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2019年05月01日 [動物のこと]

令和とサル

お疲れ様です。院長です。

5月1日の水曜日でございます。

ついに平成が終わり、令和時代に突入です。

昨夜はやはり、平成〜令和のカウントダウンって事で、日本中が盛り上がってたようですな。

わたしゃ、特に何するわけでもなく、いつも通りジムに行ってトレーニングして、酒飲んでその瞬間を迎えましたよ。

まぁ、ねぇ…。

盛り上がりをみせてるところでは、盛り上がっておりましたが、大半の日本人は静かにその時を迎えたんじゃないでしょうかね。

にしても、今日から新時代。

新天皇万歳ですな。

そして、10連休も半分の5日目となり、何となくすでに寂しさがこみ上げてきてはおりますが、まぁ、まだまだGWはこれからだぜ。

そんな、普段ならただのメーデーである5月1日、来年から祝日になるんでしょうか…。

29、30、1日で、昭和の日、平成の日、令和の日ってのも、面白いと思うんですが、毎年これだけの大型連休となると、それもちょっと怖いなぁ…。

ポイントは1日なんですよね。

ここが、祝日になっちゃったら自然と連休がのびますからねぇ…。

ま、来年は来年さ。

ってことで、令和最初のブログですが、今日はまぁ新時代って事で、最先端なネタでもお送りしておきたいと思います。

相変らずぶっとんだ研究が行われてる中国のネタなんですが、サルの脳にヒトの遺伝子を移植して、認知機能を進化させる実験が行われてるんだそうですよ。

サルにヒトの遺伝子…。

なんか、サルが進化しそうですが、もうこんなんやっちゃいけん領域でしょう。

当然、中国でもこの実験を巡り学会を二分する議論が繰り広げられました。

一応研究の目的としては、ヒトが知性を獲得するにいたった進化プロセスを探求することとなっております。

つまり、サルを人間にしようって事っすかね?

研究者いわく「サルに遺伝子を移植することで、ヒトの脳の起源にまつわる遺伝的基礎を実験的に調査した初の試み」だそうで、ヒトの脳の発達に重要だったと推測されている「MCPH1遺伝子」がサルの胚に移植されたそうです。

移植を受けたサル11匹のうち、6匹は死亡!

無事生き残った5匹に、MRIによる脳のスキャンや記憶テストなどを受けてもらい、移植による影響を観察しました。

その結果、脳の大きさの点では特に違いは認められなかったそうですが、短期記憶テストでは優れた成績を収めることができたんだそうです。

また移植を受けたサルの脳の発達期間が通常よりも長くなり、ヒトの脳の発達との類似が確認されたってさ。

その前に、半分以上死んでんじゃん。

まぁ、進歩に犠牲はつきものなのかもしれませんが、なんか違う気もするなぁ…。

当然、この類の実験には、倫理的な観点から強い批判があります。

今回の研究実験は大学の倫理委員会から審査を受けており、動物の権利に関する国際基準や国内外で推奨される科学慣行にもしたがったものだ、という事なんですがねぇ…。

動物実験に関しては、当然、愛護団体やその他から、強い圧力がかかっておりますが、そこはまぁ、目的が目的ですから、全ては否定できませんよね。

でも、今回のとかは、ただ「知りたい」って欲求だけなんじゃないのかなぁ〜って気がします。

例えば、病気を治すためとか、役立つことなら仕方ない気もしますが、今回のは「ヒトの脳の起源にまつわる遺伝的基礎を実験的に調査」ですからねぇ…。

ヒトの脳の起源を知るために、サルを殺すのはどうかと思いますねぇ…。

それと、この実験には、そもそも大きな問題があります。

つまり、サルにヒトの遺伝子を移植するってこと自体が問題ですしね。

ヒトの遺伝子を移植されたサルが、サルでなくなってしまうかもしれませんし、ここも踏み込んじゃいけない領域ではないでしょうかねぇ。

それよりも何よりも、11匹中、6匹死ぬような危険な実験、あきませんて。

令和の1発目が、このネタってのもなかなかディープですが、令和は平和な時代になって欲しいもんねぇ…。

ではまた〜。




saruneko



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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