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2018年01月07日 [からだのこと]

(45)サンデーイルネス(仮)心室細動〜AEDについて

お疲れ様です。院長です。

1月7日、今年最初のサンデーイルネスでございます。

7日と言うと、さすがに正月気分も抜けてくる頃ですが、明日は祝日ってことでどうも、まだ気合が入ってない人も多いかと思います。

当院は連休ですが、世間では3連休ってとこも多いでしょうし、明日休んで明後日からが、実質の年明けって人もいるんじゃないですかね。

そんななんともぬるい日曜日ですが、気温はドンドン低下してますよね。

なんか、患者さんたちもよく言ってますが、今年は特に寒い気がします。

歳のせいもあるかもしれませんが、年々寒さがこたえるねぇ(笑)

これから2月にかけ、寒さもピークを迎えますので、十分注意が必要ですね。

因果関係は明らかになっておりませんが、寒いと心臓が痛くなるって人は結構いらっしゃいます。

この「胸痛」と呼ばれるものは「狭心症」や「心筋梗塞」の重要なサインとも言われていますので、注意が必要ですよね。

で、今日はそういった心臓の疾患の一つ、「心室細動」って症状についてスポットを当てたいと思います。

心室細動って名前自体は、あまり馴染みがないかもしれません。

が、今日のメインはこの症状というより「AED」の使い方についてちょっと解説出来たらな〜と思っています。

「AED」ご存知ですよね?

今や公共的な場所には、どこにでも設置されています。

つまり、そういう状況がいつ起こっても良いように設置されてるわけですね。

では、そういう状況ってのと、どういった時、そして使用方法…

分かるよって人、どれだけいるでしょう。

わたしは一応、医療従事者として、研修を受けたことがあるので、多分使えます(笑)

多分ってのは、研修で使いましたが、もちろんその「現場」にいあわせたわけではないという意味です。

まぁ、普通に生きてて、目の前で人が倒れ、こういった処置を自分がしなければいけない状況になるなんてこと、そうそうないとは思います。

ですが、万が一って事もありますしね。

そして、その万が一があなたの大事な人だったら、使い方を知らなかった事で一生後悔するかもしれませんしね。

ってことで、今日はAEDを使いこなせるようになりましょう。

では、まず、これは何?って事なんですが、日本語で書くと(Automated External Defibrillator)「自動体外式除細動器」となります。

「心室細動」を起こしている時に、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための機械って思ってもらえれば大丈夫です。

では、この「心室細動」ってなによって事になりますよね。

今から解説しますが、ここは全てが分かる必要はないです。

最初に言っちゃえば「倒れている人に意識がなく、普通の呼吸がないとき」には、それが何であれAEDを使用してください。

ですから、細かく「心室細動」を理解する必要はないですが、そこはイルネス辞典、一応知識は得ておきましょう。

心室細動とは、理由は様々ありますが、心室の筋肉の規則的な収縮が失われ、ただ不規則に細かく痙攣しているだけの状態を指します。

ですから、心臓に耳を当てると普通に聞こえる「ドクン、ドクン」て音がなく、ピクピク痙攣してる状態です。

これは、心電図上でも規則的な波形は消え、不規則に震えるような波形だけになるわけです。

心室細動になると心室のポンプ機能が失われ血液を送り出せなくなります。

結果として血圧はほぼゼロになり、脳は虚血状態に陥り、意識は消失し、そのまま心室細動が続けば死に至ります。

怖い事に、心室細動が自然におさまることは非常に稀で、処置が遅れればそれだけ死亡率が上がってしまうわけです。

急性心筋梗塞や心不全の進行に伴って心室細動が起こったり、全身状態の悪化で生じた電解質の異常(体液のミネラル成分のバランスが大きく崩れること)から心室細動が起こることもあり、このような心室細動を二次性心室細動ということがあります。

また、本来は不整脈を治すための抗不整脈薬やその他の薬剤によって、かえって心室細動が生じやすくなることもあります。

一次性心室細動は、原因となる心疾患や電解質の異常などの誘因がない人に突然生じるもので、病態にはいまだ不明な点が多く残っています。

とまぁ、こういう状態が心室細動なわけですが、こんな解説読んじゃったら、余計に分からなくなりますよね?

ですから、倒れてる人がいた場合、その人の意識を確認し、意識がなければ救急車を要請しましょう。

そして、それだけではいけません。

次に呼吸を確認して下さい。

呼吸がなければ、本来は、いわゆる心肺蘇生術、胸骨圧迫、人工呼吸等を処置するんですが、これも現場にいれば難しいと思います。

ですから、意識、呼吸共に正常ではない場合、躊躇せずAEDを使いましょう。

というのも、ここからは時間の勝負なんです。

先に救急車は要請していますが、日本の場合、救急車が到着するまで、平均8〜9分かかると言われています。

で、この約10分間、もし患者を放置するとどうなるか…

この場合、救急隊員が到着してからの救命となり、成功率は20%程度と言われています。

つまり、手遅れになる可能性が高いわけです。

というのも、仮にAEDで心臓が動きだしたとしても、脳に酸素が供給されなかった時間が長ければ、低酸素脳症を起こしてしまい、後遺症が残ることがあるんですね。

この時間の成功率は、1分ごとに7〜8%低下するとも言われていますから、躊躇している暇はありません。

とはいえ、なかなか勇気がいると思います。実際は…

ですから、知識を持っておくことなんですよ。

このAEDというもの、音声ガイダンスに従えば誰でも使えるつくりにはなっていますし、なにより「心室細動」状態でなければ、電気ショックを放電しないしくみになってます。

ですから、極論、関係ない人(AEDを必要としないという意味ね)に当てたとしても、AEDは放電しないわけです。

この事実を知ってるだけでも、随分気持ち的に楽じゃないですか?

つまり、失敗するって事はないわけです。

ですから、躊躇せず使用しましょう。

ですが、そこまで分かってても身体が動くかどうか…

分かります。

全く知らない状態だと、そう思うのも無理はありません。ですから、ちょっと解説しておきましょう。

まずAEDを患者の近くに持っていき、蓋を開けます。

この時点で、勝手に電源が入るタイプもあります。

メーカーによっては電源スイッチがありますが、もう蓋を開ければ誰が見ても分かる造りになっています。

そして、ここが最大の作業になるわけですが、電極パッドを患者に貼りつけるわけです。

これも、2枚ある各パッドに、人体図が書かれていて、どこに貼ればいいか一目瞭然です。後はスイッチを押すだけ。

これもメーカーによって様々ですが、日本製なら、電源スイッチともう一つあるスイッチを押すだけとなってます。

そして、電気ショックが必要な心電ならAEDが勝手に放電してくれますし、そうでなければ電気は流れません。

どです?

簡単でしょ?

まぁ、実際現場に居合わせたら、おそらく誰でもテンパると思います。

ですが、その勇気ひとつで救える命かもしれません。

ましてやあなたの身内の方がそういう状態になるかもしれないわけですから…。

このブログを読んで下さった方は、少なくとも「簡単な機械」って認識はして貰えたかと思います。

それだけでも、何かが変わるかもしれません。

ですから何事も知識を持つこと。

これはほんとに大事ですからね。

では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。

そして、今年もサンデーイルネスをよろしくお願いします。



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
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