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2019年06月18日 [動物のこと]

魚クンのサイン。

お疲れ様です。院長です。

6月18日の火曜日でございます。

6月も折り返して、後半戦でございます。

にもかかわらず、近畿地方はまだ梅雨入りいしておりません。

梅雨入りが遅いという事は、梅雨明けも遅くなるでしょうし、今年の夏は短いであろうって専門家の見解ですな。

ですが、どうせ、9月に入ってもダラダラ暑くて、ある日急に寒くなって、いきなり冬!みたいな…。

紅葉が色づく頃は、もう寒いですからねぇ…。

ってな梅雨の火曜日ですが、今日も元気にネタいこかぁ〜。

昨日は、動物ネタの中でも小さい小さい、アリんこのお話でしたが、今日も動物ネタで攻めてみましょう。

今日の主役は「魚」でございます。

カナダの研究で、野生の魚は危険が迫ると、化学物質を出して仲間に知らせているって事が分かったらしいんです。

魚に限らず、群れで行動する生物たちは、様々な方法で仲間に合図を送ります。

人間は言葉や仕草でコミュニケーションをとりますが、それらを持たない生物は、ある種のシグナルを発することでコミュニケーションを可能としているわけですね。

この魚が放出している化学物質とは「撹乱合図(かくらん)」と呼ばれるもので、捕食者などが接近したことを警告するシグナルだと考えられるんだそうです。

魚が何らかの化学物質を放出することは以前から知られていたことなんですが、今回の研究で、初めて用途が明らかになりました。

実験は、北米の湖に生息するコイ目の「ファットヘッドミノウ」って魚で行われ、仲間の魚と一緒、見知らぬ魚と一緒、単独でと3つの水槽に入れて、捕食者による追跡をシミュレーションするという実験を行いました。

仲間からシグナルを受け取った魚には、いわゆる防衛・逃走反応が生じることがわかりました。

たとえば、じっと身じろぎしなくなったり、さっと逃げ出したり、一ヶ所にぎゅっと集まったりといった行動で、これらは魚が捕食者から身を守ろうとするときに見られるものなんだそうです。

ところが、見知らぬ魚や単独の魚からの撹乱合図を受けても、特にそうした行動は見られなかったそうなんです。

撹乱合図は、捕食者に追われたり、驚いたりストレスを受けたりしたときに自発的に出されるもので、その主な成分は尿に含まれる尿素だと考えられています。

また魚がもっともシグナルを発するのは、仲間の魚がいる場合であることもわかりました。

見知らぬ魚がいたり、自分しかいないような状況ではあまり発しないと…。

これは、魚はシグナルを発して、近くにいる仲間に合図を送っているということの表れだそうで、見知らぬ魚がいる場合は、あえて知らせることはしないんだねぇ(笑)

まぁ、見知らぬ魚からしたら、見知らぬ魚が、ビビってオシッコちびった位にしか思わないでしょうねぇ…。

この「見知らぬ」って部分、他の種類の魚なのか、同じ種類の魚でも知り合いでない魚の事なのかその辺はよく分かりませんが、少なくとも合図を受け取る側も、これが危険のサインだと分かってないといけないわけですもんね。

また、水中に放出されたこれらの物質を、キチンとキャッチ出来る能力ってのもスゴイですよね。

このように、動物にはわれわれに無い特殊な力が色々あります。

そしてそれらの能力は全て、生きていく上で必要な能力ばかりです。

その点、ヒトは道具を使うという、他の生物に真似できないことを覚え、他の能力がドンドンなくなっていったんでしょう。

よく「未来人」の予想イラストなんかで、頭だけが大きくなって手足が細こいの見かけますけど、これからヒトが進化するとしたら、そういう感じなんでしょうねぇ…。

ヒトは知らぬ間に頭脳以外の進化を止めてしまったのかもしれません。

ってな感じでこれからも動物の特殊能力にはスポットを当てていきたいと思います。

ではまた〜。




osakana



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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