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2019年03月31日 [からだのこと]

(109)サンデーイルネス(仮)肺アスペルギルス症について

お疲れ様です。院長です。

3月31日のサンデーイルネスでございます。

さぁ、ついに3月も最終日でございますよ。

明日から4月だ新年度だ、そして…

新元号発表だわさ。

やはり、近付くとちょっとドキドキするねぇ〜。

何になるか、今日は日本中、その話題で持ちきりだと思いますが、何になるかねぇ。

わたくし院長、3月12日のブログで、ズバリ予想しております(笑)

良かったら見てきてください。

そして、もし当たったらなんかください(笑)

にしても、気になるねぇ(笑)

まぁ、楽しみってのももちろんですが、色々修正が必要だったり、弘泉堂通信の印刷を待ってる状態なんですよね。

折角ですから、新元号について触れないのもおかしいし、明日発表があってから、ちょちょいと更正し直して印刷に回そうかと思ってるので、もう記者なみに待ちの状態だったりします。

そんな、3月の最終日ですが、今日もイルネス辞典、張り切っていきましょう。

今日は「肺アスペルギルス症」について解説していきたいと思います。

まずはどんな病気かってことですが、アスペルギルスは糸状真菌(しじょうしんきん 一般的にはカビですな)の一種で、多くは自然界に広く分布しています。

肺アスペルギルス症はその病態によって、肺アスペルギローマ、慢性壊死性(えしせい)肺アスペルギルス症(CNPA)や侵襲性肺(しんしゅうせいはい)アスペルギルス症(IPA)に区別されています。

肺アスペルギローマは、陳旧性(ちんきゅうせい)(以前からあって今は活動していない)で、肺結核や肺嚢胞(はいのうほう)などの肺の古い空洞性病変に、吸入されたアスペルギルス属の胞子が空洞内で増殖し、典型的には菌球を形成します。

CNPAは、肺アスペルギローマと侵襲性肺アスペルギルス症の中間に位置する病態で、何らかの全身性の基礎疾患を有し、数週間〜数カ月の臨床経過で増悪する病態と考えられています。

IPAは血液悪性腫瘍患者の抗がん化学療法に伴う好中球減少時、臓器移植患者の免疫抑制薬投与時や、膠原病(こうげんびょう)患者の大量長期の副腎皮質ステロイド薬投与時などに発症する急性呼吸器感染症です。

アスペルギルス属の菌糸が血管内に侵入し、時に他の諸臓器のいろいろなところに病変を形成します。

肺アスペルギローマでは、咳、喀痰(かくたん)、胸痛、呼吸困難などの一般的な呼吸器症状が現れます。


血痰(けったん)や喀血(かっけつ)の頻度は他の呼吸器感染症よりも多いのですが、無症状のまま胸部X線異常で発見されることが最も多くなっています。

IPAは、突然の発熱が起こり、その後に喀痰、咳、呼吸困難などの症状が現れます。

病変が胸膜に接して存在することが多いため、胸痛を伴うこともあり、また血痰や喀血が起こることもあります。

肺アスペルギローマでは、胸部X線写真で典型的な菌球を認めれば、診断は比較的容易です。

ですから、早めの受診がポイントです。

ですが、治療の方法としてアスペルギローマは外科的切除が原則と言われていますから、まぁそれなりに大ごとです。

いろんなパターンがあるので、やはり早めに受診し、少しでも早く治療を開始するのが一番ですね。

いかがでしたか?

まだ急に寒くなったりしますんで、身体には気をつけて新時代を迎えて下さいね。

では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。



keito



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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