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2021年09月27日 [色々なこと]

ストーンヘンジの謎2

お疲れ様です。院長です。

9月27日の月曜日でございます。

相変らずのコロナ禍で、巣ごもりってヤツにも慣れてきましたねぇ。

わたくし院長も、去年、今年と、本当にどこにも行ってません。

職場と自宅とジムと向かいのドラッグストアという、非常に狭い圏内で生きています。

好きのトコに好きな時、旅行に行けるなんて日々が懐かしいですなぁ。

まぁ、コロナの前から、そこまで旅行好きだったわけでもないですが、行けないとなると行きたくなりますよね(笑)

てことで、今日はそんな「死ぬまでに一回は行ってみたいトコ」の中にもランクインされる、「ストーンヘンジ」についてのお話しです。

ストーンヘンジはみなさんご存知でしょう。

円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなる、世界で最も有名な先史時代の遺跡です。

で、このストーンヘンジを構成している巨大な石材から採取されたコアサンプルを分析したところ、この石の地球化学的組成が、長い年月の試練に耐えうる特別な条件を備えていたことがわかったんだそうです。

新たな研究結果によると、この石板は、99.7%水晶の結晶でできていて、実質的に破壊することができないほど強固なんだとか…。

なぜストーンヘンジは5000年もの間保持されていたのか?

この疑問は誰しもが思ったことがあると思います。

この謎が解き明かされようとしているわけですね。

この石は、信じられないほど頑丈で、侵食や風化に対する耐久性があることが分かったようなんです。

この研究は、昨年亡くなったロバート・フィリップスというダイヤモンド研磨工のおかげで可能になったそうです。

フィリップスは、1958年、ストーンヘンジの修復作業中に、倒れた3つの石を建てなおすため、58番目の石であるストーン58に穴をあけていました。

そのときフィリップスは、1メートルほどの円筒形のサンプルひとつを記念に持ち帰ることを許されました。

それから60年たった現在、保護されているこの遺跡から新たなサンプルを採取することは禁止されていますが、フィリップスがその石を返却してきたため、ストーンヘンジの起源についての新たな調査が再開されたわけなんです。

専門家は、返却されたサンプルの半分を使って破壊試験を行うことができたわけです。

英国地質調査所やイングリッシュ・ヘリテッジ、ロンドン自然史博物館の専門家たちと共に、ナッシュはフィリップスの保管していたコアサンプルと、イギリスのソールスベリー博物館にあるふたつ目のサンプルを、X線やCTスキャンにかけ、顕微鏡で観察しました。

すると、小さな石英の粒が、信じられないほど強固に結合した基本構造になっていて、建築材としてこれ以上ないほど理想的な状態になっていたそうなんです。

この結合は、考えられないほど強いもので、ストーンヘンジの当時の建設者は、一番身近で入手できて、最大の巨石というだけでなく、時の試練に耐えうる可能性のもっとも高いものと知っていたという事でしょうねぇ。

地球化学的には、ストーン58のサンプルは、ストーンヘンジで現在残っている52個のサルセン石(英国中南部に多数見られる砂岩の大きな塊)のうち50個の構造と一致します。

そのため、コアサンプルから得られた知見は、ストーンヘンジの大部分に当てはまると考えられるわけです。

この特殊な石材は、シルクリートと呼ばれていて、埋もれていた堆積物を地下水が洗い流してできたものなんだそうです。

年代測定から、石材の大部分はは6600万年前から2300万年前の古第三紀の堆積物が侵食されてできたものであることがわかったそうです。

しかし、それより遥かに古い2億5200万年前から6600万年前までの中生代や、10億年前から16億年前までの中原生代などの物質も組み込まれているそうなんですねぇ。

フィリップスのコアを詳しく調べたおかげで、この石の地球化学的な「指紋」を特定し、ウェスト・ウッズという丘陵地から運ばれてきた特定の石材と照合することができました。

ストーンヘンジは、5000年から4500年前の間に、二段階に分けて建てられたようなんです。

巨大なサルセン石だけでなく、小さなブルーストーンを使って円を描くように建てられた構造物もありました。

最近の研究では、ブルーストーンはウェールズのプレセリ・ヒルズが原産地で、最初はそこに建てられ、のちに現在のソールスベリー平原に運ばれてきたのではないかと言われているそうです。

まぁ、こうやって歴史的な構造物なんかも謎が解明されていくんですねぇ。

ストーンヘンジ、恐らくわたくし院長の人生には、何も関係ないと思いますし、今後肉眼で見ることもないでしょうけど、スゴイ事ですね(笑)

ですが、まだまだ世界中には謎多きものがたくさんあります。

生きてるうちに、少しでも解明してもらえたら嬉しいですな。

ではまた〜。





京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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