
2025年05月19日 [色々なこと]
培養肉の夜明け
お疲れ様です。院長です。
5月19日の月曜日でございます。
なんでも今日は「ボクシングの日」だそうですよ。
これは、1952年(昭和27年)のこの日、世界フライ級タイトルマッチで挑戦者・白井義男(しらい よしお、1923〜2003年)がチャンピオンのダド・マリノ(アメリカ、1915〜1989年)に15回判定勝ちをおさめ、日本初のボクシングの世界チャンピオンになったことから制定されました。
白井義男選手は、以後、4度の防衛を果たし、大活躍をみせ、敗戦ですっかり自信をなくした日本人にとって、白井の王者獲得とその後の防衛での活躍は"希望の光"だったようです。
1954年(昭和29年)11月26日、パスカル・ペレス(アルゼンチン、1926〜1977年)に15回判定負けし、白井は王座から陥落しました。
1955年(昭和30年)5月30日、世界王座再挑戦で、ペレスとのリターンマッチが開催され、この試合は5回KOで敗れ、白井は現役引退となりましたが、この試合のテレビ中継は最高視聴率96.1%を記録し、テレビ放送視聴率の中で最高となっているそうです。
96.1って逆に見てない人誰やねんって感じですね(笑)では元気にネタいきましょう。
東京大学が鶏肉そっくりの食感と、味を持つ分厚い培養肉の作成に成功したそうです。
それは内部まで生きたままなんだとか…。
東京大学の研究チームによって、分厚いチキンステーキにぴったりな培養鶏肉が開発されたそうです。
3Dプリンターで作られた培養装置は、まるで血管のような構造を利用して、お肉の内部にまで栄養を与え、「内部まで生きたまま」の培養肉に仕上げることができるんだそうです。そしてそれは、味も食感も本物そっくりなんだとか…。
マンモス肉からペットフードまで、今後の人類の食糧供給を担うべく、研究開発が進められている培養肉ですが、実はまだ、これができていなかったんだそうです。
培養肉は細胞を培養液に浸した状態で育てていきます。
ところが困ったことに、お肉がだんだんと育ち数mm以上の厚さになると、内部に栄養や酸素が染み渡らなくなってしまうんだそうです。
するとお肉の内側にある細胞が壊死して、筋線維が形成不全を引き起こします。
風味は低下し、食感にもばらつきが出てしまうため、これまでの培養肉は薄っぺらい状態で我慢するしかなかったわけです。
そこで東京大学大学院情報理工学系研究科の竹内昌治教授らが考案したのが、まるで血管のような構造を利用したバイオリアクター(培養装置)でした。
3Dプリンターで作られたというこのバイオリアクターには、内部が空洞になった糸(中空糸)が張られています。
中空糸はただ空洞というだけでなく、半透過性の膜でできているために、内部を流れる培養液が外へと滲み出ます。
要するに、ちょうど血管のように機能して、培養中の組織の内部にまで栄養や酸素を届けてくれるわけです。
そのおかげで実現したのが、これまでは難しかった分厚い培養肉です。
中まで十分に栄養と酸素が届いているので、細胞の壊死は起きていなく、内部まできちんと生きているわけです。
今回の研究では、この内部灌流型のバイオリアクターを利用することで、内側の細胞にまで栄養が供給されることが確認されています。
完成した11gの培養チキンは、噛みごたえのあるお肉らしい食感がアップしており、なおかつ中まで風味豊かであったそうです。
この成果は、薄っぺらい肉しか作れなかった培養肉の技術をさらに一歩進めてくれると期待されているそうです。
だが分厚い肉を作れるバイオリアクター技術は、培養肉の分野だけでなく、人工臓器やバイオハイブリッドロボットの開発、さらには創薬や再生医療といった分野での応用も考えられるとのことです。
なるほど…。
ここからさらに進化しそうな培養肉業界ですが、一般の食卓に並ぶまでは、まだ時間はかかりそうですね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月19日の月曜日でございます。
