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2019年12月31日 [からだのこと]

大晦日に見る夢は…。

お疲れ様です。院長です。

12月31日の火曜日でございます。

さぁ。

ついに令和元年、最後の日がやってきました。

今日はみなさん、のんびりお過ごしでしょうか。

わたくし院長は、ここ数年、ダウンタウン見ながらダラダラ年を越すパターンが続いています。

で、翌日以降は、録画しておいた格闘技をみるっていうのが定番でございます。

で、何するととなく飲酒して寝てを繰り返すんですが、ジムにはそれでも行くんですよね。

で、わたくしの通ってるゴールドジム二条は、31日と1日がお休みで、2日以降は営業しています。

さらに言うと、この31日、1日も京都の他店、今出川店と烏丸店を特別営業という形で利用すれば、休みなくトレーニングすることができるっていうもうパラダイスのような環境なんですが、わたくし院長、他店を利用するのは面倒なんで、この2日はお休みいたします。

まぁ、31日、1日ですからね(笑)

普通は休むでしょ。

ですから、今日、明日はトレーニングも休んでダラダラするわけです。

そんな大晦日ですが、まぁ今年最後のネタって事にもなりますし、何を書くべきかなぁとか考えてたんですが、そこまで特別なことも思い浮かばず(笑)

まぁ、毎年ここ2、3日中に「初夢」の話はでてきますから、それに因んで夢に関する話でもしてみましょう。

この「初夢」の話ですが、簡単に言うといつ見る夢が「初夢」なのかと…。

調べれば調べるほど、色んな説があり、なかなかひとつに絞れないねぇってな話しを、毎年のようにしています。

まぁ、「初」なわけですから、新たな年に初めて見る夢って事で、普通に考えれば「元日」の夜みる夢って感じでしょ?

ですが、「元旦」って言葉、ご存知ですか?

この「旦」って漢字は、地平線から太陽が昇る様を描いてるそうで、元旦ってのは、元日の日の出から午前中を指す言葉なんです。

て考えると、最初の日の出なわけですから、大晦日の夜に見る夢なんか?とかも考えられますやん。

また、2日の夜に見る夢って説も根強いんですよね。

なので、この2〜3日に見る夢ってことで結論づけてましたよってな話しなんですよ。

てことで、今日は31日ですから、今日の夜以降、どれだかが「初夢」となります。

ので、今日はそんな「夢」についてのお話ー…。

「一富士二鷹三茄子」なんて言いますが、初夢だからと言っていい夢をみるとは限りませんよね。

そもそも夢を見るメカニズムも明確になっていませんし、悪夢を見る可能性だってあるわけです。

初夢から悪夢なんてゾッとしますが、今日は悪夢は現実の恐怖に立ち向かう手助けをしてくれるっていうお話です。

まぁ、どんな人でもいわゆる「悪夢」など見たくありませんよね。

せめて、寝てる時くらいいい夢を見たいと思うのが当たり前でごんす。

そう思ってるにも関わらず、ヒトは時に悪夢を見ます。

ま、悪夢と言っても人それぞれで、わたくし院長はよく追いかけまわされる夢を見ます。

で、ひどい時には射殺される寸前まで追い詰められます。

でも、まぁ夢ですから死ぬことはないんですが、出来れば寝てる時はゆっくりしたい(笑)

ですが、この悪夢には現実世界で起こる、悪い出来事のリハーサルをしているんではないかという研究発表がありました。

スイス、ジュネーヴ大学の研究グループの新たな研究によると、もう二度と見たくない、おぞましく恐怖に満ちた夢が、実は現実社会で恐怖に立ち向かう力を貸してくれている可能性があるということらしいですな。。

では、そもそも私たちはなぜ不快な悪夢を見るのでしょう?

