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2019年06月06日 [色々なこと]

ダミアン・ソーンとスペースパワー

お疲れ様です。院長です。

6月6日の木曜日でございます。

6月6日…。

ダミアンの日。

我々世代の人間なら、みんなそう思うはず。

悪魔の子ダミアン。

時代が令和に変わり、もう昭和のホラー映画なんぞ今見たら滑稽に見えると思われるかもしれませんが、意外とそうでもありませんぜ。

このダミアン、オーメンって映画に出てくる主人公なんですが、公開されたのが1976年ですから、昭和51年ってことになります。

って、こう書くと「昭和」ってほんとに長かったんやねぇ…。

で、その昭和のホラー、オーメンに登場するダミアン・ソーンの誕生日が6月6日なわけですわ。

ま、毎年同じような書き出しですが、一昨年に詳しく書いてますんで、ダミアンに興味のある方は、こちらをどうぞ。

で、そんな悪魔の子ダミアンの誕生日、6月6日ですが、今日はホラーな話ではなく、地球にやさしい最先端のお話…。

太陽の力を借りる、ソーラーパワー発電ってのは、みなさんご存知でしょうけど、今日ご紹介するのは、もっと上の方から降り注ぐパワー。

スペースパワーってヤツで、夜の空から発電が可能であることがアメリカの研究で証明されたそうです。

スペースパワー?

一体、何で発電するんでしょう。

答えを先に書くと、極寒の宇宙と暖かな地球の大気が生み出す寒暖のコントラスト――

こいつを利用すれば、ソーラーパネルと似た要領で発電ができてしまうのだそうなんですよ。

しかもソーラーパネルと大きく違って、こちらのシステムは夜にこそ真価を発揮するそうで、夜や悪天候であっても発電が可能な、新しい再生可能エネルギーとして期待されるってことなんですよ。

そもそもソーラーパネルは、基本的に大きな光ダイオードで、シリコンのような素材の中にある電子を励起させることで、太陽から届いた光子(光の粒子)を電気に転換する半導体でできています。

しかしアメリカ・スタンフォード大学のオノ・マサシ氏らは、このときの光ダイオードの動作を逆転させ、光子を赤外線放射(熱放射)として装置から放射することにしました。

すると、このときに少量の電気が作られるそうなんです。

ま、分からんでもええよ。

とにかく電気が出来たんよね。

わたくしもよく理解はしておらんが、やり方としては赤外線半導体を夜空に向けます。

すると、地球よりも宇宙のほうが寒いために、熱は宇宙へ向かって逃げようとします。

発電はこの流れによって行われるわけですな。

まぁ、理屈はええとしても広大な宇宙をエネルギーに変えることが出来るとしたなら、これはもうエコの極み。

実用化されるまでは、まだかかりそうですが、可能性はそれこそ宇宙のように無限に広がります。

なお今回の実験で発電できたのは、1平米あたり64ナノワットとごくごく微量でしかありません。

それでも、あくまで概念実証の段階ですから、それに成功しただけでも素晴らしい成果だといえるでしょう。

実用的な程度に発電ができようになるまでは、もっと効率性を上げる必要が当然ありますし、現在のソーラーパネルが1平米あたり100〜200ワットを発電できることを考えれば、まだまだ足りなさ過ぎますな。
 
理論上は、適切な素材と条件を揃えることで、今の100万倍以上にあたる、1平米あたり4ワットを発電できるようになるそうです。

まだまだ実験段階ですが、理論上出来ることは人類の叡智をもってすれば確実に超えてくるでしょう。

こういった研究は、地球の未来にとって本当に明るいものですし、電力だけに光り輝いてもらいたいもんですな。

そして、何といっても原発をゼロにするって目標がありますし、そこに向かって少しでも前進していって貰いたいです。

われわれ地球人の明るい未来を照らすスペースエネルギー。

ぜひ、わたくしの生きてるうちに完成させてもらいたいもんですな。

ではまた〜。


so-ra


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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