なんでも今日は「ボクシングの日」だそうですよ。
これは、1952年(昭和27年)のこの日、世界フライ級タイトルマッチで挑戦者・白井義男(しらい よしお、1923〜2003年)がチャンピオンのダド・マリノ(アメリカ、1915〜1989年)に15回判定勝ちをおさめ、日本初のボクシングの世界チャンピオンになったことから制定されました。
白井義男選手は、以後、4度の防衛を果たし、大活躍をみせ、敗戦ですっかり自信をなくした日本人にとって、白井の王者獲得とその後の防衛での活躍は"希望の光"だったようです。
1954年(昭和29年)11月26日、パスカル・ペレス(アルゼンチン、1926〜1977年)に15回判定負けし、白井は王座から陥落しました。
1955年(昭和30年)5月30日、世界王座再挑戦で、ペレスとのリターンマッチが開催され、この試合は5回KOで敗れ、白井は現役引退となりましたが、この試合のテレビ中継は最高視聴率96.1%を記録し、テレビ放送視聴率の中で最高となっているそうです。
96.1って逆に見てない人誰やねんって感じですね(笑)では元気にネタいきましょう。
東京大学が鶏肉そっくりの食感と、味を持つ分厚い培養肉の作成に成功したそうです。
それは内部まで生きたままなんだとか…。
東京大学の研究チームによって、分厚いチキンステーキにぴったりな培養鶏肉が開発されたそうです。
3Dプリンターで作られた培養装置は、まるで血管のような構造を利用して、お肉の内部にまで栄養を与え、「内部まで生きたまま」の培養肉に仕上げることができるんだそうです。そしてそれは、味も食感も本物そっくりなんだとか…。
マンモス肉からペットフードまで、今後の人類の食糧供給を担うべく、研究開発が進められている培養肉ですが、実はまだ、これができていなかったんだそうです。
培養肉は細胞を培養液に浸した状態で育てていきます。
ところが困ったことに、お肉がだんだんと育ち数mm以上の厚さになると、内部に栄養や酸素が染み渡らなくなってしまうんだそうです。
するとお肉の内側にある細胞が壊死して、筋線維が形成不全を引き起こします。
風味は低下し、食感にもばらつきが出てしまうため、これまでの培養肉は薄っぺらい状態で我慢するしかなかったわけです。
そこで東京大学大学院情報理工学系研究科の竹内昌治教授らが考案したのが、まるで血管のような構造を利用したバイオリアクター(培養装置)でした。
3Dプリンターで作られたというこのバイオリアクターには、内部が空洞になった糸(中空糸)が張られています。
中空糸はただ空洞というだけでなく、半透過性の膜でできているために、内部を流れる培養液が外へと滲み出ます。
要するに、ちょうど血管のように機能して、培養中の組織の内部にまで栄養や酸素を届けてくれるわけです。
そのおかげで実現したのが、これまでは難しかった分厚い培養肉です。
中まで十分に栄養と酸素が届いているので、細胞の壊死は起きていなく、内部まできちんと生きているわけです。
今回の研究では、この内部灌流型のバイオリアクターを利用することで、内側の細胞にまで栄養が供給されることが確認されています。
完成した11gの培養チキンは、噛みごたえのあるお肉らしい食感がアップしており、なおかつ中まで風味豊かであったそうです。
この成果は、薄っぺらい肉しか作れなかった培養肉の技術をさらに一歩進めてくれると期待されているそうです。
だが分厚い肉を作れるバイオリアクター技術は、培養肉の分野だけでなく、人工臓器やバイオハイブリッドロボットの開発、さらには創薬や再生医療といった分野での応用も考えられるとのことです。
なるほど…。
ここからさらに進化しそうな培養肉業界ですが、一般の食卓に並ぶまでは、まだ時間はかかりそうですね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院