弘泉堂ブログ
弘泉堂鍼灸接骨院
その痛み…治せます!
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2015年10月19日 [からだのこと]

筋膜

お疲れ様です。院長です。

開院してから1週間たちました。たくさんの方にお花や差し入れをいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
1週間やってみて問題点も色々見えてきましたので、今日からさらに、快適に治療を受けていただけるよう、スタッフ一同努力してまいります。

先週から横浜のマンション傾斜の事件が、連日報道されてますよねぇ…

土台に打ち込む杭が足りないとか、セメントが少ないとか…
素人考えなんですが、同じ手抜き?や経費削減をするにしても、もうちょっと問題の起こらない部分で出来なかったんですかねぇ…

土台なんて、ケチっちゃったら傾くのは当たり前。これは人間の身体にも当てはまります。

人間の身体では、特に下半身の関節部、下から足関節(足首)膝関節、股関節、そしてちょっとマニアックですが骨盤の中の関節、仙腸関節、この辺りの関節が土台と言えるでしょう。

この下半身の関節部に歪みや、非荷重(片方に体重がかからない状態…つまり、片足にのみ体重がかかっている状態)がおこると、当然身体は傾きます。

しかし人間の身体は、どんな状態に置かれても、バランスをとって立位を安定させようとします。つまり、傾きがクセになっても、普通に立とうとし、そしてそれが楽な姿勢となっていくわけです。

しかし、ここからが問題なんです。傾いた姿勢を長く続けることによって、身体を包んでいる「筋膜」と呼ばれる膜が徐々に歪んできます。

そして「筋膜」は一枚の大きな膜が骨格を全て覆っているので、一箇所に歪みが出ると、必ず全体に歪みが生じてしまいます。

この「歪み」をほうっておくと、硬結と呼ばれる塊となって、痛みを発生させる元となってしまいます。

しかも、この筋膜性の痛みと言うのは厄介なことに、痛みの原因とまったく別の場所で痛みが発生することがあります。

硬結が出来、筋膜が引っ張られ、引っ張られた先で痛みが発生する…分かりにくいので、具体例で説明すると、腰痛の原因筋が実は全く反対側の腹直筋だったり、お尻の筋肉だったり…

こういった筋、筋膜性の痛みは、レントゲンにも写らないし、整形外科でもほぼ発見されません。

いつまでも痛いけど、どこへ行っても原因が分からない…

こういう種類の痛みは、この筋、筋膜性の可能性が高いので、ぜひ、当院の筋膜リリース、トリガーポイント治療を受けてみてください。

長年の痛みから解放されるかもしれませんよ(^^)

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