
2016年10月24日 [からだのこと]
名言。心肺機能と筋力は中年以降に鍛えるべし。
お疲れ様です。院長です。
10月24日月曜日。今週も始まってしまいました。
しまいましたと言うと、嫌みたいですけど月曜日が好きな人も珍しいんやないでしょうか…
まぁ、月曜に限らず、朝は眠いし最近じゃ、滅法寒くなりました。
もうすぐ冬到来。
あ、来週はハロウィンやもんね。もうほんまに冬が来ますわ。
って、冬はそこまで嫌いじゃないです。私の場合…
今も、なかなか朝は寒いですが、院まで歩いてるうちに身体が温まって、着く頃にはまぁまぁ暑かったり…(^^;
まぁ、冬と言えばウインタースポーツ、いわゆるスキーやスノボですが、もっと手軽に出来るヤツもありますよね。
まずは、冬の定番マラソンや駅伝。ま、これは同じ長距離走ということで、纏めましょう。
それから、サッカーですかね。冬スポっつったら…
で、これらどのスポーツも、瞬発力よりも持久力を必要とするスポーツと言えると思います。
ですから、これは単純に、冬は持久力を高める運動、つまり有酸素運動に適してる季節って事になるかと思います。
てことで、今日は有酸素運動について、ちっと語りますぜ。
「有酸素運動、持久力トレーニングによる健康効果は、トレーニングを中止して9か月以内にトレーニングをしていない状態に戻る」
こんな研究結果が、スウェーデンのカロリンスカ研究所やスウェーデン王立工科大学の研究者らによって発表されたそうな。
筋力や持久力のトレーニングは、筋組織内で代謝に関わる蛋白質の産生につながり、心血管疾患や2型糖尿病、肥満の予防および治療に有効であるとされています。
スクワットや腕立て伏せといった筋トレを対象にした過去の研究では、筋トレをやめても、鍛えた筋肉にはトレーニングの「記憶(マッスルメモリー)」が残っており、再開するとすぐに蛋白質の産生も始まることも確認されています。
確かにこのマッスルメモリーって本当にあります。ですから、少々ブランクがあっても、また筋トレは再開すると、前のレベルまでは必ず戻ると言われてます。
しかし、持久力トレーニングは筋肉への影響や鍛え方が異なるため、検証が求められていました。
そもそも使われる筋線維に違いがあるわけですから、同じなわけがありません。
研究チームは、特別なトレーニングなどはおこなっていない被験者23人を対象に、膝から下に、あまり負荷をかけずに前後に動かすという持久力トレーニングを、1回45分、週に4回、片足のみに3か月間実施しました。
膝から下だけ負荷をかけずに片足だけ前後に45分動かす?
なかなか変わった計測の仕方だな(笑)
そして、トレーニング期間の前後に筋組織のサンプルを回収し、9か月の休止をはさみ、被験者のうち12人のみを対象に、今度は同様のトレーニングを両足に3か月実施し、筋組織を回収。
それぞれの組織から遺伝子を分析するというまぁ、なかなか大変な実験を行ったわけです。
その結果、トレーニング後の筋組織はトレーニング前に比べ、遺伝子活性が起き、特定の蛋白質をより多く産生するようになっていることがわかりました。
この遺伝子活性は休止期間をはさむと完全に消失し、再度のトレーニングによってまた発現していたということなんですよね。
ただし、最初のトレーニング後の遺伝子活性に比べ、2度目のトレーニング後は微妙に早く発現したそうです。
これにより研究者らは「マッスルメモリーを否定する結果とはなったが、筋肉以外のどこか別の部分に持久力トレーニングの結果も記憶されており、以前の『健康的』な状態に戻りやすいのではないか」と指摘しているらしいです。
まぁ、これって、難しく言ってるけど心肺系じゃないんですかね?
例えば、マラソン選手が引退して10年間、走らなくたってまたトレーニングを再開すれば、今からまさにマラソンを始める人より、確実に早く「マラソンが走れる状態」になると思いません?
