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2019年09月03日 [からだのこと]

脳にマイクロチップ。

お疲れ様です。院長です。

9月3日の火曜日でございます。

9月に入って、少々涼しさも増してきましたかね。

これから過ごしやすい秋が来るんだねぇ…。

秋と言えば、スポーツの秋、食欲の秋。

夏の間はどうしても食欲が落ちたり、また、どうしても露出度も高いので、我慢しがちだった食欲が大ブレイクしちゃうんですよね(笑)

秋は美味しいものも多いですしね。

ここで油断して、また来年の夏前に大慌てするってパターンも多いかと思うんですが、ダイエットは永遠のテーマですわなぁ…。

しかし、今日のネタはそんな永遠のテーマを、ついに過去のことにしてしまう様な大発明のお話です。

そもそも肥満は、深刻な摂食障害です。

近年肥満化が加速しており、世界の3人に1人が過体重で、10人に1人は肥満だと言われているんですって。

子供の肥満化も急速に進んでいることから、研究者らは肥満防止についての様々な研究を行っているわけです。

まぁ、ここでいう肥満は、もはや容姿云々の話ではなく、健康上にも影響が出るレベルの肥満でございます。

で、その世紀の大発明とは、アメリカの研究者らが開発した、肥満予防になるマイクロチップなんですね。

このマイクロチップを埋め込まれた肥満患者たちは、食べ物について考えた時、脳に軽い電気ショックが与えられ、過食を抑制する効果が働くというなんとも恐ろしい仕掛け(笑)

ですが、これがうまくいくと新たな肥満防止成功のカギとなると期待が寄せられてるわけですよ。

そりゃ、脳に直接指令されたら、食欲なんてもんなくなりますよ。

この肥満予防に効果があるとされるマイクロチップは、本来てんかんに苦しむ患者を助けるために開発されたもので、反応性神経刺激システム(RNS)と呼ばれているものです。

脳に埋め込まれたマイクロチップは、脳の活動を継続的に記録し、発作の始まりを示す特定の活動パターンを検出すると、軽い電気ショックを与えるプログラムになっています。

これは、発作が起こる前にそれを止めるように設計されたもので、てんかん発作を完全に予防できる優れたデバイスなのだそうです。
 
現在、カリフォルニア州スタンフォード大学の研究者らは、既にマウスを使って実験済みであり、マウスの過食を抑制するために同じ技術を再プログラムして使用したところ効果があったことを明らかにしました。

研究チームによると、人が過食を始める前に発生する脳の活動を検出するために、摂食過食を示す脳の種類を認識できるマイクロチップを設計したんだそうです。

更にその後、マイクロチップが反応して脳に電気ショックが与えられるという仕組みになっているわけですが、電気ショックを作動させる前に半年間は脳の活動をモニタリングし、過食の開始を示す活動パターンを識別することを試みるそうです。

今後5年間で、6人の被験者にマイクロチップを18か月間埋め込み、テストしてもらう予定だそうで、実験の対象となるためには、被験者は45以上の肥満度指数(BMI)を有し、胃バイパス手術もしくは認知行動療法により体重が減少していない必要があるんだって。

肥満度指数(BMI)45以上!!

これは並みの肥満ではござらんよ(笑)

因みにわたくし院長、身長172cmの体重が92kgあります。

まぁ、わたくし的にはこのBMI値ってのに異議もあるんですが、この身長体重でもBMIは31です。

肥満度(2)って位です。

では、わたくしの身長で、45以上っつったら、体重135kg以上必要になってきます。

かなりのもんでしょ?

あ、このサイトで自動でBMIが計れますから、みなさんも参考までに計ってみて下さい。
研究チームの主な目標は、この方法が安全か否かを見極めることと、その結果、それが効果的かどうかを発見することです。

この45以上のBMIってことからも分かる通り、この装置自体はまずは、重度の肥満が原因で、死のリスクまである人が対象となっています。

ですが、このマイクロチップが、本当に安全で効果のあるものと実証されれば、一般的な肥満治療市場への可能性は無限に広がりますよね。

でも、頭にチップなぁ…

ここまでしてって気もしないでもないですが、これで食欲が抑えられ、適正体重を保てるとするなら、ストレスも軽減しますし良いんじゃないのかねぇ…。

わたしゃ、やりたいとは思いませんが、需要はかなり高いんじゃないかと思いますね。

近い将来、地球上から肥満が無くなってるかもしれませんね。

ではまた〜。



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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