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2022年05月19日 [日々のこと]

睡眠パターン16

お疲れ様です。院長です。

5月19日の木曜日でございます。

春はやっぱり眠たいねぇ。

春眠暁を覚えずとはよくいったもんで、季節が良いと気持ちよく眠れます。

わたくし院長、元々眠る事に関しては、非常に楽なタイプで、いつでもどこでも寝れちゃう派です。

人によっては、暗くないとダメって人もいますし、枕が変わると寝付けないなんて人もいます。

本来、自然と「眠気」がやってきて、自然と眠るものなんでしょうけど、なかなかそううまくいかない人も多いようです。

てことで、今日のネタは、そんな睡眠についての新しい研究のお話しでもしてみましょう。

そもそも、睡眠って、まだまだ未知な部分が多いんですよね。

今日は、新たに、睡眠パターンは16種類もあるって研究のお話しです。

なんでも、イギリスで10万人以上の睡眠のデータが体系的に分析されたそうで、その研究によれば、眠りには16種類のパターンがあるのだそうです。

この研究は、不眠症やその予備軍の診断に役に立つ可能性があるそうですよ。

具体的に言うと大きく5つのパターン(クラスター:集団)に分けられ、更にそこから小クラスターに分けられていくんだとか…。

睡眠データは、UKバイオバンクが睡眠・覚醒のパターンを割り出すために、スマート・リストバンドで集められたものだそうで、着用者の腕の動きやピクッとした動きから眠っているかどうかを測定します。

こうして多様な睡眠パターンが浮き彫りになったそうなんです。

さてあなたはどのパターンに属するのでしょう?

睡眠パターンは、大きく5つのクラスター(1〜5)に分けられるそうなんです。

クラスター1は、「睡眠時間が長く、夜中に目覚めてしまう不眠症」の人だそうで、その正反対のクラスター5は、「夜ぐっすりと眠り、昼寝もしない」人たちなんだそうです。

クラスター2から4は、さらにaとbの小クラスターに分けられます。

たとえば、クラスター2aなら「睡眠が不規則」で、おそらくはシフト勤務が反映されていると考えられるとか…。

2bは、全体的に「睡眠時間が短く、断片的」にしか眠らない人で、3aは、「睡眠時間は正常だが、不眠症」がある人。

4aは「睡眠時間が短く、不眠症」がある人などなど。

ちなみに、こちらが一覧表画像ですんで、参考までに見てみてください。

3bと4bは、さらに8つに細分化されるそうなんです。

3b-1は、「眠りは深いが、一度目覚めるとなかなか寝付けない」人。

3b-2は、「睡眠時間が短く、夜に目を覚ます人で、目を覚ました場合、すぐ眠りに落ちることも、数時間眠れないこともある」。

4b-1は「睡眠時間が長い人」。

4b-2は「朝型人間」で、4b-6は「夜型人間」だ。

4b-4と4b-5は、不眠症予備軍と評価されました。

どちらのグループも、夜中に目が覚めている長さは正常ですが、前者は「覚醒と睡眠を頻繁に繰り返し、眠り続けられない」。

後者はそうした「断片的な眠りはあまりない」。

4b-3は、全体的に「睡眠と覚醒のサイクルが24時間よりも短い」人たちで、平日は体内時計と一致しない生活をしていますが、休日には寝溜めすると…。

そのため概日リズムが狂ってきてしまう、いわゆる「社会的時差ボケ」という症状が見受けられるんだとか…。

こうした睡眠パターンは複雑かつ多様なもので、研究者は面白半分に分類したわけではなく、いずれ医療の現場で活用されるのではないかと期待しているそうです。

たとえば、過去の研究からは、睡眠時間の短さを特徴とする不眠症は、神経認知機能の不具合と関連していることが示されています。

一方、睡眠時間が正常な不眠症は、不安や考えすぎる傾向と関連があるというデータもあるそうです。

腕の動きに基づくデータは、不眠症の診断だけでなく、精神や身体の病気のサインを発見する手がかりにもなるかもしれません。

ただし実際に医療の現場で役に立つようになるまでには、まだまだ研究が必要です。

短期的に睡眠中の脳や筋肉の動きを測定しても、社会的時差ボケや朝型・夜型のニュアンスを区別できませんし、今回の分類法にはまだまだ検証の余地がありますわなぁ。

今回提案された分類法に、既往歴や服用薬、学歴・職業・生活習慣といった情報を組み合わせることで、より良い健康診断ができるかもしれないとのことです。

この分類、わたくし院長の場合、自分がどれに当てはまるのか、よく分かりません(笑)

まぁ、眠り自体が複雑なものでしょうし、仕方ないのかもしれませんが、もうちょっと分かりやすくして下さい。

この研究も、これからの期待ですな。

ではまた〜。












京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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