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2019年08月25日 [からだのこと]

(130)サンデーイルネス(仮)ケーラー病について

お疲れ様です。院長です。

8月25日のサンデーイルネスでございます。

8月ももうすぐ終りですが、まだまだ暑いぞえ。

あ、来週の日曜は9月1日なんですね。

9月って言うと、以前は「秋」ってイメージが強かったですが、今では「残暑」なイメージのが強いよね。

秋と呼ぶには、やはり10月に入らないとアカンかもねぇ…。

で、10月となるともう寒くなってきたりして、秋は短いよねぇ。

そして、ボトボチ月末が近付いてきて、色々バタついてくる時期ですから、そろそろ涼しくなってくれや。

実は本日、わたくし院長、結婚式にお呼ばれしております。

ですから、今から用意して礼服ってヤツを着なければいけんのよ。

ご結婚される方は、実は当院の受付スタッフの方ですので、結婚式自体は、非常に楽しみなんですが、ちょっと暑いんでないの?

白いペラペラのハンカチでは、汗だくになりそうなんで、小さめのタオルとセンスのいい、扇子は持っていかないとね。

まぁ、参列するだけのものはこんなもんですが、結婚式をする当人達は、何度も着替えたりして朝から晩まで大変だと思います。

頑張って下さい(笑)

ってな感じの8月最後のイルネス辞典、今日も元気にいってみましょう。

では、今日のイルネス辞典は、「ケーラー病」について解説していきたいと思います。

まずはどんな病気かってことですが、繰り返し圧迫力がかかることによって足の舟状骨(しゅうじょうこつ)への血行が一時的に障害されて生じる足部骨端症(そくぶこったんしょう)(無腐性壊死(むふせいえし))のひとつです。

症状の現れ方としましては、明らかな外傷歴がないことが多いですが、繰り返し負荷がかかったことを示唆する経緯が認められることもあります。

急性発症はまれで、慢性に経過することが多い傾向にあります。

子供のスポーツマンなどに見られる症状で、特にサッカーや長距離ランナー、バスケットの選手などが多く罹患すると言われています。

幼児・小児期にみられ、とくに4〜7歳に多い病気です。

男性は女性より4〜6倍ほど多く、両側例が約3分の1にみられますが、症状には左右差があることも多いです。

足背内側(そくはいないそく)、足舟状骨に一致する疼痛・圧痛があり、歩き方がおかしい、歩きたがらないといった症状を示します。

腫脹(しゅちょう)は反応性の滑膜炎によってしばしば認められますが、熱感はない場合のほうが多い傾向にあります。

関節の動きに制限はありませんが、足首の内返しによって疼痛を訴えることもあります。

単純X線で足舟状骨に変化がみられます。

治癒が進むと次第に元にもどってきますが、X線所見が正常化するには1〜3年を要します。

X線上の変化のなかでは、厚みが減って扁平化していることが診断上重要です。

リウマチ性疾患、捻挫(ねんざ)、骨髄炎(こつずいえん)との鑑別が必要ですが、X線像から区別は容易です。

強い症状は比較的短期間に消えますが、症状が継続する期間は保存的治療を行います。

完全に治癒するまでに長期間かかりますが、一般に予後は良好で、後遺症を残しません。

(1)軽度の場合

足舟状骨への負荷を軽減する目的で靴敷きを使用します。室内では自由に歩行してさしつかえありません。

(2)重度の場合

歩行用ギプスで3〜6週間安静を保ちます。

とくに疼痛が強ければ歩行を禁止します。そのあとは軽度の場合と同様の靴敷きを用います。激しい運動は禁止です。

激しい運動が故に、発症している場合も多いので、なかなか運動制限は難しい部分もあるとは思いますが、なにぶん低年齢に多い症状ですので、キッチリ治しておく必要があるでしょう。

いかがでしたか。

まだまだ暑い日が続きますが、みなさん、熱中症にだけは注意しましょうね。

ってことで、わたくし院長、結婚式に行ってまいります。

では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。


nekoasi


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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