ですが、どちらにせよ、スポーツ(競技)はそれら単体の要素だけで行えるものじゃないって事は理解しておかないとケガすることになりますから気をつけないとね。
筋力が戻ったからと言って、現役時代と同じ事が出来ると思ったら大間違い。
また、心肺機能が戻ったからと言って、同じスピードで走れるわけもありません。
この話から、私が何が言いたいかと言うと、例えば身体の柔軟性や、俊敏性、それから耐久性(体全体のね)などは、加齢とともに確実に落ちていきますし、また悲しいかな元には戻りません。絶対。
ですが、この「筋力」と「持久力」は訓練次第でかなりの割合までもとに戻りますし「筋力」に関してはやり方を工夫すれば、いくつになっても向上します。
この点を頭に入れておいてもらうと、加齢とともに衰えるところは仕方ないにしても、そこから逆に伸ばせることがあるって事は、まだ向上するって事でこれを伸ばすことにより、あなたの生活は確実に変わると思います。
例えば筋力だけ取ってみるとある一定の年齢を超えても(例えば私は48歳)去年の自分より、今年の自分の方が、良い身体になってる…
凄くないですかね?
後は、去年の自分より、長い距離が走れるようになり、疲れにくくなっている…
これも凄いでしょ?
もう歳やし、しんどいのはしゃぁない。とか
もう歳やし、腹が出てくるのはしゃあない。とか
そんな事おまへんで。
それはただの言い訳に過ぎないですから…
長寿大国と言われて久しい日本ですが、もう男性でも平均寿命が80歳を超えてきています。
女性に至っては87歳オーバーですぜ?
つまり40代なんか、まだ折り返したかどうかっていう、下手すりゃ半分も生きてない状態なんですよ。
もうちょっとちゃんと生きてたいですよね〜(笑)
てことで、今日のお話を纏めると、心肺機能と筋力は、中年以降に鍛えるべし!
じゃ私は、今日も筋トレしにジムまで歩いて行ってきま〜す。

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月24日月曜日。今週も始まってしまいました。
しまいましたと言うと、嫌みたいですけど月曜日が好きな人も珍しいんやないでしょうか…
まぁ、月曜に限らず、朝は眠いし最近じゃ、滅法寒くなりました。
もうすぐ冬到来。
あ、来週はハロウィンやもんね。もうほんまに冬が来ますわ。
って、冬はそこまで嫌いじゃないです。私の場合…
今も、なかなか朝は寒いですが、院まで歩いてるうちに身体が温まって、着く頃にはまぁまぁ暑かったり…(^^;
まぁ、冬と言えばウインタースポーツ、いわゆるスキーやスノボですが、もっと手軽に出来るヤツもありますよね。
まずは、冬の定番マラソンや駅伝。ま、これは同じ長距離走ということで、纏めましょう。
それから、サッカーですかね。冬スポっつったら…
で、これらどのスポーツも、瞬発力よりも持久力を必要とするスポーツと言えると思います。
ですから、これは単純に、冬は持久力を高める運動、つまり有酸素運動に適してる季節って事になるかと思います。
てことで、今日は有酸素運動について、ちっと語りますぜ。
「有酸素運動、持久力トレーニングによる健康効果は、トレーニングを中止して9か月以内にトレーニングをしていない状態に戻る」
こんな研究結果が、スウェーデンのカロリンスカ研究所やスウェーデン王立工科大学の研究者らによって発表されたそうな。
筋力や持久力のトレーニングは、筋組織内で代謝に関わる蛋白質の産生につながり、心血管疾患や2型糖尿病、肥満の予防および治療に有効であるとされています。
スクワットや腕立て伏せといった筋トレを対象にした過去の研究では、筋トレをやめても、鍛えた筋肉にはトレーニングの「記憶(マッスルメモリー)」が残っており、再開するとすぐに蛋白質の産生も始まることも確認されています。
確かにこのマッスルメモリーって本当にあります。ですから、少々ブランクがあっても、また筋トレは再開すると、前のレベルまでは必ず戻ると言われてます。
しかし、持久力トレーニングは筋肉への影響や鍛え方が異なるため、検証が求められていました。
そもそも使われる筋線維に違いがあるわけですから、同じなわけがありません。
研究チームは、特別なトレーニングなどはおこなっていない被験者23人を対象に、膝から下に、あまり負荷をかけずに前後に動かすという持久力トレーニングを、1回45分、週に4回、片足のみに3か月間実施しました。
膝から下だけ負荷をかけずに片足だけ前後に45分動かす?
