ということで、本日はなかなか微妙なテンションなんですが、休みまでに来ておこうという患者さんが押し寄せる予定なんで、今日も頑張るぞと。




で、今日のネタなんですが、また見つけました。理化学研究所ネタ。

このブログで頻繁に登場し、いつも驚かせてくれる理研さん。

今日のネタもなかなかですよ〜。



理化学研究所は4月26日、アトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止め、ワセリンを塗ると発症を予防できる可能性があるとの研究成果を発表した。


これ!

アトピーの原因遺伝子を突き止めたって…

これってかなり凄いでしょ?


アトピーってギリシャ語で、「不特定」とか「場所不明」とかの意味で「原因不明」の疾患の代名詞とも言われているんですよ。

その「アトピー性皮膚炎」の原因遺伝子を突き止めるなんて、これは素晴らしい。大賛辞です。



理研の実験チームはアトピー性皮膚炎を自然発症するマウスを作製(この時点ですごくないか?)

病気の原因となる遺伝子変異を調べたところ、細胞の増殖や分化に必要な蛋白質「サイトカイン」を伝達する「JAK1」分子の遺伝子配列に突然変異が生じていることを発見したと。

JAK1の異常が角質をはがす酵素「プロテアーゼ」にも影響し、角質による保湿効果が低下することで、アトピー性皮膚炎を招く――というメカニズムを解明した。

 



おお。メカニズム解明。



その前に、アトピー性皮膚炎を自然発症するマウスを作製ってそんなん出来るなら、治せるやん。とか思っちゃいますが…


こうしたマウスの表皮に、JAK1の働きを阻害する薬剤や、保湿効果を高めるワセリンを塗布したところ、発症を遅延・予防できたと…


まぁ、乾燥とアトピーは関係ありそうだとは思ってましたが、ワセリンを塗るってまた原始的な方法(笑)


発症前に皮膚バリアの破壊を防ぎ、角質の適切な新陳代謝を促すことがアトピーの予防につながることが分かったということです。



そして、同研究チームが、人間のアトピー患者の皮膚も調査したところ、6人中4人が同様の遺伝子異常を起こしていたそうです。




6人中?



大々的に発表した割には数値が少なくないか?(^^;



とは言え、今後の予防、治療に大きく貢献するであろう発見だと、業界では盛り上がってるようです。


アトピーも辛いですもんねぇ…

ひどい人だと、全身にひろがりますし、私も皮膚は弱いのでよく分かるのですが、美容上の問題もですが痒いのは辛いです。

集中力も欠いてしまいますしね…


でも、原因が究明されれば、治療はきっと出来るはず。

近い将来、この世からアトピーが無くなる日を目指し、頑張れ理研。



弘泉堂はそんな理化学研究所を陰ながら応援させて頂きます。




ではまた〜




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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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