
2025年01月21日 [色々なこと]
月の年齢
お疲れ様です。院長です。
1月21日の火曜日でございます。
今日はなんでも、「料理番組の日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
なんでも月の岩石の分析によれば、月の年齢は43億5000万歳なんだそうです。
ですが新たな研究によると、実年齢はそれより1億年以上古い可能性があるそうなんです。
どれだけ若作りやねんって話ですが、これまでも月は本当はもっと古いのではと思わせる証拠はいくつかありました。
今回の研究では、月が地球から受ける重力に着目し、その力で月面が熱されて岩石が再融解したと指摘しています。
そのせいで年齢がリセットされ、本当の年齢がわからなくなってしまったらしいんです。
大昔、地球に火星くらいの大きさの天体が衝突し、その衝撃でちぎれた破片が地球の周囲をぐるぐる巡るようになりました。
これが月の起源についてもっとも有力な「ジャイアント・インパクト説」です。
ですが、この大衝突がいつ起きたのか、はっきりした時期はわからないとされていました。
ですが、アポロ計画などで地球に持ち帰られた月の岩石の分析によるなら、月が誕生したのは43億5000万年前のことで、太陽系が46億年前に形成されたことを考えるなら、比較的若いと言えます。
ところが、この月の年齢を疑わせるような証拠がいくつか見つかっています。
たとえば、月で見つかった珍しいジルコン鉱物は、その誕生が45億年前だろうことを示唆しています。
またシミュレーションによって、太陽系形成から2億5000万年が経過すると、月を作り出すような大きな衝突が起こる可能性は低くなることも明らかになっています。
確かに初期の太陽系では、大規模な衝突がよく起きていたといわれています。
ですが、それを引き起こすような岩石は、44億年前までにはもっと大きな天体にまとまっていたと考えられるようなんです。
それによるなら、月は43億5000万年前に地球の重力によって作り替えられ、本当の年齢がわからなくなってしまったようなんです。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校の惑星科学者フランシス・ニモ博士は、「岩石の記録から月の形成時期を割り出すのは、必ずしも可能ではありません」と語っています。
地球の海が月の重力によって満ち引きを繰り返すように、月もまた地球の重力による「潮汐力(潮汐力)」を受けています。
とりわけ月が誕生した頃は、今よりもずっと地球の近くにあったため、その潮汐力も今よりずっと強かったと考えられます。
そのために月面に広範囲にわたる地殻変動を引き起こし、月の岩石を激しく加熱しました。
そうして溶けた岩石は火山活動によって放出され、月面を塗り替え、その結果、現在の岩石は実年齢よりも若く見えるようになったのです。
月の岩石が再溶融したというこの説は、初期に小惑星などがぶつかってできたはずの衝突盆地が、現在の月面に意外なほど少ない理由をも説明してもくれています。
そうした衝突盆地は、おそらく岩石が再び溶けたことで消えてしまったのでしょう。
ニモ博士は、この仮説は「これまでの月の学説をくつがえすものではなく、ただその調整を図っているだけです」と語っています。
動力学的な観点からは、月の年齢はもっと古いはずだと思われます。
一方、地球化学的には、若く見えます。
今回の仮説は、これらの対立する説の橋渡しをしてくれるわけです。
なお太陽系でもっとも火山活動が活発とされる木星の衛星「イオ」は、初期の月と同じような状況にあるのだそうです。
木星から受ける潮汐力によって、その地表は常に再形成されているそうです。
研究チームがシミュレーションで導き出した月の誕生日は、太陽系誕生からおよそ8000万年後のことです。
その真偽は、中国の嫦娥6号が月の裏から持ち帰った岩石から明らかになるかもしれないそうです。
なんかスケールデカすぎなのと、まぁ、そこまで気にならないかなと(笑)
でもいろんなことを調べてる人がいて、面白いですね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月21日の火曜日でございます。
今日はなんでも、「料理番組の日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
なんでも月の岩石の分析によれば、月の年齢は43億5000万歳なんだそうです。
ですが新たな研究によると、実年齢はそれより1億年以上古い可能性があるそうなんです。
どれだけ若作りやねんって話ですが、これまでも月は本当はもっと古いのではと思わせる証拠はいくつかありました。
今回の研究では、月が地球から受ける重力に着目し、その力で月面が熱されて岩石が再融解したと指摘しています。
そのせいで年齢がリセットされ、本当の年齢がわからなくなってしまったらしいんです。
大昔、地球に火星くらいの大きさの天体が衝突し、その衝撃でちぎれた破片が地球の周囲をぐるぐる巡るようになりました。
これが月の起源についてもっとも有力な「ジャイアント・インパクト説」です。
ですが、この大衝突がいつ起きたのか、はっきりした時期はわからないとされていました。
ですが、アポロ計画などで地球に持ち帰られた月の岩石の分析によるなら、月が誕生したのは43億5000万年前のことで、太陽系が46億年前に形成されたことを考えるなら、比較的若いと言えます。
ところが、この月の年齢を疑わせるような証拠がいくつか見つかっています。
たとえば、月で見つかった珍しいジルコン鉱物は、その誕生が45億年前だろうことを示唆しています。
またシミュレーションによって、太陽系形成から2億5000万年が経過すると、月を作り出すような大きな衝突が起こる可能性は低くなることも明らかになっています。
確かに初期の太陽系では、大規模な衝突がよく起きていたといわれています。
ですが、それを引き起こすような岩石は、44億年前までにはもっと大きな天体にまとまっていたと考えられるようなんです。
それによるなら、月は43億5000万年前に地球の重力によって作り替えられ、本当の年齢がわからなくなってしまったようなんです。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校の惑星科学者フランシス・ニモ博士は、「岩石の記録から月の形成時期を割り出すのは、必ずしも可能ではありません」と語っています。
地球の海が月の重力によって満ち引きを繰り返すように、月もまた地球の重力による「潮汐力(潮汐力)」を受けています。
とりわけ月が誕生した頃は、今よりもずっと地球の近くにあったため、その潮汐力も今よりずっと強かったと考えられます。
そのために月面に広範囲にわたる地殻変動を引き起こし、月の岩石を激しく加熱しました。
そうして溶けた岩石は火山活動によって放出され、月面を塗り替え、その結果、現在の岩石は実年齢よりも若く見えるようになったのです。
月の岩石が再溶融したというこの説は、初期に小惑星などがぶつかってできたはずの衝突盆地が、現在の月面に意外なほど少ない理由をも説明してもくれています。
そうした衝突盆地は、おそらく岩石が再び溶けたことで消えてしまったのでしょう。
ニモ博士は、この仮説は「これまでの月の学説をくつがえすものではなく、ただその調整を図っているだけです」と語っています。
動力学的な観点からは、月の年齢はもっと古いはずだと思われます。
一方、地球化学的には、若く見えます。
今回の仮説は、これらの対立する説の橋渡しをしてくれるわけです。
なお太陽系でもっとも火山活動が活発とされる木星の衛星「イオ」は、初期の月と同じような状況にあるのだそうです。
木星から受ける潮汐力によって、その地表は常に再形成されているそうです。
研究チームがシミュレーションで導き出した月の誕生日は、太陽系誕生からおよそ8000万年後のことです。
その真偽は、中国の嫦娥6号が月の裏から持ち帰った岩石から明らかになるかもしれないそうです。
なんかスケールデカすぎなのと、まぁ、そこまで気にならないかなと(笑)
でもいろんなことを調べてる人がいて、面白いですね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院