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2018年08月31日 [からだのこと]

黄泉がえり

お疲れ様です。院長です。

8月31日の金曜日でございます。

前にも書きましたが、最近のお子さんはもう2学期始まってんだってねぇ…。

わたしらの頃は、9月1日が始業式ですから、今日は最後のホリデーなわけですわ。

で、休みが5日だの1週間だのなら、明日から日常だ〜って日にゃ、最悪の気分になるもんですが、1ヶ月以上休みがあると、もう若干、休みにも飽きてきて、友達に会いたくなったりしてましたねぇ。

そんな思い出の詰まった8月31日です。

あ、それと宿題を真面目にやる人にとっては、ラストスパートな日でもありますね。

もう、この日は親も総出で、宿題を仕上げたりします。

そんな夏の終わりですが、来年また会いましょう。夏。

ってことで、センチメンタルな気分で始まりましたが、今日のネタは夏にも関係なくもないけど、ほとんど関係ない話ですが、わたくし院長、最近チト悩んでおることがございます。

まぁ、最近と言うわけでもないですが、もともと人の顔と名前を覚えるのが、大の苦手なんですよね。

失礼ながら初めましてと4回言ってしまった人がいるくらいです。

で、今も毎日新しい患者さんが来院して下さいます。

で、症状を聞くと思いだすんですよ。

ってより、症状は覚えられるんです。

が、顔が出てこないんですよ。

もちろん、顔が覚えられない以上、名前と一致するはずもありません。

そして元々苦手なうえ、この覚えられない現象が年々酷くなってるわけですわ。

つまり、加齢に伴い悪化してると…。

これは記憶力の低下なのか、顔認識力の低下なのかは分かりませんが、ま、歳はとりたくないね〜ってお話です。

そこで、今日のネタに突入ですが、英国で成長したヒト細胞の老化を逆転させることに成功したってお話なんです。

老化を逆転?

まさか、若返るって事でしょうか…

この若返り、当然誰もが願う事であり、老いても若々しくありたい思うものでございます。

世界各国で、若返りに関する様々な研究が行われていますし、いつか若返りの薬なんてできるかもしれません。

その最新の実験では、ヒト細胞の老化を逆転させることに成功したそうですから、これはいつの日か若返りの薬を開発する基礎になるかもしれません。

そもそも老化は、人体機能の進行性の衰えであり、がん、糖尿病、痴呆症といったいくつもの慢性疾患と関連しています。

細胞や組織が機能しなくなってしまう理由はいくつもありますが、老化の生物学で最近注目されているのは、組織や内臓に老化細胞が蓄積することだといわれています。

老化細胞とは、古い劣化した細胞で、本来あるべきようには機能しません。

それだけなら良いんですが、周囲にある正常な細胞の足まで引っ張るってんですから困ったジジイですわ(笑)

こうした機能不全を起こした古い細胞を取り除くと、白内障の発症が遅れるなど、加齢に伴う症状が和らぐことが動物実験で確認されているんです。

また、年齢を重ねると細胞が老化してしまう理由は完全には明らかになってませんが、DNAの損傷、炎症、染色体の端にある保護分子(テロメア)の損傷が示唆されています。

また、より最近では老化を進める因子の1つとして、遺伝子がスイッチの切り替えを正しいタイミングと場所で行えなくなるからじゃないかとも考えられています。

つまり、老化って部分にもまだまだ謎が多いわけなんですよね。

人体の各細胞には、生命に必要な全情報が保持されているわけですが、すべての遺伝子があらゆる組織あるいはあらゆる状況においてオンの状態にあるわけではありません。

遺伝子が細胞内外からの信号によって活性化されると、その細胞が作るものが何であれ、その作成に必要なすべての情報が含まれた分子のメッセージ(RNA)を作るわけです。

現在では、遺伝子の95パーセント以上が、細胞のニーズに応じて、いくつか種類の異なるメッセージを作れることが判明しているそうなんです。

これは各遺伝子を、レシピと考えると分かりやすいかもしれません。

チョコレートを入れるかどうかで、シンプルなスポンジケーキもチョコレートケーキも作ることができるようなものだということらしいです。

遺伝子もまた、こうしたことを行なっていると考えられます。

ですが、その時々でどの種類のメッセージを作るかの判断は、スプライシング因子というおよそ300個のタンパク質のグループによって行われているんだって。

スプライシング因子…

細かい解説を読むと、余計に意味が分からなくなるんでとばしますが、まぁこいつが細胞なんかの「再生」を握ってると捉えておいてください。

で、私たちが歳をとると、作ることができるスプライシング因子の量が減るわけです。

すると老化した細胞は環境の変化に応じて遺伝子のスイッチの切り替えができなくなってくるわけですよ。

こうした重要な機能の衰えは高齢者の血液にも、さまざまな組織の単離されたヒト老化細胞にも現れます。

で、ここからが本題ですが、このスプライシング因子ってのが、再生の要で、こいつが老化によってなくなっていくならば、こいつを取り戻せば若返るじゃんって考えた人がいるんですわ。

この人がイギリス・エクセター大学のローナ・ハリーズって博士のチームなんだそうです。

もちろん、この人知らんけど因みに女性なんだそうです。

やっぱ、女性だけにアンチエイジングには、本気度が違うんでしょうねぇ(笑)

で、彼女たちのチームは、少量の硫化水素を放出する化学物質で古い細胞を処理すると、一部のスプライシング因子が増加するって事を突き止めたそうです。

つまり老化したヒト細胞を若返らせることに成功したってわけなんですね。

硫化水素は人体にも自然に存在する分子で、動物実験では加齢に関連する病気のいくつかを緩和することが明らかになったそうですから、これは期待が持てるかもしれません。

ですが、大量に使えば毒になるために、必要な細胞に直接送り届ける方法が必要なんだそうです。

そこでこの博士らは、分子ツールとかいうものを使って、副作用が出ない程度の少量を、ミトコンドリアに直接届けるやり方を考案したそうなんです。

ミトコンドリアは細胞内でエネルギーを作り出すものですので、コイツが活性化すればヒトは基本、元気になります。

このように分子ツールを使えば、いずれ生きている人間から老化細胞を取り除くことも可能になると考えられます。

そうなれば老化に関係する病気をいくつも同時に治療できることになりますし、確実に「若返り」の第一歩となるわけです。

この研究…

女性がリーダーのチームって事で、なんかすごい成功しそうなイメージあります。

というのも、女性の若返り願望って、そりゃ男性の比じゃないですもん。

これはすごいモチベーションになるんじゃないですかね?

そして、この研究が成功した暁には、また人類の寿命が延びることでしょう。

実に楽しみですな。

この研究、結構いろんな筋から注目されてまして、ひょっとしたらわたくしの生きてるうちに何か形になるかもしれません。

生きてるうちに若返りの薬でも出来たらスゴイね。

ではまた〜




yomi




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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