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2018年11月30日 [日々のこと]

師走(シハス)みそか。

お疲れ様です。院長です。

11月30日の金曜日でございます。

ついに晦日っすね。12月末が大晦日ってんなら、11月末は中晦日やんねぇ。

ちなみにこの「みそか」って、まぁ月末の事を指す言葉になってんですけど、本当は「30日」の古い読み方なんだそうですよ。

ついたち、ふつか、みっか、よっかと続いて、さいごに「みそか」と言うそうです。

ってなると、11日以降はどう読むねん?って気になるよな。

で、調べるとどうも足し算するようで、例えば11日なら、10日(とをか)の「とを」に「あまり」をつけて「とを あまり ひと」と読むらしいです。

ですが、当然長いし使いづらいんで、廃れていったと…

今では、1〜10と20、30以外は、ほとんど使わないようですな。

そうなると、大晦日ってのも本来、12月30を指しちゃうやん。

と思い、これも調べたところ12月は年の最後ですから、最終日を晦日として大晦日、そして30日を「小晦日」と呼ぶんだそうです。

ええ!

11月30は中晦日とか、適当な事書いちゃいましたけど、中晦日ってのはないみたいです。

てな、雑学を交えたオープニングですが、日本文化ってこういう古いものを、結構普通に残すからややこしいっちゃややこしいんですよね〜。

英語で言えば、20っつたら、年齢でも日付でも個数でも、「twenty」で済むわけですわ。

あんたは何歳だい?

「twenty」

明日は何日だい?

「twenty」

おまんじゅうは何個だい?

「twenty」

これが日本語だと

おまはんは歳いくつえ?

「はたちでおます。」

明日は何日やったっけ?

「はつかやな」

まんじゅう何個入り?

「にじゅっこいり」

と、全部ちゃうやん(笑)

そら、日本語難しいわなぁ…

んで、年齢に関して言えば、「はたち」も使うし「にじゅう」でもまぁ、通じるわけです。

でも、20日を「にじゅうにち」というのは、これはおかしいやん。

かなり高度な言語ですわ。

こりゃ、外国人たいへんやな。

って、メッチャ脱線した(笑)

11月末やから中晦日とか言うてて脱線したんやな。

から、こんなことになったんですわ(笑)

そうそう、明日から12月っつう事で、いよいよ今年も残すところ1ヶ月となりましたな。

師走とはよう言うたもんで、やはり急に気ぜわしくなりますよね。

この「師走」って言葉も、師が走るって書きますが、この「師」は誰やねん?ってことも諸説あるらしいです。

この諸説、主に「教師」と「僧侶」がツートップですね。

それ以外にも、師走の師は「師団」の師ってことで、いわゆる「兵隊」ってな説もあるんだとか。

まぁ、この言葉「師走」ってのは、実は万葉集やとか、日本書紀にも表記があるほど、古くから使われている「月の異名」と呼ばれてるものです。

この古くからってポイントを考えても、教師はないやろって気はしますよね。

やはり、師は僧侶なんか?

って思って、もうちょっと調べてみたら、そもそも万葉集あたりには、十二月とかいて「シハス」と読んでるらしいんです。

つまりこの時点では「師走」って字は当てられていないとの事。

ただ、十二月を「シハス」と呼んでいただけのようです。

では、「シハス」に「師走」の漢字が当てられたのはいつ頃かと言いますと、どうも江戸時代辺りからのようなんですな。

で、結局のところ、奈良時代あたりから十二月を「シハス」と呼んでたのは正しいようなんですが、なんで「師走」の文字を当てたのか不明のようで…。

不明なだけに、教師だの僧侶だの兵隊だのって憶測が飛んでるわけですよ。

ん〜…

てことで、結局分からんのですが、ちなみに、わたくし院長、柔道整復師、鍼灸師と2つ師を持ってます。

実は調理師も免許持ってるんで、3つ師があります。

でも、12月であろうが、1月であろうが走りません。

以上。

たまにはこんなんもええよね(笑)





sihasu




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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