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2021年08月11日 [色々なこと]

レゴガン

お疲れ様です。院長です。

8月11日の水曜日でございます。

わたくし院長のいつも座っているパソコン前のカレンダーには、本日は「山の日」となってますが、オリンピックの延期にからみ、カレンダーも今年はグチャグチャでしたねぇ。

つい先日、このブログで使用済みペットボトルを再利用して作った環境にやさしいレゴブロックのお話しを書いたんですが読まれたかな?

読まれてない方は読んで下されば良いんですが、別に読まなくても今日の話は問題ありません。

今日は、そんな「レゴ」のダークな部分(笑)

まぁ、「レゴ社」には何の関係もない、どころかとんでもなく迷惑な話かもしれませんが、アメリカで、レゴそっくりの本物の銃が販売され、批判が殺到してるってなお話しです。

レゴ。

みなさん、一度や二度は見たり触ったりしたことあると思うんですが、世界的に有名なブロックですわな。

まぁ、子供用という括りだけでは語れない愛用者がたくさんいるレゴなんですが、このほど アメリカ・ユタ州にある銃メーカーが、デンマークの玩具会社『LEGO(レゴ)』のブロックで作ったかのように見えるカラフルな拳銃を売り出しました。

しかし、赤や青、黄色の鮮やかなレゴ風ブロックのカバー・キットをつけた本物の銃は、玩具に見えて子供が誤って触れてしまう危険性があるとして、レゴ社を始め、銃規制活動家や非営利団体などから大きな非難を浴び、結局同メーカーは製造中止を発表したそうです。

そりゃそうやろ(笑)

そんな事も想像できなかったんでしょうかねぇ…。

因みに、こんな「」です。

こんなん、子供の時に作ったわぁ…。

男の子は大体、銃とか刀とか好きですし、こういう形にブロックを組んで、手に持って遊んだもんですわ。

このおバカなメーカーは、 ユタ州でカスタマイズ製品を手掛ける銃メーカー「Culper Precision(カルパー・プレシジョン)」って会社で、6月24日、レゴブロックそっくりに見える本物の銃「ブロック19」を販売開始したことをSNSなどで告知しました。 

オリジナリティあふれる、カスタマイズされた銃を開発、販売することを専門とする同社は、「子供時代の夢の1つであり、拳銃『グロック』のカスタマイズ版として製造した」と述べており、「ブロック19」は正真正銘本物の拳銃がレゴブロックのカバーで覆われた形になっているんです。

シャレがきいてるのは、この「ブロック19」、元の拳銃が「グロック19」って名前ですし、ネーミングセンスは好きですけどねぇ(笑)

お値段は、549ドル(約60000円)〜765ドル(約84000円)らしいです。

いや、意外と安いんやな(笑)

しかし、これが銃規制活動家や非営利団体、レゴ社を含む多くの人々から注目を集めたようで、「子供が誤って触れたら危険」と銃メーカーに非難殺到

銃による暴力から、人々を守ることができる公安対策のために戦うアメリカの草の根運動『Moms Demand Action』の創設者シャノン・ワッツさんは、Twitter上で「子どもたちによる意図しない銃撃は2020年だけで30%増加している」と述べ、Culper Precisionを無責任で危険と批判。

レゴ社に同メーカーの銃を規制するよう連絡したそうです。

これを受けたレゴ社は、弁護士を通して「生産・販売を継続すれば訴訟に踏み切る可能性ある」とブロック19の規制を要請し、最終的にCulper Precisionのブランドン・スコット社長は、レゴ社の要請に従ってブロック19を自社ウェブサイトの販売ぺージから削除し、生産・販売を中止することを発表しました。

後日、Culper Precisionはメディアの取材で次のように語りました。

【ブロック19は、射撃スポーツの楽しさやトレーニングでしか味わえない喜びについて話す機会を作るために作られました。

米国憲法修正第2条は、人民の武器の自由な携帯を保証するものであり、同社はそれを認識しながら射撃スポーツの純粋な楽しさを強調するためにブロック19を製造しました。

この銃を手にする顧客はみな、責任感を持って所持するものと同社は信じています。

ブロック19を購入できるのは銃所持が認められた人のみであり、射撃スポーツと、射撃スポーツに参加することで得られる固有の楽しさ、満足感、喜びを心から愛している人たちです。

人々は、自分の財産を自分たちが望むようにカスタマイズする権利を持っています。

銃の所有者が銃をより良くカスタマイズするように支援するのが、私たちのビジネスです。

責任をもって銃を安全に楽しむ方法を無視し、銃が悪いという理由に焦点を当ててしまうソーシャルメディアや、修正第2条の権利の行使に反発する人を恐れてきた過去に私たちはウンザリしています。】と…。

同社のスコット社長は、「レゴ社は書面で『銃をおもちゃのように見せることは賢明ですか?』と世間の反応と同じように中止要請をしてきた」と話し生産中止を発表しましたが、謝罪はしていないそうです。

一部の銃所持支持者の間では同社の主張に同意する者もいるようですが、事実としてアメリカでは、子供の誤射事故により去年は142人が死亡し、今年は既に165件以上の誤射事故が発生しているといいます。

非営利団体Everytown for Gun Safetyの調査によると、コロナのパンデミック中は銃の所有権が記録的な高さに達したそうですしねぇ。

つい先週も、カリフォルニアの12歳の子供が、自宅に泊まりに来た親の友人が所持していた銃で誤って自分を撃ち、命を落とすという悲劇的な事故が起こったばかりなんですよ。

銃規制を求める活動家たちは、「銃が玩具のように見えなくても、子供たちが銃を使用してみたいと銃に引き寄せられるリスクがある」と懸念を口にしています。

なお、アメリカでは玩具メーカーが本物の銃に似せたおもちゃを作ることは法律上禁じられているが、銃メーカーが玩具に似た製品を作ることは明確には禁じられていないということです。

まぁ、これはダメでしょ。

銃についての論議の前に、子供が間違える可能性のあるものなんてもってのほかですわ。

自由の国アメリカですが、何でも自由ってわけではないですからね。

少なくとも、子供は守る方向でいかないとね。

ではまた〜。




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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