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2021年01月15日 [からだのこと]

超人兵士現る。

お疲れ様です。院長です。

1月15日の金曜日でございます。

1月15日と言えば、我々世代には「成人の日」だったんですが、それも遠い昔の話になりましたね。

遠い昔と言えば言い過ぎ感もありますが、これ、1999年にハッピーマンデー化されてるんですよ。

1900年代ですからね。

今から22年前ですから、もう一昔もふた昔も前ってことになりますよね。

早いもんで1月も折り返しとなり、ますます真冬の寒さが厳しくなってきますよね。

これから2月は寒いだけの季節ですから、ほんとに身体には注意して下さい。

ってな感じで今日もネタにいきますが、今日のネタはそんな「カラダ」にも関係するお話しです。

今日のネタはズバリ「生物兵器」のお話しです。

こう書くと、いわゆる「生物兵器」つまり、ウイルスや病原菌の攻撃のようにとられますが、今日の生物は人間です。

つまり、人間を兵器化する人体改造のお話しです。

脳インプラントや人体改造といった医療技術を通じて戦場での戦闘能力を高めた「拡張兵士」の研究開発にフランス軍がゴーサインを出したとBBCやCNNが伝えています。

フロランス・パルリ軍事相は先日のスピーチで、「我々は現実を直視しなければならない。他国が必ずしも”良心の呵責”を持っているとは限らない以上、未来に備えておかねばならない」と発言。

これはあくまで先を見据えたもので、現時点で兵士の体を改造する計画はないとしながらも、「我々の基本的価値観を変えることなく、軍の運用上の優位性を保つ方法」を探究しなければならないと述べたそうです。

なんか物騒な発言ですが、要はこれからフランス軍は、そういった部分も視野に入れていくよって牽制でしょう。

この発言は、去年、12月8日に発表されたフランス軍倫理委員会の報告書を受けたものです。

同報告書は「人類は己の身体・認知能力を向上させ、戦争に勝つ方法を古来より探してきた」と警告し、「今後起こるであろう進歩は、究極的に兵士の体に埋め込まれる能力強化技術へといたる可能性がある」としています。

報告書で具体的に言及されているのは、「体力・認知力・知覚力・精神力」を向上させる脳インプラントなどです。

こうしたインプラントは、兵器システムや仲間の兵士と連携することで、離れたところに展開している味方の位置や健康状態を把握できるようになる可能性があるとしています。

このほかにも、痛み・ストレス・疲労を軽減する治療、兵士が捕虜になった際に精神力を高める薬物といったものも言及されているんだとか…。

なんか完全にヤバイ方向ですが、これに対してフランスはゴーサインを出したってんですから、本気なんでしょう。

兵士を強化する計画は世界各国で取り組まれているようなんですが、そこで問題になってくるのは、もちろん倫理的境界線です。

最近では、中国人民解放軍が生物学的能力を増強したスーパーソルジャー(超人兵士)を開発する目的で、兵士に人体実験を行っているという情報を米情報機関が入手したと、米ジョン・ラトクリフ国家情報長官は述べています。

冒頭にあげた「良心の呵責」は、軍事力追求を重視して兵士の人権や倫理的観点を度外視している国家が少なからず存在するという意味ですな。

一方でフランスは、明確な倫理基準を設けることが「必須」であると報告書は述べています。

たとえば兵士の力の管理能力や「人間性」に影響するような改造までは認められていません。

また自分の意思で行動できなくなるようなインプラントや、退役後の生活が困難になるような技術も禁止されるべきであるとしています。

こんなもん当たり前ですけどね。

イーロン・マスク氏のニューラリンクをはじめ、民間でも脳インプラント技術の開発は急ピッチで進んでいます。

技術としてあるならば、いずれ誰かに利用される――ならば、それに備えねばならないというのがフランス軍の認識のようなんですね。

いずれ誰かに利用ったって、軍事利用しようとしなくてもいい気はしますが…。

これも核と同じで、あの国が持ってるなら、うちも持っとかないとって心理が働くんでしょうね。

中国がスーパーソルジャーを開発するなら、フランスもやるぞと…。

戦争とは完全に無縁な、我々日本人からはよく分からない感情ですが、フランスが始めたなら、うちもうちもと結局、世界各国で始まっちゃうんでしょうね。

牽制のしあいってトコで止まるならいいんですが、実際に中国とか人体にやらかすよねぇ。

人体改造される兵士はたまったもんじゃないでしょうね。

ま、わたしゃ関係ないけどね(笑)

ではまた〜。


030115


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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