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2019年04月22日 [からだのこと]

セクシャルバイオレットライト。

ばいお疲れ様です。院長です。

4月22日の月曜日でございます。

平成も残すところ後8日…。

そして、徐々に暖かい日が増え、春の訪れを感じさせてくれるようになりましたね。

この辺から暑くなるまでって意外と短いんで、そろそろ夏に向けての準備も必要かと思いますのことよ。

ま、夏服にするには早いけどね。

でも、蒸し々しだしたら、もうすぐ夏ですけんね。

夏になると、薄着って事もあり、ダイエットな話しがよく出てきますが、夏の定番と言いますとダイエットと日焼けについてではないでしょうかね。

いつの頃からか、日焼けは身体に悪いなんて風潮がありますし、わたくし院長も基本的に日焼けは嫌いです。

ま、別にお肌がどうのと言うわけではないんですが、日焼けの跡って結構、かっこ悪くないですか?

例えば、ティーシャツの跡とか、短パンの跡とか…。

黒くなるのは構わないんですが、あの日焼け跡がいやで、わたくし院長は、夏場は出来るだけ日焼け止めを塗るか、長袖を着て歩きます。

そんな色白男子でございますが、実は今まさに、3月から5月ごろって紫外線量がグッと強まる時期なんですね。

当然、強い紫外線は、シミやシワの原因となるほか、浴びすぎると肌が老化するだけでなく皮膚ガンになってしまうリスクがございます。

って書くと、紫外線はとんでもなく悪いように感じると思いますが、実は最近の研究では、紫外線は100%悪とも言い切れないことがわかってきたんだそうです。

太陽光はそもそも、体内時計の調節やビタミンDの生成といった働きがあるのに加え、近年、紫外線に隣接する波長の光「バイオレットライト」に近視を抑制する可能性があることが新たに発見され、大きな話題となっているのです。

バイオレットライト?

紫の光…

初めて聞きましたが、近視を抑制ってな効果があるなら、これはスゴイですよね。

そもそも太陽光は地球上に棲むすべての生物が生きるのに欠かせない大切な光ではあります。

人の体内時計は、24時間15分程度で動いているといわれていて、朝、カーテンを開けるなどして陽の光を浴びることで生体がリセットされて、活動モードに切り変わります。

一方で、人が一定期間、洞窟で陽の光を浴びずに生活したところ、一応夜になると自然に眠くなるものの、目覚めたときにリセットできないため、そのズレが2カ月程度続くと丸1日分の時差が生じたという実験もあるんだそうです。

とはいえ、現代人の中には、夜型の方もいらっしゃいますし、あまり陽を浴びない生活をしている人も少なくないと思います。

では、そうした陽を浴びない生活を続けた場合、どんな弊害があるのでしょうか…

太陽光を浴びないと生体リズムがリセットできず、時差ボケのような状態が続いて、睡眠障害をはじめ、意欲の低下、ひいてはうつ病が起こりやすくなるそうなんです。

また、免疫力が低下することで、糖尿病やガンといった大病にもつながるといわれており、日々の体調不良はそのシグナルかもしれないので注意が必要だと…。

体内で1日に必要なビタミンDを生成するためには、1日30分程度、夏なら10分ほど陽を浴びれば十分らしいんで、せめてこれ位は何とかしたいもんですな。

ま、でも完全に昼夜が逆転している生活の人以外は、これ位なら普通に生活していても大丈夫でしょう。

ちなみに、この太陽光を浴びるって行為、日焼けが気になる人は日焼け止めを塗ってもOKだそうですから、安心ですな。

太陽光は、「紫外線」や「赤外線」、「X線」といった光から、「ブルーライト」のような光までさまざまな種類で構成されています。

近年、新たに発見された「バイオレットライト」も太陽光の一部で、実は太陽光線は一直線で進むのではなく、細かい波状に振幅しながら進みます。

その振り幅を波長といいますが、バイオレットライトは、紫外線とブルーライトの間に位置する波長の光なんだそうです。

つまり、紫外線やブルーライトと波長が近い光ということのようですな。

で、話を戻して、慶應義塾大学医学部から、なんとこのバイオレットライトが、近視の進行を抑える可能性があるという研究データが発表されました。

これまで近視が発症したり、進行したりするメカニズムは解明されていませんでしたが、「バイオレットライト」を浴びたヒヨコの近視の進行が抑制され、しかも、進行を抑制する遺伝子の数値が上昇していることが、世界で初めて発見されたとのことなんです。

ヒヨコの近視…。

どうやって視力検査したんでしょ。

てな事は置いておいて、それからさらに、慶應義塾大学医学部が、ヒトの臨床データを用いた研究で、コンタクトレンズで視力矯正をしている13歳から18歳の子どもについてデータ解析しました。

それによると、バイオレットライトが目により多く入るコンタクトレンズを装用していた子どものほうが近視の進行抑制がされていた可能性が示唆されたと…。

日常生活で適切にバイオレットライトを浴びるには、1日2時間程度を目安に屋外活動をすることがおすすめだということです。

注意点としては、屋内にいる場合、窓などにUVカットガラスが使われているとバイオレットライトまで遮断してしまうんだそうですし、一般的なメガネに使用されているレンズもバイオレットライトをカットしてしまうのだそうです。

ですが、最近ではメガネのレンズにもバイオレットライトを通すものが登場してきているらしいんですね。

つまり、このバイオレットライトの効果が、広く認識されだしたってことなんでしょう。

ま、13歳〜18歳の子供に効果があっても、もうわたくし院長クラスになると何の効果もない気もしますが、やはりある程度「陽に当たる」って行為は必要なんでしょう。

これからしばらく、麗らかな気候ですんで、ちょっと散歩でもいってみましょうか。

ではまた〜。




hiyokoneko




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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