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2021年01月11日 [からだのこと]

飲酒運転撲滅

お疲れ様です。院長です。

1月11日の月曜日でございます。

1月11日…。

1が3つだとポッキーの日じゃないんですよね(笑)

今日は成人の日でございます。

我々世代は、成人の日というと、1月15日ってイメージですが、ハッピーマンデーなんですよね。

そして今日は、鏡開きを行う日でもありますね。

鏡開きとはお正月の間に年神様が宿っていた鏡餅をおろして食べ、1年の無病息災を願う行事です。

鏡餅はお供えするだけではなく、開いて残さず食べることが大切なわけです。

要するに、もういつまでも正月気分でいたらアカンでって日でございます。

ですが、今年は正月休みの翌週に、三連休ってねぇ…(笑)

わたくし院長の場合、正月に限らず、お休みがあると大体朝はそこそこ早めに起きるんですが、一仕事して必ず昼寝します。

それからジム行ってご飯食べて、飲酒するってパターンと、ジムに行かない日は、この「昼寝」の前に飲酒しちゃいます(笑)

ま、昼寝と言っても午前中だったりすることもあるんですが、二度寝=昼寝っていう認識ですな。

そして、少々のアルコールなら、少し寝れば醒めるよねっていう認識もあまりよくないね(笑)

もちろん、その後、車に乗る予定なんかがあれば飲みませんが、ジムなし、用なしなら必ず飲んじゃうね〜。

ってな感じから、今日は飲酒に関するお話しでもしてみようかと思います。

お酒を飲むと当然、酔いが回りホワっとした気分になり高揚感が得られるわけえすが、その反面、注意力や判断力が鈍くなったり、体が思うように動かなくなったりします。

危険を感じ取る能力も低下し、それが飲酒運転による交通事故や暴力事件につながっていくわけですね。

ではなぜお酒を飲むと注意力や判断力が低下するんでしょう?

どうやらアルコールが注意力を促す脳内化学物質の分泌を邪魔していることと関係があるようなんですね。

注意力が必要な作業を行うとき、脳内の「青斑核(せいはんかく)」から「ノルアドレナリン」という物質が分泌されます。

ノルアドレナリンは、神経伝達物質やホルモンとして機能し、注意力に関連するとされる化学物質です。

これまでの研究では、注意力が必要になるとノルアドレナリンが分泌されることまでは分かっていたわけですが、そこから先のプロセスが不明でした。

今回、米テキサス大学サンアントニオ健康科学センターのグループは、2光子イメージングという最新技術を駆使して、生きているマウスの脳の活動をリアルタイムで観察しました。

その結果、ノルアドレナリンが小脳皮質のアストロサイトの一種「バーグマングリア細胞」にある受容体に結びつき、細胞内のカルシウムが活性化することが明らかになりました。

哺乳類でこれが確認されたのは初のことなんだそうです。

「アルコールで急激に酩酊することで、脳全体で注意力に関係するバーグマングリア細胞のカルシウム活性が阻害されることはほぼ間違いないでしょう」と、研究グループのマーティン・パウケルト氏は説明しています。

お酒を飲むとふらふらと千鳥足になりますが、これもバーグマングリア細胞でカルシウムが活性化しなくなることと関係があるようなんです。

小脳が運動制御に関係していることは昔から知られていたので少々意外ではありますが、バーグマングリア細胞のカルシウム活性は、運動協調に不可欠ではありません。

それでも今回の発見は、小脳が非運動機能においても重要な役割を果たしているという知見や、アストロサイトが脳の基本的な維持機能をサポートしているだけでなく、認知機能にも大いに関与しているかもしれないという知見と整合的なわけです。

警戒レベルを決める脳回路の探索や、そうした回路と干渉する化学物質が脳の警戒システムを低下させる仕組みなどを解明する新しいレベルの研究につながる成果であるそうなんですね。

ちょっと小難しい話になってますが、要は酔ってからのプロセスのお話しですから、何となく読んでくれても大丈夫。

飲酒運転は違法であり危険行為であるということがこれだけ認知されていても、今だに後を絶たないその理由は、飲酒することで、脳内で危険を感じ取る化学物質の分泌が阻害され判断力が鈍るからと考えられます。

更に注意力も低下するので事故を起こしやすくなります。

飲んだら乗るなは鉄則ですが、飲んで運転しても「少しくらいなら大丈夫」という、脳のささやきは間違いであるということも合わせて覚えておかないといけません。

ま、わたくし院長の場合、飲酒してしまうと自分自身でも「大丈夫」とはとても思えない状態になってますから、逆に乗ることはないですけどね。

飲酒運転、撲滅しましょう。

ではまた〜。



030111



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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