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2018年02月25日 [からだのこと]

(52)サンデーイルネス(仮)エボラ出血熱(エボラウイルス病)について

お疲れ様です。院長です。

2月25日のサンデーイルネスでございますよ。

2月ももう終りですんで、次のイルネスは3月です。

やっと春が来るねぇ…。

まだ、来週だと寒いでしょうけど、さすがに雪がどうのって事もなくなってるでしょうし、この辺からは日増しに暖かくなるはず…。

とか言うてたら、すぐに暑い暑いと(笑)

まぁ、春、秋の短さと言ったら、もう各1ヶ月位しかなくて、残りの10ヶ月の半々は夏と冬やんって位、暑いのと寒いのは長いよねぇ…

そんな、短い春の日を、少しでも楽しまないとね。

ってことで、今日のイルネスに突入していくわけですが、今日は「え」の日なんで…

数ある「え」の中から、エボラ出血熱(エボラウイルス病)について解説したいと思います。

このエボラ出血熱、1976年、スーダン南部の工場に勤める倉庫番の男性が出血熱様症状を示し、次いでほかの部署の男性2人も同様の症状で倒れました。

これが初めてエボラ出血熱と認識された流行の幕開けで、この3人の患者を中心として家族内、院内感染を通してエボラ出血熱の流行が拡大し、計284人がエボラ出血熱を発症して151人(53%)が死亡しました。

その流行とは別に、同年8月末にコンゴ民主共和国(旧ザイール)北部のヤンブクってとこで1人の男性が出血熱の症状を示しました。

その患者が収容されたヤンブク教会病院での治療・看護を通じて大規模な流行が発生してしまいました。

計318人の同様の患者が発生し、280人(88%)が死亡するという高い致死率の流行がありました。

その後、スーダン、コンゴ民主共和国などで、散発的なエボラ出血熱の流行が確認されていましたが、1995年にコンゴ民主共和国中央部の総合病院を中心として、エボラ出血熱の大規模な流行が発生しました。

その流行では計315人が発症して244人(77%)が死亡しました。

今でも、コンゴ民主共和国、ガボン、スーダンで比較的大きな流行が続いています。

ちなみにエボラの名は、ヤンブクの最初の患者の出身村を流れるザイール川支流の名「エボラ川」に由来しています。

感染したチンパンジーからヒトにエボラウイルスが感染した例がいくつか確認されていますが、それらのケースを除いてヒトへの感染源は不明とされています。

チンパンジーもヒトと同様に致死的な出血熱を発症します。

アフリカでのエボラ出血熱の流行を調査すると、ヒトからヒトへの感染の拡大は、貧しい医療衛生環境での注射器・注射針の使い回しや家族内での濃厚な接触が原因です。

2014年にはギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国を中心に、これまでにない大きな規模のエボラ出血熱の流行が発生し、世界保健機関(WHO)の発表によると、患者数は1万5319人にのぼり、5444人が死亡しています。

とまぁ、われわれ日本人ではまずそちらの国々にでも、行かない限り感染する危険は、今のところないと思われますが、発症したら50%以上の致死率ですから、シャレにならん病気です。

しかも、感染源は不明ですからねぇ…。

で、最近では、エボラウイルスの宿主はアフリカに生息するオオコウモリであると考えられています。

オオコウモリて…

ちょっと調べてみましたけど、我々の知ってるコウモリとはちょっと違う、もっと大型のヤツみたいですね。

主に視覚に頼って飛行するらしいんで、いわゆる目が退化して超音波を出して暗闇を飛ぶココウモリって奴らと違い、目で見て飛ぶため、見た目哺乳類に近い顔立ちです。

キツネ顔のキツネオオコウモリなんてのもいますし(笑)ちなみにこんな顔

で、このコウモリとの接触って事ですから、噛まれたりもあるでしょうし、中にはコウモリを食っちゃう人もいたかもしれません。

なお、これまでエボラ出血熱という病名が用いられてきましたが、実は出血症状がみられるのは約2割程度ってことで、全ての患者で出血症状が認められるわけではないことから、エボラ出血熱という病名から「エボラウイルス病」と呼ばれるようになっています。

では、症状の現れ方ですが、先ほども書いた通り、自分がこういった国へ行ったとか、またはそれらの国から帰ってきた人との接触があったなどがない限り、心配する必要はありません。

基本的に、潜伏期間は2〜21日で、血液を介するエボラウイルスの感染力は強く、針刺し事故ではほぼ100%の確率で感染すると考えられています。

100パー!

これは怖い。

鍼灸師としてこわい。

まぁ、感染経路になりうる国の方が、患者さんで来られるってことは、基本ないですが、旅行で行かれたとかなら分かりませんしねぇ…。

針刺し事故など起こさない事が当たり前なんですが、にんげんだものねぇ…。

で、症状は、発熱、悪寒(おかん)、頭痛、筋肉痛、吐き気・嘔吐、胸痛、腹痛、咽頭痛(いんとうつう)、下痢、紫斑、吐血、下血、意識障害などなど…

死亡率は50〜90%までとされていますから、まぁ助かる人の方が少ないんですよね。

そして、エボラ出血熱には特異的な治療法がありません。

つまり、もう治るかどうか運しだいってことなんで、もう近づかないに越したことはないです。

安静、ショックに対する治療、輸液・循環の管理などの対症療法が基本です。

いちおう、日本では、エボラ出血熱は感染症法で1類感染症に分類されてますが、まぁこんな患者がそこらの病院に現れたらおしまいでしょ(^^ゞ

例えば、さっきの症状、発熱、悪寒(おかん)、頭痛、筋肉痛、吐き気・嘔吐、胸痛、腹痛、咽頭痛(いんとうつう)、下痢、紫斑、吐血、下血、意識障害などを訴える患者が来て、どれだけのドクターが、エボラを疑えるか…。

もちろん、そういった地域への渡航を先に伝えてくれたら、ピンと来るかもしれませんが、患者さんにも知識がない場合、普通に身体がダルイんですよ〜って来ますしね。

やっぱり、どんな病気の場合でも知識は必要です。

逆に知識さえあれば、最悪の事態だけは避けられるかもしれませんしね…。

もしも、自分がこういった感染症に罹ってしまったとしたら、まず感染を拡大させない事。

これが何より大事です。

それにはまず知識をもちましょう。

ってことで、今週はこの辺で終わります。

また来週のイルネス辞典をお楽しみに〜




koumori




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