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2022年09月16日 [動物のこと]

呪術師とハゲワシ

お疲れ様です。院長です。

9月16日の金曜日でございます。

9月も中盤です。

では今日のネタですが、何とも痛ましくも奇妙な事件のお話しです。

先月の8月5日と11日、ボツワナと南アフリカの国立公園で、およそ150羽のハゲワシの死骸が発見されたそうなんです。

ハゲワシは、国際自然保護連合(ICUN)の絶滅危惧種に指定されている野生生物ですが、近年状況を更に壊滅的にするような事件が頻繁に発生しているそうなんです。

その犯行手口は、ハゲワシの餌となるよう野生生物をまず毒殺し、その死肉を餌にして、それを食べたハゲワシをその毒で殺し、体の一部を採取するというものなんだとか…。

体の一部を採取?

何ゆえ?

これについて当局は、アフリカで信仰されている、超自然的な治療する能力があるとされる呪術師(ウィッチドクター)が、薬を作るために毒殺したと推測しているんだそうなんですよ。

呪術師って…。

マンガの世界じゃねえっすか。

事は、8月11日、南アフリカのクルーガー国立公園サファリパークの正門近くで、約100羽のハゲワシが死んでいるのが発見されました。

発見時、26羽ほどのハゲワシにはまだ息があり、救出したパークレンジャーによって緊急治療のために近くのリハビリセンターに運び込まれました。

ですが、ほとんどのハゲワシは無残にも頭やくちばし、爪を不法に採取された状態で死んでいたそうなんです。

ハゲワシは、バッファローの死骸を食べて死んだとみられているそうなんですが、このバッファローに毒が盛られており、それを食べたハゲワシにも急速に毒が回ったようだと…。

同じバッファローを食べたとみられるハイエナも、近くに死骸となって発見されたそうですから、この毒もかなり強いものなんでしょうね。

てか、この犯人、ハゲワシだけでなく、バッファローもハイエナも殺してるじゃないの。

そしてさらにこの事件の1週間ほど前の5日には、ボツワナ北部チョベ国立公園で、50羽以上のシロハゲワシの死骸が見つかっていたそうなんですが、両地区とも毒殺されたバッファローを食べたことが判明しているそうです。

公園当局のヘッドレンジャー、キャシー・ドレイヤーさんは、次のように述べています。

全ての検査を終えるまで確定はできませんが、ほぼ間違いなくこれは毒物事件でしょう。

キャシーさんによると、去年同時期にも2件の同様の中毒死事件が発生したそうなんです。

再発防止に向けて、現在調査を行っているようなんですが、こうした事件は数年前から頻繁に起こっているようなんです。

特に、状況を壊滅的なものにしているのが、今がハゲワシの繁殖シーズンだということらしいんです。

親を殺された何百羽ものヒナが、巣に残されたままになっていて、単独では生き延びることができないので、おそらく全て死んでしまうことでしょうと、キャシーさんは嘆いています。

これは何とかできないもんなんでしょうか…。

そのヒナを保護するとか何とかして貰いたいですよねぇ。

巣に残されたままじゃ、餌がないだけでなく、外敵にやられちゃいますよね。

当局では、ハゲワシの体の一部を採取するのは、呪術師が薬に使用するためではないかと推測しているそうなんですがそうなると、犯人を捕まえられやすい気もするんですが、そうでもないのかねぇ。

呪術師なんてそこら中にいるもんじゃないでしょうし、特定しやすい気がするんですが…。

そして、100羽とかの規模ですから、犯人も単独ではないでしょうし、おそらく組織的に犯行を繰り返してんでしょうね。

呪術が良いか悪いかはこの際置いておいても、やっちゃいけない事はいけませんよ。

爪やくちばしを取っていくって事は、その部分を何らかの形で使って薬にするんでしょうけど、その前に呪われるぞ(笑)

てな事件のお話しでした。

これならまだ、密売目的の犯行の方がマシですな。

ではまた〜。








京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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