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2017年12月26日 [色々なこと]

シンギュラリティ(Singularity)技術的特異点

お疲れ様です。院長です。

12月26日火曜日です。

今年も残すところ、後5日ってことですわ。

クリスマスも終り、年末感がマックスに達するこれからの5日間、出来たらバタバタせず静かに暮らしたい(笑)

おかげ様で、当院も無事に弘泉堂通信を発送し、年賀状も投函、そして何とか大掃除も終わりました。

後は残りの日数を消化するだけとなりましたので、まぁ何とかなったな〜。

個人的には、色々やっときたいこと残ってるんですが、まぁそれはいいや(笑)

ここまで出来たら、もう十分って事でもう、院長は軽く年末浮かれに入ってます。

てな感じで、今日もネタに突入していきますが、今日はこのブログにも準レギュラー的に登場するAIについてのお話でもひとつ…。

今日の話は、ちょいっとややこしいんで、掻い摘んでおくとAIを作るAIのお話なんですわ。

はい。

わかりにくい(笑)

最近、ブログを読んで下さってる知人等からも、話が難しすぎて分からん事が多いってことと、ブログにコメントなりなんなり書き込めるようにしてくれって意見を賜ります。

が、そんなコメントなんぞ受け付けてたら院長はさらに疲れてしまいますので嫌です(笑)

で、どうしても質問だの、ご意見だの、苦情だのがある場合は、HP上のお問い合わせフォームからご連絡下さい。

そのまま院長のパソコンメールとして、送信されますんでそれには返信できますので…。

てことで、話をすすめますが、研究者が行なったのは、「強化学習」というアプローチを利用して機械学習モデルの設計を自動化することだそうです。

つまりAIを作るAIで、こいつを「オートML」と呼ぶようなんですが、こいつがニューラルネットワーク制御装置として働き、特定のタスク向けの子AIネットワークを発達させるわけです。

はい。

わかりにくい(笑)

簡単に言っちゃうと、AIをつくるAIが特定の部分を発達させるってことなんですわ。

ですから、特化させたい部分を伸ばしまくることが出来るようになったってことやね。

例えば、自動車なんかにも採用されてる「自動認識システム」ってのだと、車の前に何らかの障害物があれば、自動で減速したりブレーキかけたりするわけですよ。

この作業を、AIに覚えさせるために、この「何らかの障害物」が「何か」ってのを、色々覚えさせる必要があるわけです。

そりゃ、前をはしる車だったり、壁だったりならわけなく判断できるでしょうが、道に落ちてる空き缶まで、障害物と判断しちゃってブレーキかけてたら大変でしょ?

例えばそれを大きさだけで判断させるのも、問題が起こってきますし、こういった「学習」をさせる場合、極論を言えば、全ての可能性に向けてひとつひとつ覚えこませる必要があるわけですよ。

前を走ってる車との距離の時のブレーキングと、子供が飛び出してきた時のブレーキングは、同じじゃダメなわけですし、前が壁ならなおさらです。

つまり、こう言ったデータを覚えさせるというプロセスを繰り返す必要があるわけですよね。

で、これを人間が考えて行うとなると、当然、時間も労力もかかってしまいます。

AIですから、学習していくといえばそれまでですが、学習させるにも、教材を厳選して提供する必要があるわけです。

ここで、今回の、オートMLはこういった作業を効率よくかつ、確実に覚え込ませる為のAIってことなんですよね。

AIを作るAIですから、正確かつ効率的なAIシステムの作成プロセスを自動化出来るわけで、作業の軽減化プラス正確さの向上がみられるわけです。

つまり、AIがAIを作りだしちゃうわけですから、ここまでくれば完全オートですし、もうこの分野は最終章にまで突入しかかってるわけですわ。

そうなると、取り沙汰されるのがいわゆる「技術的特異点」についてですね。

もう覚えました?「技術的特異点」

簡単に言うと、AIなりの技術が上がり過ぎてしまい、人間文明に変化をもたらしてしまうっていう仮説です。

つまり、AIに人間が負けちゃうポイントみたいなもんですな。

今回のように、AIに学習させるAIなどが登場することによって、AI同士も相互的に賢くなっていきます。

つまり、この技術的特異点が早まることも意味してるわけですよ。

要するにAIを作るために開発されたAIが、予想以上にとんでもなく高性能なAIを作り上げちゃうことが想定されるわけです。

そしてこの技術的特異点ですが、は2045年までにやってくると予想されていたんですが、もうすでに水面下で進行しているのかもしれないですからねぇ…

因みに2045年と言えば、今から約27年後…

わたくし院長も、何とか生きてる予定なので、この「技術的特異点」が早まれば早まるほど、見れるというかそういう時代を生きれる可能性が出てくるので、ちょっと楽しみだったり(笑)

一説にはターミネーターのように、AIが人間を攻撃しだして、征服を企むなんて事を言う人もいますが、そうなったら機械と戦争だねぇ…。

ですが、こういったAI事業に携わっておられる企業様たちは、もっと真剣にこの「技術的特異点」を考えておられます。

やはり、身近に接しているだけあり、我々一般人より、脅威に感じる部分も多いと考えられるためか、世界の指導者たちは迅速に対応を進めています。

アマゾン、フェイスブック、アップルといった企業はいずれも責任あるAIの開発を推進する非営利団体「Partnership on AI to Benefit People and Society」に所属していますし、「IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)」はAI向けの倫理基準を提案しています。

グーグル傘下のディープマインドは最近になってAIの道徳・倫理面の研究を行う団体の設立を発表しました。

政府も自律兵器をはじめとする危険な用途へのAIの利用を防ぐ規制の導入を進めていたりしますので、まぁそれなりな策は練られてるようではありますが…

でもやはり心配なのは、こういった技術の流出というか、悪い方向への使用ですよね。

とんでもないAIを造れる技術者が、テロ組織に拉致されて殺人兵器を造れるAIなんかを造らされ、殺人AIが大量生産されるとかなんて「24-Twenty four-」とかに普通に出てきそうなシチュエーションやし。

規制をしても、それは必ず破られます。必ずね。

だって、殺人罪って一番悪いでしょ?

どんだけ起こってんのよって話…

ですから、どれだけ規制しても意味ないと院長は思います。

やるヤツはやるしね。

もう動き出してるAI開発ですから、誰にも止めることは出来ないでしょう。

でも、よく言ってますが、今よりまだ便利な世の中、求めます?

院長は、もう十分な気がします。

部屋に帰れば、自分で照明のスイッチ入れれば良いだけだし、「オッケーグーグル、電気をつけて」って言う方が何か邪魔臭い気が…(笑)

みなが求めてるものが誕生するならいざ知らず、そうでもない便利なものを作りだされて、使ってるうちに依存しちゃって手放せなくなると…。

良いか悪いかを我々消費者は選べませんからねぇ…。

さっきも出てきましたが、最近テレビCMで頻繁に流れてる「オッケーグーグル」の「グーグルホーム」なんかももう完全についていけてません。

あれば便利なんでしょうけどねぇ…。

こういった感覚自体が、もう古いのかもしれませんが、そこに危険が付きまとうなら必要ない気しかしないんですけどね。

ま、わたしの意見など、どこにも届きませんが(笑)

でもこれからも、AI事情についてはお伝えしていきますね。

ではまた〜。



aii



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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