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2019年05月14日 [色々なこと]

「有機還元葬」

お疲れ様です。院長です。

5月14日の火曜日でございます。

5月も2週間が過ぎて、ようやくやる気スイッチが入ってきましたよ(笑)

なにしろスロースターターなもんで、どうにもなりまへん。

世間じゃ、ボチボチ今年の梅雨はどうだのこうだの言うてますが、去年も雨は少なかったですよね。

その分、暑くて往生しましたが今年も暑くなりそうな予感です。

てか、年々暑さが殺人的になってますよね。

これが地球温暖化のなせる業なら、そのうちヒトが生きれない星にでもなっちゃいそうですなぁ…。

そんな梅雨前ですが、今日も元気にネタ突入といきましょう。

今日のネタは、ここでも何回か取り上げてる「葬」のお話…。

「葬」(そう)とは、そう、火葬、土葬などの葬のことで、アメリカワシントンで、新しい「葬」が合法化される見込みだそうです。

どんな「葬」かといいますと、それは人間の遺体を堆肥にし、自然に還す「有機還元葬」なんだそうです。

「堆肥」?

つまり、肥やしですな…。

これは従来の土葬とも少し違って、微生物の力を借りて遺体を分解してもらい、堆肥を作り、それを自然(土)に還すというものです。

これをワシントンのインスレー知事が、署名をしさえすれば、2020年5月から施行されることになるそうです。

そして実行されれば、ワシントン州は、人間の堆肥化を可能にした最初の州となるわけです。

人間を堆肥にし、土に返すプロジェクトの提案者であり、そのために立ち上げた企業「リコンポーズ」社のCEOであるカトリーナ・スペードさんにとって、法案の可決は長年の願いが叶った瞬間であり、同時に彼女のビジョンを実現させる次の一歩の始まりとなったわけなんです。

で、そのビジョンってのが、都会暮らしでもできる土を基本とした地球に優しい死体処理ってことなんだそうです。

ワシントン州では人が死んだ後の、「葬」は2つの選択肢があります。

火葬か土葬でですが、スペードさんは、どちらも良いものとは思えなかったそうなんです。

彼女は、このアイデアを閃いてからというもの、専門家の協力を仰ぎながら、微生物によって土の中の人の遺体が分解されるプロセスについて研究を続けてきたそうです。
 
そこから明らかになったのは、結果として残される堆肥は、有害な病原菌や金属という点において州や国が定める安全基準を満たしているということだったそうです。

つまり、きちんと作ったヒト由来の堆肥は、ちゃんと安全に使えるということで、とても安全な遺体のリサイクル法ってことのようです。

米環境保護庁が有機還元葬の金銭的・環境的コストを調査したところ、非常に効率的かつ、環境的にも健全な埋葬法であることが判明しているそうです。

たとえば、有機還元葬なら火葬に使われるエネルギーの8分の1で済み、その分二酸化炭素の排出を抑えることができるってオマケもついてます。

そして、環境に悪く、しかも高価なニス塗りの棺桶を用意する必要もないわけなんですよね。

しかも、この有機還元葬は、火葬、土葬に比べて費用的にも安価に済むということです。

有機還元葬は専用の施設で行われて、そこで遺体はワラやウッドチップといった自然素材に覆われ、3〜7週間かけて微生物の活動によって分解されるそうです。

もちろんこの間、遺族はそこを訪問してもいいですし、残った土を持ち帰って、好きなように使うこともできるわけです。

もし遺族が要らないというならば、地域のグループに託し、堆肥として利用されるってことなんですって。

まぁ、自然に還るという意味では、一番いい形の気もしますよね。

わたくし的には、日本で行われる火葬に対して、なんか熱っついの嫌やなぁ〜って思ってましたから、ゆっくり時間をかけて微生物に分解される方が良いなぁ〜と。

でも、この場合、墓ってのはどうするんでしょうね?

残った土を入れるんでしょうかね?

墓がなく、ほんとに自然に還るってのはまぁちょっとねぇ…。

みなさんはどうですか?

わたくしは普通に墓に入りたいです。

ではまた〜。



hakaneko



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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