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2018年12月23日 [からだのこと]

(95)サンデーイルネス(仮)肩石灰沈着性腱炎について

お疲れ様です。院長です。

12月23日のサンデーイルネスでございます。

なんと、今日は平成最後の天皇誕生日でございます。

で、日曜ですから、明日のクリスマスイブは振替休日になるという粋な計らい(笑)

さすが平成最後のクリスマスでんな。

ってことで、23日ってことはもう、今年もあと1週間ってことで、次回は30日で今年もお終いでございます。

まぁ、だからといって、特別なにってことはないですが、今日辺りクリスマスムードは満開ですし、みんな浮かれてるんやろなぁ〜(笑)

とか言うてるわたくし院長も、明日も休みの連休なわけでそれなりにエンジョイさせていただいております。

クリスマス〜年末っていう、一年で一番楽しい1週間やでねぇ〜。

あ、来週は30日ってことは、もう正月休みに入ってますし、もう今年のお仕事も1週間切ったわけですわ。

てな感じで、今日のイルネス辞典は「肩石灰沈着性腱炎」について解説していきたいと思います。

まずはどんな病気かってことですが、40〜50代の女性に多くみられ、肩腱板(けんけんばん)内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じ、肩の疼痛・運動制限をきたす病気です。

特徴的に痛みがひどいです。

いわゆる「五十肩」といわれる肩の腱板炎に似た症状ですが、痛みがひどく、運動制限もかなりあります。

では原因は何かってことですが、これには諸説ありまして、いまだ特定はされていません。

石灰は当初は濃厚なミルク状で、時間の経過とともに、練り歯磨き状から、石膏状と硬くなってきます。

多くの場合は夜間に突然生じる、激烈な肩関節の疼痛で始まります。

痛みで睡眠が妨げられ、肩関節を動かすことができなくなります。

発症後1〜4週に強い症状を呈する急性型、中等度の症状が1〜6カ月続く亜急性型、運動時痛などが6カ月以上続く慢性型などに分けられます。

肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)の症状とよく似ていますが、X線撮影によって肩関節部に石灰沈着の所見が確認できます。

石灰沈着の位置や大きさを調べるためにCT検査や超音波検査なども行われます。

また腱板断裂を合併することもあるので、MRIも撮った方がいいでしょう。

では、治療の方法ですが、石灰成分は自然吸収されることが多いのですが、残ることもあります。

急性例では激痛を早く取るために、腱板に針を刺して沈着した石灰を破り、ミルク状の石灰を吸引する方法が行われます。

三角巾・アームスリングなどで安静を図り、消炎鎮痛薬の内服、水溶性副腎皮質ホルモンと局所麻酔薬の滑液包内注射なども行われます。

ほとんどの場合、保存療法で軽快しますが、亜急性型、慢性型では、石灰沈着が石膏状に固くなり、時々強い痛みが再発することもあります。

硬く膨(ふく)らんだ石灰が肩の運動時に周囲と接触し、炎症が消失せず痛みが続き、肩の運動に支障がある場合には、手術で摘出することもあります。

とまぁ、こんな感じの疾患なんですが、基本的に原因不明と言われてますから、なかなか防ぎようもないんですが、早めの治療で回復も早まります。

ある日突然、肩にビックリする位の痛みが走るのがとにかく特徴ですから、今まで感じたことのない痛みを感じた場合、速やかに整形外科を受診しましょう。

普通にレントゲンを撮ってもらうだけで発見されますので、早期発見することが大事です。

いかがでしたか?

来週はついに今年最後のイルネス辞典です。

年の瀬、色々と忙しいでしょうけど、風邪などには気をつけて下さいね。

では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。




katakansetu




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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