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2019年07月15日 [動物のこと]

以心伝心。一心同体。とか。

お疲れ様です。院長です。

7月15日の月曜日でございます。

7月も早くも折り返しに到達です。

今日は、宵々山ってことで、ボチボチ祇園祭も盛り上がりが最高潮に達しそうですな。

雨がどうなるか心配ですが、例年ならこのへんで、雷を伴う夕立がふり、そのまま梅雨明けってパターンが多いんですが、今年はどうだろね。

ま、遅かれ早かれ梅雨は明けますし、夏は来ますし。

暑い夏はもうすぐってことで、今年も覚悟はしておきましょう。

ってな感じで今日もネタに突入していこうと思います。

今日はこういう暑苦しい時期になると、どうしても不快指数が上がり、心も身体もストレスを感じてしまいます。

これはどんな人でもそうなんですが、今日の話はここからさらに飛躍して…

飼い主がストレスを感じると、犬も同様のストレスを感じていることが判明っていうスウェーデンの研究のお話をしてみようと思います。

現代人たるもの、ストレスのない生活なんて無理と言っても過言ではないでしょう。

仕事、家庭、育児、人間関係とストレスのかかる事ばかりです。

どんな人にも、そんなストレスを許容する「うつわ」ってのがあるんですが、時にはその許容量をオーバーするストレスに晒される時もあると思います。

そんな時は注意したいんですが、最近の研究によると、飼い犬は飼い主がストレスをためていると、そこからストレスを受けるらしいんですね。

ですから、あなたが崖っぷちに追い詰められたかのようにストレスを感じていたら、ペットの犬も同じように感じているってことなんですよ。

この研究は、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」に着目したもので、コルチゾールは血液の中を循環しながら、人間の髪や犬の毛にも痕跡を残します。

つまり毛を調べれば、ストレスの記録がわかるんだそうです。

これは知らんかったなぁ…。

で、スウェーデン、リンショーピング大学の研究者は、ボーダーコリー25頭、シェットランドシープドッグ33頭の毛を飼い主さんの頭髪と一緒に検査をしたそうです。

すると、飼い主さんと犬のストレスの増減が一致していることを突き止めたのだそうですよ。

いや、これはスゴイね。

研究では、2年に分けてしかも、夏と冬に検査を行い、犬の年間を通したストレスレベルの増減が飼い主さんのそれと連動していることが明らかになったんだそうです。

なお自宅に犬が遊べる庭があるかどうか、飼い主さんの労働時間、多頭飼いかどうかという点からも分析されましたが、これらがストレスレベルに与える影響は確認されなかったんだそうです。

また犬の性格とストレスとの関連性も見出せなかったそうですが、オスよりはメスの犬のほうが、飼い主さんのストレスと強く関係しているようだったとのことです。

このことはコルチゾールだけでなく、愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」でも確認されているそうで、こうしたことを考えると、もしかしたらメスのほうが飼い主さんへの共感力が高いのかもしれないって結果だったそうです。

意外だったのは飼い主の性格と犬のストレスとの関係で、飼い主に神経症的傾向があると、ワンちゃんのストレスが低下する傾向にあったそうなんです。
 
これは、ちょっと意外な感じがするかもしれませんが、神経症的傾向にある飼い主さんほど犬からたくさん癒してもらいたがるために、犬を撫でたり抱いたりする行動に出るそうで、それによりワンちゃんのストレスが低下するということが考えられるんだとか…。

ま、確かにそうかもしれませんね。

これは、結局飼い主の気持ちと、犬の気持ちが繋がっているという事よりも、飼い主がストレスを溜めすぎると、犬を可愛がるって余裕が無くなるから、犬にストレスがたまるとも考えられますよね。

少なくとも、自分のストレスが愛犬に良からぬ影響を与えることは間違いないわけですから、出来るだけストレスを感じているときこそ、愛犬とのスキンシップを取るように心がけましょう。

愛犬たちは、それだけでストレスを軽減してくれるわけですし、犬にまで迷惑かけたらアカンしね。

これ、マイペースな猫には当てはまらないと思われますが、犬を飼ってる方々、覚えておいて損はないと思いますよ。

ストレスを愛犬にまで伝染させないよう注意して下さい。

にしても、色んな研究者がいるもんだねぇ(笑)

ではまた〜。


stress


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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