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2019年04月18日 [動物のこと]

クジラ12号

お疲れ様です。院長です。

4月18日の木曜日でございます。

4月ももう後半ってことで、さすがに寒くはなくなってきましたな。

そうこう言うてるうちに、暑くなってきますから要注意だす。

ま、それまでに梅雨がありますが、去年もそんなに雨は降らず、やたらと暑くなるのが早かったなぁ…。

年々、夏が暑くなり、良い季節が短くなってる気がしますが、これも地球がどうにかなっちゃう前触れなんだろうなぁ…。

そりゃ、あの恐竜も絶滅したり海がひっついたり大陸が出来たり離れたり、地球の長い歴史の中では、いろんな事が起ってます。

生き物もそうですよね。

恐竜みたいのが栄えてた時代もあれば、現代じゃ生きてく場所もないしね。

そんな歴史の中でもまだまだ分からない事が多くて、今日のお話もそんな太古の生物のお話なんですよ。

今日のお話は、その昔、4本足のクジラが陸と海の両方で暮らしていたんじゃないかって研究発表があったそうです。

これは、南アジアに続き南米ペルーでも化石が発見されたことによるものです。

クジラは海の中で暮らしていますが、哺乳類ですし、その祖先は4本足を持っていたと言われても、まぁそこまでビックリしないわね。

約5000万年前を生きたクジラは、今よりも小型で、その足を使いながら陸と海の両方で暮らしていたそうなんです。

これまでインドやパキスタンで4本足のクジラの祖先の化石は発見されていたそうなんですが、南米ペルーでも、同様の化石が発見され、ますます信憑性がでたってお話です。

現代の滑らかな巨体を持つクジラだと、陸はおろか浅い川でも生きられないようなイメージですが、彼らの祖先は、5000万年前に陸上で暮らすウシ目の動物から分岐した哺乳類なんです。

ですから、クジラの祖先は小型のシカのような姿で、蹄のある4本足があったと考えられるそうです。

インドで発見された化石は、クジラになる直前の動物が出産や食事は陸上で行なったが、危険がせまると水に身を隠しただろうことを示しているんだそうです。

へぇ…。

イメージ的にはカバとか、サイとかそんな感じかね。

彼らはかなりの時間を浅瀬ですごし、水草や無脊椎動物を食べ、やがて小魚や両生類も口にするようになっていったそうです。

クジラ最古の化石は5300万年前のもので、インド北部のヒマラヤと、パキスタンで発見されました。

その化石からは、カワウソやビーバーのように陸の上を歩く能力を保ちつつも、水辺での生活から徐々に水の深いところへ移っていった様子が窺えるそうです。

カワウソやビーバーから、クジラってのがもう想像できませんが、新たにペルーで発見されたペレゴセタス・パシフィカスは、まだ陸で暮らす力をそなえていてが、およそ4200万年前に海に出たようです。

それでも完全に海の生活に適応していたわけではないですが、かなりの水泳能力はあったようですね。

でも結局、クジラの仲間は長い時間をかけて骨盤骨が脊椎から離れ、泳ぎやすくなった一方、浮力をえられる水中で過ごす時間が長くなったことで、進化のリソースは体重を支えられるだけの強靭な足を作ることには割かれなくなっていったわけです。

やがてクジラの前足はヒレに変形し、後ろ足は退化して消えたと考えられています。

って、進化ってほんまにスゴイもんやねぇ…。

必ずしも進化っていっても、よくなってるとは限りませんが、一つの種がほぼ違う生き物のようになっちゃうんですからねぇ…。

人間も、温暖化などで、地球が住みにくくなったら海中に出るって選択肢を取るかもしれませんよね。

人間も動物ですから、進化していく可能性はありますからねぇ…。

ですが、それも何億年も先の話でしょうし、まずは本気で地球温暖化を止めないと、人間が進化する前に「絶滅」してしまうかもしれませんよね。

ま、どっちにしろ、わたくしが生きてるうちは、なーんにも変わりませんけどね。

ではまた〜。



kujiratoneko



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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