研究グループが眠っている人の脳をマッピングしたところ、この「悪事リハーサル仮説」を裏付ける発見があったんだそうです。

悪夢を見た人は、現実世界で遭遇した恐怖心を、うまく抑えられるようになっていたってことのようなんです。

夢と現実の神経学的な関係が特定されたのは初めてのことなんだそうですよ。

眠りは謎で満ちています。

実際、「夢見が悪い」なんて言葉もありますし、体験したことがある人も多いと思います。

つまり、そのメカニズムを科学的に解き明かすことがいくら難しくても、眠りが気分を調整しているという事は間違いない様な気がします。。

起きているときと同じように、人は夢の中でも感情を味わっており、それが起きているときの気分に影響しているようなんですな。

こうしたことについて、現時点ではレム睡眠がネガティブな感情と記憶を一定に保っているという風に考えられています。

ですが、その感情が夢の中にまで浸透するものかどうかは、また別の問題です。

すでに扁桃体をはじめとする脳の感情中枢が睡眠中に活発になるというデータもあります。

そして、こうした領域がダメになってしまうと、夢の中で味わう感情が薄れることもわかってきています。

しかし、それはあくまで相関関係が判明しているだけであって、直接的なメカニズムが明らかにされているわけではありません。

今回の研究では、「悪事リハーサル仮説」を裏付けるかのような発見がなされました。

研究グループは、高密度脳波検査(EEG)で眠っている被験者18名の脳をスキャンするという調査を行いました。

なお被験者は、夜寝ている間にいくどか起こされ、その都度、夢の内容と恐怖を感じたかどうかを尋ねられます。

ここから判明したのは、夢の中の恐怖は「島皮質」と「帯状皮質」で現れているということです。

島皮質は、恐怖条件付けに関係している扁桃体のように、極度の不安が引き金となって作動する領域で、感情を評価する働きがあります。

また帯状皮質には、脅威を感じる出来事に体を備えさせる役割があると…。

このふたつの領域の役割をさらに詳しく解明するために、研究グループは今度は89名の被験者に1週間ほど夢日記をつけてもらうという調査を行ないました。

被験者には朝目が覚めたとき、その夢を見てどのような気分だったか記録してもらいます。

また最後の日には、各被験者にネガティブな感情を喚起させる画像と中立の画像を提示しつつ、そのときの脳の様子をMRIでスキャンするという実験も行ないました。

まぁ、手の込んだ実験ですなぁ…。

目的は、夢の中で経験した出来事によって、起きている間に感じる恐怖への反応が変化したのかどうか確かめるためで、その結果、夢の中で恐怖を長く感じていた人ほど、ネガティブな画像を目にしたとき、島・帯状皮質・扁桃体の活動が少ないことが明らかになりました。

さらに、内側前頭前皮質(恐怖を感じたときに扁桃体を抑制する)の活動が、悪夢の数に比例して増えることまで判明したそうです。

こうした結果は、眠っている間にリハーサルをすることで、消去学習による脳の再調整を行っているという仮説を裏付けるもので、このように、現実の恐怖にうまく対応できるようになるという意外なメリットがありそうなんですね。

ま、悪夢といってもこの場合、「適度なストレス」であることが大前提でございます。

夢が極端なまでに恐ろしいものになってしまうと、大きなストレスとなり、睡眠不足や覚醒時の気分をひどく不快なものにしてしまいます。

現実の恐怖のリハーサルという悪夢の効果は、ほどほどに怖い夢の場合に限るということだそうです。

なお研究グループが今関心を抱いているのは、悪夢といい夢が覚醒時の気分に与える影響なんだそうです。

まぁイメージトレーニングみたいなもんなんでしょうかね。

夢であろうと経験値として残れば、実世界でもその経験が生きると…。

今年最後のブログにふさわしい、何とも難しい話になりましたが、夢での体験も経験値になる可能性はあるってことです。

ただ、悲しいかな、ヒトは思った通りの夢を見る事がなかなか出来ません。

それじゃ意味ないじゃんって事にもなりますが、せっかく寝てるんですから、仮に悪い夢だったとしても有効に利用できるよう、このブログを覚えておいて下さい。

もし、悪い夢を見てしまっても、非現実でそんな貴重な体験が出来たと思えば、まぁ許せるでしょ。

ってことで、2019年、令和元年もお付き合い下さり、ありがとうございました。

来年度も、弘泉堂鍼灸接骨院ともども、このブログもよろしくお願いします。

では、みなさん良いお年を〜。



011231


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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