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2019年05月31日 [色々なこと]

非熱プラズマ。

お疲れ様です。院長です。

5月31日の金曜日でございます。

ついに5月も終了だす。

明日から6月って事でついに梅雨〜夏へのカウントダウンが始まりますな。

まぁこれから身体にはキツイ季節ですし、体調管理は万全でいかんとねぇ…。

ですが、何となく「夏」ってのは気持ち的にはテンション上がる気はしますし、とりあえずどうせ暑いんなら、梅雨だけは早く終わって下さい。

てことで、梅雨前の5月末でございますが、今日もネタ突入といきましょう。

今日のネタは、ウィルスを殺す装置のお話です。

アメリカの研究で、空気中に漂うウイルスを99.9パーセント殺す装置が開発されたってなネタをぶっこんでみましょう。

その主役とは「プラズマ」ってやつなんですな。

まぁ、わたくしも含めて、「プラズマ」って言葉はみなさん聞いたことありますよね。

「プラズマテレビ」とか「プラズマクラスター」とか…。

なんか電気っぽいけど、よく分からないもの…

そんな認識ではないでしょうかね。

では、折角ですから「プラズマ」ってなに?って解説をしてみたいと思いますが…

うまく説明できますかなぁ…

まず、温度が上昇すると、物質は固体から液体に、液体から気体にと状態が変化します。

そして、気体の温度が上昇すると気体の分子は解離して原子になり、さらに温度が上昇すると原子核のまわりを回っていた電子が原子から離れて、正イオンと電子に分かれます。

この現象を電離とよび、そして電離によって生じた荷電粒子を含む気体が「プラズマ」というわけです。

はい。

難しいのは分かってます。

でも何となく分かれば先に進めるので、進みますが、このプラズマってヤツは高温を発する性質があります。

そりゃ、温度を上昇し続けていくと発生するわけですから、常に高温とは隣り合わせですな。

ですが気圧を下げると、低温でもプラズマが発生するようになるんだそうで、これが非熱プラズマとよばれるものなんです。

で、中身は分からなくても、この「非熱プラズマ」を応用して、新たに空気の殺菌を行う装置が開発されたわけですわ。

簡単に言うと、空気の中を漂う危険なウイルスをプラズマで駆逐する超高性能フィルターってことで、 研究によれば空気中のウイルスのじつに99.9パーセントまで殺せるという結果も出てるそうです。

99.9っつったらもう全部やん(笑)

ウイルスの中には、空気に漂いながら数キロも生きられるものもいたりします。

この空気感染を可能にする特性は、そのウイルスの感染力を高めるだけでなく、予防を大いに難しくする厄介なものなわけですね。

しかし非熱プラズマを利用した新しい装置は、この状況を一変させる潜在能力を秘めているそうなんです。

建物に組み込めるよう設計された新開発のリアクターは空気が流れ込むようにできていて、気流がビーズの隙間を通過するとき、そこに漂うウイルスを「ラジカル」という不安定な原子によって酸化してしまうのだとか…。

難しいことは置いておいても、その殺菌効果は恐るべきもので、コンマ数秒という瞬く間に、ウイルスの99.9パーセントまでを除去することができるそうなんです。

現在、空気の殺菌を行う技術はごく限られたものしかありません。

ですが、この非熱プラズマ殺菌法は、効果的かつ迅速で、しかも安価な空気殺菌フィルターになる可能性を秘めているということなんですね。

今、米ミシガン大学の研究チームは、感染したブタが飼育されている養豚場でその威力を試しているところだそうで、施設から吹き出てくる病原菌入りの排気できちんと効果を発揮できるかテストしている段階だそうです。

こうした実験を経て、改善が進めば、将来的には空気清浄器型のウィルス除去装置や、人が装着できるマスクなんかにも応用出来る可能性があるって事なんですね。

ウィルスを死滅させるマスクとか、スゴイやんね。

この装置があれば、ついに風邪をひかないようになるかもしれませんよね。

是非、研究を進めて完成させて欲しいもんです。

これは、わたくしの生きてるうちにいけるかも…

ではまた〜。



kuuki



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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