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2019年05月10日 [からだのこと]

小人族とか。

お疲れ様です。院長です。

5月10日の金曜日でございます。

あっちゅう間に、5月も1/3過ぎちゃいましたがな。

そらあんだけ休めば、時も流れるってなもんですが、残り20日しかおまへん。

連休前から、何となくバタバタしてた感じでしたが、ここへきてやって落ち着いた感じですな。

そして、これから梅雨が来て夏が来てと、色々体調面で不具合が起こることも多いと思いますんで、みなさん注意して下さい。

人間の体調ってのは、どうも気候に左右される部分が大きいですし、これからの不安定な季節は辛いよねぇ…。

わたくし院長も、雨が降ると古傷の腰と膝が痛みます。

ま、膝に関しては、ちょっと体重が重すぎることも要因なんですが、階段を上るのが苦痛ですわ。

ってな感じの梅雨前ですが、今日も元気にネタいきましょう。

今日のネタは、我々人類の過去にまつわる秘密がまた一つ掘り起こされたってネタでございます。

フィリピン、ルソン島のカヤオ洞窟で骨のようなものが、発掘されたんですが、これがどうも人骨で、しかもこれまで知られていなかった未知のヒト族種のものであることがわかったそうなんです。

拡大を続けるヒトという系統樹に新しい仲間が加わったって事のようなんです。

こんなんがまだ発見されたりするんやんねぇ…。

この小さなアジアのヒト族は、「ホモ・ルゾネンシス(Homo luzonensis)」と名付けられたそうです。

ホモ・ルゾネンシス(ルソン原人)発見のきっかけとなったのは太古の足の骨だったようです。

それは2007年の調査で「第3中足骨」という足の骨が、フィリピン、ルソン島のカヤオ洞窟で見つかっていました。

これまでに知られている中で最古のホモ・サピエンスは、パラワン島で発見されたもので、3万〜4万年前のものでした。

しかし、2007年に発見された謎めいた足の骨は、それよりさらに古く6万7000年前にまでさかのぼることができるという話なんです。

そして今回、その足の骨が発見された同じ岩石層から、足骨、手骨、大腿骨および歯の一部など、さらに12点の骨が発掘されたってことなんですよ。

それらは大人2名、子供1名のものだと考えられるそうです。

きっと家族丸ごとですな。

で、ここからがスゴイ話なんですが、この化石は見慣れた形でありながら、私たちをはじめとするヒトとは違う特徴を持っているそうなんです。

たとえば小臼歯は、アウストラロピテクスやホモ・エレクトスにある特徴を備えているそうなんですが、大臼歯は、小ぶりではありますが、ホモ・サピエンスに似た形状だということなんです。

足の骨(特に趾骨)は、我々のものよりも大きく湾曲していて、木登りが上手だった可能性が窺えるそうです。

木登り…。

ちょっと意外やね。

そして、これらの特徴を合わせ持つ個体は、既知の種に分類することはできないってことなんですな。

発見された化石は小さく、「ホビット」という愛称があるホモ・フローレシエンシスのような小型種の一種であることが示唆されているそうです。

残念ながら、今のところ化石からDNAは抽出できていないそうで、このホモ・ルゾネンシスを系統樹のどこに位置付けるべきかはまだはっきりしていないそうですが、まぁ、新種であることは間違いないようです。

しかも、小人(こびと)といってもいい位小さいんだってさ。

この種が我々の祖先かどうかを含めて、まだ謎だらけですが、ヒトという括りの種族も、実はたくさんいたのかもしれませんね。

そのたくさんいた種から、進化したもの絶滅したもの色々あって、最終形がいまの人類なんかなぁと…。

ま、今が最終形とは言えないかもしれませんが、これから人類が進化していくには、まず地球環境を整えないと、ほんまにアカンよね。

ではまた〜。


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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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