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2017年10月08日 [からだのこと]

(32)サンデーイルネス(仮)A型肝炎について

お疲れ様です。院長です。

10月8日の日曜日でございます。

世間では3連休のの中日って事になりますねぇ〜。

わたしも今日、明日はお休みですから、ゆっくりさせていただいております。

そんなのんびりムードなイルネス辞典ですが、今日からしばらく「肝炎」についてグダグダと解説していこうかなと思っております。

しばらくって何やねんって感じですが、この「肝炎」って種類がムチャクチャあるんですよね。

で、それを全部解説するとなると、2ヶ月位かかりそうなんで、凝縮させて4回にわたりお送りしようかと…

それでも4回かかるやん(笑)

って位色々と特徴がある「肝炎」なんで是非知識として持っておいてください。

ではこの肝炎ですが、まず大きくわけて「急性」と「慢性」といわれるものがあります。

これも細かく言いだすとややこしいんですが、大ざっぱに急に罹った肝炎が、治り切らなくて慢性化するって考えて貰っていいと思います。とりあえずは…。

ですので、今回は4回に分けて、急性の「A型肝炎」「B型肝炎」「C型肝炎」そして「劇症肝炎」の4種類を解説していきたいと思っとりますです。

では、今回は第一回として「A型肝炎」を解説していきたいと思います。

まず、急性肝炎のうち、B型・C型・D型肝炎は血液を介して感染します。ですが、日本ではD型肝炎はほとんどみられませんので今回は省きます。

これに対して、A型肝炎はA型肝炎ウイルス(HAV)に経口的に感染して、ウイルスが主に肝臓で増殖し、炎症すなわち肝炎を起こす病気です。

致死的な劇症肝炎にならなければ慢性化することはなく、二度と発病しないのが特徴です。

経口感染で起こるA型肝炎には、衛生環境の状態が大きく関わっています。

日本は衛生環境が整ってきており、衛生環境の悪かった時代には集団発生もありましたが、最近では流行は少なくなりました。

では、原因は何かと言いますと、A型肝炎は、A型肝炎ウイルスが食べ物や飲み水を介して体内に侵入する経口感染で起こります。

体内に入ったウイルスに対して排除しようとする抵抗力、すなわち免疫反応がはたらきます。

この免疫反応により肝炎ウイルスに感染した細胞ごと攻撃されるため、肝臓に炎症が起こるのです。

また、免疫反応により抗体という蛋白質も作られます。

体内に抗体ができると、次にウイルスに感染しても発病しません。

増殖したウイルスは便中に排泄され、その便に含まれたウイルスに汚染された飲料水や食べ物から次の感染が引き起こされます。

発症は冬から春にかけてが多く、12〜3月にピークがありますが、最近はこの季節性が、以前に比べてはっきりしなくなったといわれています。

最近では衛生状態が悪い海外で感染する人が増えていることが示されており、このことが季節性がはっきりしなくなったひとつの要因と考えられています。

ウイルス汚染地域では、生水や生ものは当然ですが、生野菜のサラダを洗うための水が汚染されていたり、氷を作る水が汚染されていればそこからも感染するので注意が必要です。

では症状の現れ方ですが、A型肝炎では、ウイルスに感染して約1カ月の潜伏期間をおいて症状が現れます。

初期の症状は38℃以上の発熱、体がだるい、食欲がない、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などです。

このように、風邪によく似た症状で発症します。また、A型肝炎は他のウイルス肝炎に比べて、このような自覚症状が強く出ることも特徴です。

これらの症状の約1週間後に黄疸(おうだん)が現れます。茶褐色の尿や白っぽい便が出ることもあります。

A型肝炎は、適切な治療を行えば約1〜2カ月で完治します。しかし、なかには黄疸や血液検査値の異常が半年以上続いたり、腎不全や血液の病気を合併することがあります。

また、わずかですが劇症肝炎と呼ばれる重い状態に進行すると、そのなかの4〜5割の人は致命的になります。

劇症肝炎についてはまた何週間か後に解説しますんで…

高齢者や慢性肝疾患(B型肝炎、C型肝炎、アルコール性肝障害)をもっている人が発症すると、重症になりやすいといわれています。

逆に、子どもの場合は比較的軽症ですんだり、かかったことに気づかずにすむこともあります。これを不顕性(ふけんせい)感染といいます。

では、治療方法なんですが、黄疸があったり血液検査の数値が高い時期は、基本的に入院したうえで、安静にします。

トイレや食事など必要な時以外は横になっているようにします。安静により肝臓への血液の流れを保つことで、肝臓の回復を促します。

症状や血液検査の改善に合わせて安静の程度を軽くします。薬物療法は、直接ウイルスを撃退するものではありませんが、症状に応じて薬物を使います。

食欲がなかったり、嘔吐、下痢などの症状がある時には点滴を行い、基本的にはしっかり休めば症状は落ち着いていくでしょう。

とこのように、肝炎とは言え食中毒のような症状が主体となるA型肝炎ですが、経口感染するということをあまり知られていない方も多いですので、知識として持っておいてくださいね。

そして最後に予防法としては、感染の危険のある生水や生ものに注意することです。

患者さんが出た周辺や衛生状態の悪い海外では、とくに注意が必要と言えるでしょう。

最近ではワクチンで免疫力をつける方法や直接免疫グロブリン(抗体)を注射する方法があり、衛生状態の悪い海外へ渡航する人や感染の危険度が高い人は、これらの方法を用いて積極的に感染の予防をすることが推奨されています。

国内では、井戸水や二枚貝からの感染が報告されてるようですので、それらを口にする時は十分注意することと、1ヶ月あるといわれる潜伏期間もくせ者です。

忘れたころにやってきますから、その点も十分注意しておくことと、やはり知識を持って置くことが大事ですね。

いかがでしたか?

今週はA型肝炎を解説していきました。この肝炎、一応12月〜3月がピークってことですからこれからですからね。

では、来週のイルネス辞典は「B型肝炎」を解説していきますね。

来週もお楽しみに〜



kai



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
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