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2018年02月05日 [色々なこと]

That's gene!

お疲れ様です。院長です。

2月5日の月曜日でございます。

2月は日数が少ないもんですから、これまたあっちゅ間に終わってしまうんだねぇ…。

慌てないといけませんが、慌ててはいけません。

自分のペースを少しだけアップさせてみましょう。

ま、大体、変わりませんけどね(笑)

この慌てる急ぐというのも、まぁ性格的なもんもあるでしょうが、気にする人と全然気にならない人がいたりします。

もちろん、色んな経験から変化、成長していく場合もあるでしょうけど、生まれ持ったものってあるでしょ?

よくいう遺伝するってやつ。

で、遺伝ってもの自体、ある程度研究され、遺伝子学として確立しているものもあれば、まだよく分かってない部分もたくさんあります。

例えばよく言う、一重まぶた、二重まぶた、それから、髪の色、目の色、肌の色なんていう「身体的特徴」以外に、性格や好みなどの内面的なもの…

こういったものは「遺伝します」

とは言いにくいわけですよ。

確実じゃないからね。

でも、何となく以上のレベルで、辻褄も合うし、これは遺伝してるんじゃないの?って部分もあるわけですね。

「この子の頑固なとこは、親父にそっくりだな」とか「この子の几帳面なのは、母親譲りだな」とか…。

もちろん、親子なんですから、同じ空間で長い時を過ごす事によって「似てくる」ということもあるでしょう。

知らぬ間に「真似てる」場合もありますよね。

例えば、尊敬している両親とかなら、寄せ気味になるのも分かります。

ですが、そういった部分を抜きにしても、これらは両親から受け継いている可能性が高いっていう、性格や性質についてちょっと考えてみましょう。

あくまで、個人差もありますし、参考程度でね。


◆やさしさ

やさしさや共感はDNAからある程度予測できます。愛情ホルモンと言われるオキシトシンの受容体を作り出す遺伝子にはG/G、A/G、A/Aの3タイプがあり、この順番で優しいらしいです。

つまり、ある程度先天的にやさしさを持ってる人はいるって事ですな。


◆旅への関心

同じ場所で長く暮らしても満足していられる人がいる一方、世界中を見て回ることに生きがいを感じている人もいます。

その違いはドーパミン受容体遺伝子の変異種「DRD4-7R」にあるそうで、この変異種は好奇心や落ち着きのなさと関連しており、「旅行熱遺伝子」と呼ばれているらしいです。

つまり、行動的、もしくは落ち着きがないって事も遺伝するようなんですな。


◆食べ物の好み

ある人の大好物が、他の人にはまったく受け付けられないことも当然あります。それは遺伝子が関係しているのかもしれません。

味を感知する、味蕾に影響する「TAS2R38」という遺伝子に関連しており、「テイスティング」と「ノンテイスティング」と呼ばれる変異の存在が明らかになっているそうで、この遺伝子の違いで好みも変わるそうです。


◆運転技術

なんと車の運転を下手にする変異があることが分かっているそうです。

脳由来神経栄養因子(BDNF)は特定の活動をしている最中、脳が分泌するタンパク質で、これは脳機能を最適に維持し、記憶や学習を助ける役割があるとされています。

BDNFの分泌が少なくなる遺伝子の変異を持つ場合、特定の活動の最中に新しい技術を学び、情報を記憶し、間違いに応じて行動を修正する能力が劣ることになると…。

シミュレーションによる運転テストを実施した実験では、被験者にカーブや曲がり角がたくさんあるルートを15周して貰いました。

被験者29人中7人に問題の変異が存在しましたが、彼らの成績はそれを持たない人よりも10パーセント劣っていたんだとか…。

もちろん、技術なわけですから、後天的にどのようにでも変化はしますけどね。


◆友人の多さ

友達が多い人は、「人気者遺伝子」を受け継いでいるのかもしれないそうです。人に人気の出る行動を取らせる遺伝子があるんだそうです。

では、こんな遺伝子、あったらいいなぁとみなが思うと思ったら大間違いで、一定数の人は逆の作用で、人にあまり接近されるのを良しとしません。

これらは「社交性」とか「社会性」と括られてきましたが遺伝子的に何かあるのかもしれません。


◆なまけ癖

私がなまけものなのは私の遺伝子のせい。って言い訳できちゃうかもしれません。

肉体的な活発さはDNAによって決められているようで、不活発遺伝子を持っているとなまけ癖が出るそうです。

だからといって、全ての保有者がなまけ者かどうかは、何とも言えません。

「なまける」と言うと凄くネガティブな響きですが、「疲れやすい」とかならあるよね(笑)


てな感じで、「遺伝だ!」と全てを遺伝のせいには出来ませんけど、可能性は大なものを紹介しました。

ですが、これらは後天的にいくらでも変化しますし、気持ちで何とかできるものもあります。

いっそ、遺伝的な要素を認めたうえで、それにあらがう方が、潔くてストレスにはならないかもしれません。

少なくとも、自分を責めることは少なくなると思いますからね。

遺伝的に自分はなまけもんなんだけど、オレは頑張るよと…。

なんで、オレはダメなんだぁ〜って嘆くよりいいでしょ?

本当は、全てが遺伝的に決まってるのかもしれませんし、全て後天的なものかもしれません。

つまり、何も分かってないなら…

考えないで、気楽にいこ。

ではまた〜




dn




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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