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2019年12月19日 [からだのこと]

3Dプリンターの未来。

お疲れ様です。院長です。

12月19日の木曜日でございます。

もうクリスマスまで1週間切りましたし、まぁいわゆる「年末」って呼んでも差し支えない時期に入ってきましたねぇ。

確か、小中学生辺りもクリスマス近辺で冬休みになるでしょうし、そうなるともう家の用事なんかやってらんないよってお母さんも多いかと思います。

つまり、なにかするなら家が静かなこの1週間だけですぜ。

当院も、明後日の土曜日にちょっと勝負をかけて、ある程度片付けを終えるつもりでございます。

ってことは、最後ですからかなり本気出さないといけないと思われますんで、覚悟はしています。

だって、その翌週になっちゃうともう28日ですからね。

つまり、明日から休みじゃ〜いってテンションですから、そりゃ、もう集中力がなさ過ぎるでしょう。きっと…

もうええわーってなるのは見えてますしね。

この自己分析、我ながらシッカリしてると思うんですよね。

絶対、やらないだろうなと(笑)

そして、わたくし的にクリスマスには全部終えてたいんで、次の土曜なら火事場のクソ力的なパワーが発揮されると睨んでます。

いよいよクリスマスやしねぇ。

ってことで、今日もネタに入っていきますが、昨日、最先端の「ギブス」のお話をご紹介いたしましたが、今日もその続編でございます。

ま、続編っつっても続きってわけではなくて、また別の未来型ギブスのお話でもしてみようかと思います。

昨日紹介した網目状のギブスが世に出回れば、石膏を固めたギブスに落書きするという世界共通の伝統行事は消えてしまうでしょうけど、今日のはそれのさらに上をいくヤツでございますよ。

3Dプリンタとが低出力超音波パルスを利用し、時間もコストもかけず、速く、そして不快指数を減らして骨折を治療できるギプスの開発が進んでいるそうなんですよ。

このギブスはトルコの工業デザイナー、デニズ・カラサヒンて人がデザインしたもので、3Dプリント技術により骨折した部分にぴたりとフィットするよう作られているそうです。

昨日紹介したヤツと、また別のデザイナーの作品のようなんですが、パクったのか偶然なのか、見た目はかなり近いんですよね(笑)

こんなんなんですよ。

ちなみに昨日紹介したヤツはこれ

もう、基本は同じといっても過言ではないよね。

ま、どっちが先に考えたとかそんなんはどうでもよくて、恐らく通気性だとか軽さなんかを考えたら、同じような形に落ち着いたってトコでしょう。

では、昨日のと同じやんって話ですが、今日のには低出力超音波パルスがくっついてんですよ。

これも、実物を見ないと何とも言えない部分はありますが、写真を見た限りでは、ギプス全体に超音波が流れるような感じだと思います。

一応、作者の意図としては、この低出力超音波パルス(LIPUS)を、1日20分間当てることで治癒速度を加速させると…。

骨折の状態によりその速度は変化するが、大体38%から80%まで回復速度を上げられることが実証されているとのことです。

まぁ、確かにこれは効果があるでしょう。

ただ、このギブスについては「3Dプリンター」で製作してるって部分がある意味ネックですわな。

この3Dプリンター、実はわたくし院長もそこまで詳しくないんですが、軽く解説しておくと、「データを元に、樹脂や金属を一層一層少しずつ積層しながら、立体物を印刷するもの」です。

従来のプリンターと呼ばれているものは紙などの平面(2D)にインクを出し、文字や絵など印刷するものですが、3Dプリンターは、さまざまな方式で材料を積層させ、立体物を作り上げていくわけです。

ですから、まずデータとなるものが必要で、それを入力して積層させていくわけですが…

現在の技術じゃ、時間が結構かかるんですよね。

おそらくこのギブス辺りでも数時間から10数時間はかかるんじゃないかと…。

大きなものなら、何日もかかる場合もあったりします。

ですから、「骨折」なんていう緊急事態で、今すぐ固定したいって時には、不向きなわけですよ。

ま、発想は面白いですし、プリンターの精度が上がり、データをすぐに送れるアプリなんかが登場してくれたら、病院内で即座に作ることも可能にはなってくるでしょうね。

で、ここで、もう一度、昨日紹介したヤツに戻るんですが、あれは骨折箇所にギプスをスライドさせて装着し、液体樹脂を注入して固定するだけで、時間にしてわずか10分ほどだということです。

つまり、網目状の空洞の中に樹脂を注入して固定して、固めるわけで、まったくその場で作ることが出来るわけですな。

この利便性がやはり、医学的には一番必要ですんで、こっちの勝ちかなと(笑)

まぁ、わたくしの決める問題でもないですが、どちらもまだ完全に商品化されてるわけではないですし、改善の余地もあります。

まずは、キッチリ問題点を失くして、誰もが簡単に使える製品を世に送り出して下さい。

ではまた〜。



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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