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2019年08月20日 [日々のこと]

二千年後の君へ…

お疲れ様です。院長です。

8月20日の火曜日でございます。

8月も残すところ1/3ですな。

ボチボチ、秋の気配が漂ってもええころかと思うんですが、まだまだ暑さは衰えませんなぁ…。

今年の暑さは長引きそうですから、今から心しておかないとね。

わたくし院長の予想では、9月半ばまで暑さが続き、秋の気配が漂う前に冬が来ると…。

去年も確か、冷房から暖房までの間が、数日しかないっておかしな気候でしたから、今年はどうなりますやら…。

そんな暑い夏ですが、暑いのは日本だけじゃございません。

今日は、アメリカはアラスカのお話をしてみたいと思います。

の前に、アラスカってどこかって事を軽くおさらいしときましょう。

アラスカ州は、アメリカ合衆国最北端にある州で、北アメリカ大陸北西の端にあり、合衆国本土とはカナダを挟んで飛地になっています。

アメリカ合衆国の州の中では面積最大であり、東はカナダ、北は北極海、西と南は太平洋と接し、西のベーリング海を隔ててロシアとも海上の国境があるとこです。

つまり、北極海に面してる非常に寒いトコなんですよ。

で、このアラスカが、アメリカの中でも急激に変化しつつある州と言われているんです。

アメリカ国立気象局の分析によって、海岸から240キロの範囲の海から、氷が完全に消えてしまっていることが判明しました。

原因は明らかで、北極では例年を上回る暑い夏となっており、海水の温度が上昇し、さらに7月の記録的な熱波まで訪れたことで、すべて解けてしまったんですね。

こりゃ、スケールが違います。

日本も暑い暑いとはいいますけど、ここまでじゃございませんもんね。

気温の上昇が続く北極圏では、2017年にも同じようなことが起きています。

しかし、これほどまで早い時期に氷が消えてしまったのは今回が初めてで、北極海の氷の量は記録的な少なさで、夏の大部分がそんな状況だということです。

いまや冬の間でさえ、ほとんど氷がないような状態で、3月初旬のベーリング海は完全に開けた海で、この季節としては異常事態となっています。

その時期、普通ならほとんどが氷に閉ざされてしまうはずですから…。

根本的な問題は、アラスカ周辺や北極における氷のほとんどが若いことです。

ここ数十年で、数年にわたり存在する古く分厚い海氷が、暖かい海水や気温のせいで解けてしまったため、あたらしく凍る氷はみんな若いわけですね。

今年の7月などは、アラスカ沖、ボーフォート海、チュクチ海の気温は平均を5度以上も上回ったそうで、その結果、薄く、もろい氷しか残っていない現状です。

さらに問題を大きくしてるのが、北極の長期的なスパンでの温暖化で、この地域の気温は、世界の平均気温の上昇速度の2倍という速さで暖かくなっているそうなんです。

この現象を「北極温暖化増幅」と言うそうです。

世界の平均気温の上昇速度の2倍…。

これは相当ややこしい問題で、この溶けた氷のせいで温暖化が増幅されてしまうんだそうです。

つまり白い海氷は日光を反射しますが、これが消えてしまうと、そこには反対にエネルギーを吸収する暗い海が顔を覗かせます。

これが海水の温度をいっそう高め、北極自体も急激に温まるのだそうです。

これはもう、真夏に白い服を着て歩くのと、黒い服を着て歩くのでは、どちらが暑いかって話とはわけが違います。

なにせ、北極ってデカイっすからね。

ここの海がドンドン温められていけば、そりゃジワジワ氷も溶けますし、それがまた海水温を上昇させると…

そして専門家は、現象は少しずつ起きるばかりではなく、一度境界を超えてしまえば、一気に変化が進むのではないかと懸念しています。

まぁ、このまま温度が上昇し続ければいつか大変な事が起こるのは、誰でも分かりますよね。

この大ピンチをどうしのげるか…。

いや、きっと無理でしょう。

だって、誰も本気で温暖化を止めようなんて思ってないんやもん(笑)

ま、わたくし院長の生きてるうちは大したことは起らんでしょうけどね。

二千年後の君へ…

ってな文言は、某有名漫画の第一話のタイトルですが、きっと二千年ももたへんな(笑)

ではまた〜。


kyojin



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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