なかなか変わった計測の仕方だな(笑)
そして、トレーニング期間の前後に筋組織のサンプルを回収し、9か月の休止をはさみ、被験者のうち12人のみを対象に、今度は同様のトレーニングを両足に3か月実施し、筋組織を回収。
それぞれの組織から遺伝子を分析するというまぁ、なかなか大変な実験を行ったわけです。
その結果、トレーニング後の筋組織はトレーニング前に比べ、遺伝子活性が起き、特定の蛋白質をより多く産生するようになっていることがわかりました。
この遺伝子活性は休止期間をはさむと完全に消失し、再度のトレーニングによってまた発現していたということなんですよね。
ただし、最初のトレーニング後の遺伝子活性に比べ、2度目のトレーニング後は微妙に早く発現したそうです。
これにより研究者らは「マッスルメモリーを否定する結果とはなったが、筋肉以外のどこか別の部分に持久力トレーニングの結果も記憶されており、以前の『健康的』な状態に戻りやすいのではないか」と指摘しているらしいです。
まぁ、これって、難しく言ってるけど心肺系じゃないんですかね?
例えば、マラソン選手が引退して10年間、走らなくたってまたトレーニングを再開すれば、今からまさにマラソンを始める人より、確実に早く「マラソンが走れる状態」になると思いません?
ですが、どちらにせよ、スポーツ(競技)はそれら単体の要素だけで行えるものじゃないって事は理解しておかないとケガすることになりますから気をつけないとね。
筋力が戻ったからと言って、現役時代と同じ事が出来ると思ったら大間違い。
また、心肺機能が戻ったからと言って、同じスピードで走れるわけもありません。
この話から、私が何が言いたいかと言うと、例えば身体の柔軟性や、俊敏性、それから耐久性(体全体のね)などは、加齢とともに確実に落ちていきますし、また悲しいかな元には戻りません。絶対。
ですが、この「筋力」と「持久力」は訓練次第でかなりの割合までもとに戻りますし「筋力」に関してはやり方を工夫すれば、いくつになっても向上します。
この点を頭に入れておいてもらうと、加齢とともに衰えるところは仕方ないにしても、そこから逆に伸ばせることがあるって事は、まだ向上するって事でこれを伸ばすことにより、あなたの生活は確実に変わると思います。
例えば筋力だけ取ってみるとある一定の年齢を超えても(例えば私は48歳)去年の自分より、今年の自分の方が、良い身体になってる…
凄くないですかね?
後は、去年の自分より、長い距離が走れるようになり、疲れにくくなっている…
これも凄いでしょ?
もう歳やし、しんどいのはしゃぁない。とか
もう歳やし、腹が出てくるのはしゃあない。とか
そんな事おまへんで。
それはただの言い訳に過ぎないですから…
長寿大国と言われて久しい日本ですが、もう男性でも平均寿命が80歳を超えてきています。
女性に至っては87歳オーバーですぜ?
つまり40代なんか、まだ折り返したかどうかっていう、下手すりゃ半分も生きてない状態なんですよ。
もうちょっとちゃんと生きてたいですよね〜(笑)
てことで、今日のお話を纏めると、心肺機能と筋力は、中年以降に鍛えるべし!
じゃ私は、今日も筋トレしにジムまで歩いて行ってきま〜す。

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院