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2019年06月24日 [からだのこと]

眠りたいのに眠れないのか眠れないから寝ないのか。

お疲れ様です。院長です。

6月24日の月曜日でございます。

さぁ、6月も後半戦に突入なんですが、今年の近畿地方、まだ梅雨入りしていませんよね…。

いや、もうそろそろ始めないと、後半キツくなりますよ?

別に梅雨なしでも良いんですけど、そういうわけにもいかないでしょうし、後半にドバっと降るんじゃないやろか…

あんまり集中するとまた水害ってな事にもなるんで、それもそれで困りものです。

一定量、雨も必要ですし、それが集中するか分散するか…

なんか人生みたいですなぁ(笑)

太く短く、細く長く…

ま、これは人それぞれ考え方もありますが、今日のお話はそんな人生において、相当な時間を割くことについてのお話です。

つい先日、子供の昼寝についてのお話をこのブログで書きましたが、今日はそんな睡眠時間のお話…

睡眠不足による心身への負担は非常に大きいです。

一般的に推奨される睡眠時間は「1日8時間睡眠」がベストと言われています。

が、実際、なかなか8時間は寝れませんよねぇ…。

しかし、今日はそんな睡眠不足の話ではなく、その逆寝すぎのリスクについてのお話なんですよ。

あまり長く寝すぎても不健康で、死亡リスクが高まる可能性があるという調査結果が発表されました。

これは、21ヶ国の11万6千632人を対象に約8年程かけて実施した大規模調査なんだそうです。

研究チームは、21ヶ国の11万6千632人を対象に、平均して7.8年におよぶ睡眠と死亡リスクの関係に関する継続調査の結果をまとめました。

今回発表された調査結果によれば、睡眠時間と死亡リスクの間には「Jカーブ」関係が認められたということです。

Jカーブ?

つまり、死亡リスクが最も低くなるのは睡眠時間が6〜8時間の場合ですが、それよりも短い、睡眠不足の状態では死亡リスクが高まるわけです。

その一方で、8時間よりも長く寝ている場合も死亡リスクが高くなり、睡眠時間と死亡リスクの関係はJ字型の曲線で表されるというわけです。

なお、過去に行われた今回以外の調査でも9〜10時間の睡眠を取る人の死亡率が高いという結果が出てはいるんですが、これに対しては、必ずしも過剰な睡眠が死亡リスクを高めているわけではないという反論が常にあります。

そもそも1日9〜10時間の睡眠を必要とする成人はもともと健康体とは言えないかもしれないということなんですよ。

これは言えるな…。

わたくしの経験ですが、普段は睡眠4〜5時間なんで、土日なんかで今日は寝たろ〜とか思っても、まぁそこまで寝れないんですよね。

ですが、風邪をひいてる時なんか、いつまでも気持ちよく眠れるじゃないですか。

結局、風邪のウィルスが体内にある事により、それだけの睡眠を必要としてるって訳なだけなんですよね。

このわたくしの経験談を裏付けるように、睡眠研究の第一人者で米カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカー教授は、「よく調べれば、9時間以上寝ている人の死亡原因は肺炎などの感染症や癌などである場合が多く、そうした重大な疾患を抱えた人の睡眠時間は長くなりがちだ」と指摘しています。

だね。

で、今回の研究チームはあらかじめそうした批判を考慮に入れ、何らかの病気と診断された人や病気の兆候のある人を慎重に調査対象者から外して継続調査を行ない、その上でやはり今回の結果になったということのようです。

ま、とはいえこれだけで超時間睡眠と死亡リスクに因果関係があるとは言い切れないことは、研究チームも言ってますが、長が時間睡眠が必要な人には、なんらかの問題がある可能性は否めないですよね。

まだ病気になる前の段階だったり、遺伝的に身体が弱く、幼少から長時間睡眠を必要としてる等々…。

これらの場合は、長時間睡眠が死亡リスクを上げてるとは言えないわけで、まだまだ研究の余地はあるようです。

ある意味、長時間の睡眠が必要な場合、なんらかの健康不備があると考えた方が自然かもねぇ…。

まぁ、どちらにせよ、「睡眠時間」は自分で決めてるようで二次的要素に「決められてる」場合がほとんどです。

時間がたっぷりあって、何時間寝ても良いですよって状態で、はたして何時間の睡眠が必要かってこととは少し違いますもんね。

どうあれ…

わたくし院長は、毎日もう少し寝たいです(笑)

ではまた〜。



neteru



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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