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2018年05月16日 [からだのこと]

父親譲りってやつね。

お疲れ様です。院長です。

5月16日の水曜日です。

5月も後半戦に突入ってことで、そろそろ本気出さんかい(笑)

さすがに休みボケを引きずってる場合でもなくなってきてますんで、頑張るでぇ(笑)

これから梅雨に入ると、どうしても体調を崩しがちです。

気圧の変化で、関節にも負担がかかるし、不快指数から怪我もしやすくなってます。

みんな気合入れて頑張ろうね。

ってことで、自分に言い聞かせてる院長ですが、今日のネタに突入しましょう。

連休前あたりから、遺伝子のお話をチョコチョコしてたと思うんですが、今日もそんな遺伝的なお話をお送りしたいと…。

前から何回かお話していますが、基本的に人間は23組の染色体を持ってます。

この「組」ってのはつまり、2つあるって事で、これは父親からと母親からと、2つの遺伝子を貰うから、1対になってるわけですね。

で、その対になってるものの、どちらかを使うわけですが、ここで、優性遺伝、劣性遺伝てのが関わってくるって話は前回しましたね。

読んでない人は、復習してきてください(笑)

で、この遺伝のメカニズムの中でも、今日は特に「父親」からの遺伝の可能性が濃くなると言われている特性をお話しようかと思っております。

つまり、今日ご紹介する特性は、お父さまから受け継ぐ可能性の高いものって事です。

が、もちろん可能性の問題ですので、全て遺伝するってわけではないから念のため。


1. 心疾患

父親に心臓の疾患があった場合、特に息子には50%ほどの確率で遺伝するといわれています。

ですので、もし該当されるなら気をつけるに越したことはありませんね。


2. 遺伝性の発達障害や精神疾患

両親ともに精神疾患を子に遺伝させるが、父親の方が確立は高いそう。

特に、統合性失調症とADHDは高確率だそうです。


3. 歯や歯並び、顎のサイズ

深刻さは若干低いですが、歯のサイズ、顎のサイズ、歯の形状はみな遺伝性で、子はそれらを親のどちらかから受け継ぎます。

顎のサイズを決める遺伝子については、父親のものは母親のものより発現しやすく、結果として歯並びが悪かったり、柔らかいエナメルに起因して虫歯になりやすいといったことになりやすいようです。


4. 精子の数

これは、父親から息子に限った遺伝ですが、特に精子の数の少ない父親の場合、息子も少なくなる確率が高いとか。


5. 子どもの性別

子供が男の子か女の子かも父親によって決まる要素が非常に濃いようです。

ま、そもそも性染色体のYは男性しかないわけで、これにより性別が決まるわけですから当然っちゃ当然ですけどね。

ですから、父親方の家系を調べると、ある程度生まれてくる子供の性別は予測できるってお話です。


6. 瞳の色

まぁ、日本人の場合、大体黒っぽい色なんで、目の色が変わるって事はないですが、父親に特定の特徴がある場合は、子供の瞳の色を予測しやすくなるそうです。

ま、白人などはいろんな目の色の人がいますからねぇ〜。


7. 身長

これも両親から受け継ぐものですが、若干父親の影響の方が大きいみたいですね。

ま、ちょっと確率が高いって程度のようですから、背の低いお父さんの場合でも気にし過ぎないでね(笑)

と、まぁ色々紹介しましたが…

ほんとに確率論やしねぇ…。

わたくし自身、父親からの遺伝的なものって、あんまり感じてないんですよね。

ま、年々顔は似てきたなと思いますが、それはまぁ親子ですからねぇ…。

この様に、遺伝にはほんとに奥深い謎がまだまだあります。

この分野も、日夜研究されてますんで、そのうち少しずつでも明らかになるでしょう。

ってことで、また〜



oyakoneko



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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