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2021年05月09日 [からだのこと]

(219)サンデーイルネス(仮)無芽胞嫌気性菌感染症について

お疲れ様です。院長です。

5月9日のサンデーイルネスでございます。

楽しかったゴールデンウイークが終わり、最初の日曜日でございます。

まだ全然、身体は戻ってきません(笑)

思った通り、連休明けの3日間はやる気ゼロでしたし、思う事は早く年末来ないかなぁと…(笑)

今年の年末は、29日が水曜日ですから、29日から休みだなぁ〜とか…。

後8ヶ月近くあるんですが、待ち遠しいです。

あ、よく考えたら、年末までにお盆休みってのもありますねぇ。

お盆なら、後3ヶ月ちょっとだな。

それならモチベーションも保てるってもんですよ。

今日からはお盆休みを楽しみに頑張るとしましょう。

そんな休み明けですが、コロナの方は休んじゃくれませんねぇ…。

来週あたりには、ゴールデンウイーク中の感染者が数字に表れてきますから、ここでギュンと増えるようではかなりヤバイですな。

こうなると去年と同じパターンで、夏になれば〜とか言うてましたけど、今年は夏にオリンピックがあるんすよね。

これ、やっぱやるんですよね。

で、夏が過ぎると、恐怖の秋冬が来ると…。

その頃には、一般人へもワクチン投与が始まってるかもしれませんが、到底全員にいき渡ってるはずもないですし、今年いっぱいは収束どころか、感染拡大しかねませんぜ。

三回目の緊急事態宣言とか、もう失策と言われても仕方ないよね。

三回目があるってことは、一回目、二回目と失敗してるわけですからねぇ。

もちろん、経済を〜ってな意見は分かりますが、経済回ったんか?

少なくとも、回っているのは一部だけで、ずっと停滞したまんま、もしくは下降線をたどってる人の方が多いんではないでしょうか。

やはり、一度、本気の本気のロックダウンで、少なくとも感染者数を全国で一ケタくらいにするまでしないとアカンのちゃうかなぁ〜。

経済?

そりゃ確かに落ち込むでしょうけど、そこから挽回するしかないでしょう。

このままだといわゆるジリ貧ってやつですよ。

当院も、確実に去年から、毎月平均、3割は収入が減ってます。

たかが3割ですが、1年以上となるとこりゃもう傾きかけですぜ。

ボチボチ本気出してもいいんでないですかねぇ。

ってことで、今日もいきましょう。

今日のイルネス辞典は、「無芽胞嫌気性菌感染症」について解説していきたいと思います。

これは、どんな感染症かと言いますと、嫌気性菌とは、酸素が存在すると死滅するような細菌です。

このうち、バクテロイデスやペプトストレプトコッカスなどは無芽胞嫌気性菌と呼ばれ、破傷風(はしょうふう)やボツリヌスなどの原因菌である芽胞形成嫌気性菌と区別されています。

無芽胞嫌気性菌は、健康なヒトの皮膚や粘膜に広く存在(常在)しており、とくに消化管には、ほかの菌の合計より千倍も多く存在しています。

普段は無害で、ヒトと共生関係にあるともいえる無芽胞嫌気性菌が、体のなかで本来無菌状態であるべき部位(たとえば血管内や腹腔内)に入り込むことによって感染が成立します。

このような感染の多くは、外傷や腹部外科手術後など、組織が虚血(きょけつ)状態に陥って酸素の供給が不十分な時に起こります。

感染部位から好気性菌(こうきせいきん)(酸素が存在するところで生育する細菌)が同時に検出されることが多いのも、この感染症の特徴のひとつです。

これは、好気性菌が酸素を消費することによって嫌気状態をつくり出し、それが嫌気性菌の増殖を促進するためと考えられています。

症状としては、無芽胞嫌気性菌が血液中に入って増殖すると、敗血症(はいけつしょう)が起こります。

敗血症とは、細菌の感染によって症状が全身に及んだ最も重症の状態で、発熱、寒け、吐き気・嘔吐、不安、興奮、血圧低下、顔面蒼白(そうはく)、皮膚の出血などが現れます。

虫垂炎(ちゅうすいえん)などが原因の腸の穿孔(せんこう)(穴があく)や腹部外科手術後の急激な発熱には、無芽胞嫌気性菌(とくにバクテロイデス)による敗血症を考慮しなければなりません。

女性生殖器に関連する感染症として、腟炎(ちつえん)、骨盤内炎症性疾患、婦人科領域の術後感染などがあり、敗血症に至る場合があります。

ほかに、ペプトストレプトコッカスによる糖尿病性足部潰瘍(そくぶかいよう)などが知られています。

検査が簡単でないため、実際は無芽胞嫌気性菌感染症であっても見過ごされる場合が多いと考えられています。

的確な診断が遅れると、治療に難渋することもあります。皮膚潰瘍でみられる膿汁(のうじゅう)では、糞便に似た悪臭が無芽胞嫌気性菌による感染を疑わせます。

抗菌薬の投与が中心に治療されます。

穿孔の閉鎖、排膿、潰瘍の創面(そうめん)切除などの外科的処置が、必要に応じて行われます。

もともと自分がもっていた菌によって起こる内因感染です。

周囲の健康な人ももっている菌ですから、患者さんから健康な人に伝染することはありません。

いかがでしたか。

では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。


030509


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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