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2023年05月23日 [からだのこと]

注射パッチ

お疲れ様です。院長です。

5月23日の火曜日でございます。

5月も後半に入り、梅雨が近付いております。

今年は暑くなったり、寒くなったりとなんだかおかしな気候ですし、どんな梅雨が来るか恐ろしいねぇ…。

メチャクチャ雨降るなら、もう空梅雨の方がいいねぇ…。

ま、降らなきゃ降らないで多方面に影響が出るんですが、できるだけ降らないでほしいもんです。

そしてあまり暑くならないでほしいねぇ。

雨降りのジメジメした高温なんて、もう拷問やん。

考えただけでも今から憂鬱になりますよ。

にしても、この鬱って字…。

見てるだけでそのまんま鬱陶しい(笑)

てな感じの梅雨前、きょうもネタにいきましょう。

今日は最先端の医療サイエンスなお話しでもしてみましょう。

なんでも、注射の針に変わる皮膚に貼るだけの痛くない超音波パッチが開発されたんだとか…。

注射が嫌いな人は子供に限らず意外と多いと思います。

ですが、それも過去のものになるかもしれないわけですな。

マサチューセッツ工科大学の研究チームが、針にかわる痛みのない投薬方法を開発したそうなんです。

それはシンプルな透明パッチで、ぺたっと肌に貼り付けるだけでオッケーで、超音波の力で皮膚から薬を体内に送り届けてくれるそうなんです。

貼っていることすら忘れるような軽さで、薬を飲むのが苦手な人にも、このパッチで代用可能だそうですし、傷の治療や痛みの緩和、さらには美容セラピーまで、さまざまな分野で素晴らしい効果を発揮してくれると期待されている画期的な発明なんだそうです。

この超音波パッチは、PDMS(ポリジメチルシロキサン)というシリコーンベースの合成ゴムでできていて、ぺたっと肌に貼り付けて使います。

このパッチのスゴいところは超音波のパワーにあります。

超音波を肌に照射することで小さな通り道を作り、そこから薬を体内に届けるそうなんです。

針を刺す痛みがないことも重要ポイントながら、超音波パッチの大きなメリットとして、胃腸をショートカットできることが挙げられます。

口から薬を飲む場合、胃腸で薬が消化されてしまうので、その分多めに投薬する必要があります。

ですが、このパッチで肌から投薬すれば、そのようなロスはないと…。

もちろん投薬性能そのものもパワフルそのもので、ブタの皮膚を使ったパッチの性能テストでは、普通に塗るだけよりも、「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」を26倍多く投薬できることが確認されました。

また「マイクロニードル」という痛みのない小さな針との比較では、マイクロニードルが6時間かけて投薬するナイアシンアミドの量を、パッチは30分で投薬することができたそうです。

もちろん超音波パッチで投薬できるのは、ナイアシンアミドだけではありません。

リドカイン、フェンタニル、カフェインなど、血液に流す必要があるさまざまな薬に応用できるということです。

また、がんをはじめとするさまざまな病気の治療薬を投与するために、パッチを体内に埋め込む方法も検討されているところだという話しです。

研究チームは近い将来、この超音波パッチをさらに改良して、人体での治験を行うことを目指しているそうです。

また、より成分の分子が大きな薬にもパッチが使えるかどうかも試す予定であるとのことで、それができれば、ホルモンやインスリンなど、日常的に注射をしなければならない人たちが、痛みのない方法で薬を使えるようになると期待できるそうです。

これは今後の医療を大きく変える可能性のある発明ですなぁ。

パッチを貼っておくだけで、勝手に時間通り、薬剤が身体に入っていってくれるなら、飲み忘れもないですし、注射なら何より身体に負担がないですからね。

是非とも、わたくし院長が生きてるうちに完成させて欲しいもんです。

ではまた〜。






京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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