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2017年09月04日 [色々なこと]

フリーズドライ・ヒューマン

お疲れ様です。院長です。

9月4日月曜日でございます。

9月に入り、朝夕はかなり過ごしやすくなってきましたし、夜明けの時間も変わってきましたねぇ〜。

夕方も早く暗くなってきましたし、少しづつ秋に近づいてるんですねぇ…。

で、ここで感じたんですが、このいわゆる日の出日の入りってのは、当然ながら太陽が関連してるわけで、そして地球は太陽の周りを自転しながら回ってるわけですよ。

微少な誤差はあるとしても、基本このタイミングは通じてある程度同じなわけですよね。

つまり、9月4日の日の出日の入りは、去年も、来年も大体同じ時間ってことですね。

これは、太陽と地球との距離なんでこれが同じだと、いわゆる暑さ、寒さも基本同じはずやんねぇ?

なのに年々暑くなってる気がするのは、やはり温暖化の影響なんでしょうか…


…とか


ま、難しい事は分かりませんが、要するにまだ暑いとダルイって事ですわ。

早よもうちょい涼しくなって欲しいねぇ…

て感じで今日も始まりましたが、今日のネタはこのブログでも、ちょいちょい扱ってる涼しいを通り越した寒く冷たい冷凍のお話。


アメリカの専門家が、脳と人体を人工冬眠状態で保存できることを証明したってお話です。

これまでのところ、ゼブラフィッシュの受精卵でしか実施されていませんが、同様の実験に60年間失敗してきたことを考えれば偉大なステップといえるんじゃないでしょうか。

これまでの問題は、冷凍すると細胞が膨張して破壊されてしまうことでした。

そのため不凍液を用いるんですが、それでもなお解凍する段階で問題が色々おこってました。

『ACS Nano』に掲載された論文では、「それでも卵黄が大きいサイズだと急速な冷却と加熱が阻まれるため、凍結保存において致死的な氷の結晶が形成されてしまう」と説明しています。

しかし今回の実験では不凍液に別のあるものを追加したそうです。

極小のロッドを不凍液に追加して、マイナス196度で冷凍されたゼブラフィッシュの受精卵にレーザーを照射したところ…

するとナノロッドがレーザーの熱を伝導して、受精卵が温まる速度をさらに上げると。

この結果、10パーセントほどの受精卵が生存し、ごく普通に成長を続けることができたそうなんです。

最後、このロッドはどうなんねん?

熱伝導を行うんですから、金属とかのロッド(棒状の物って意味ね)なんでしょうけど、いくらナノレベルとは言え、そんなん置いといたらアカンのちゃうんかな?

とか思いながらも、とりあえずすごい進歩なようです。

これは将来的に人間を永遠に生かす、あるいは少なくともどこかの未来で冷凍保存された人間を覚醒させる技術として用いられるだけでなく、長期的な宇宙旅行などにも使える可能性が出てくるわけです。

人類が太陽系への入植を本格的に進めた場合、長期間孤独な状況に置かれる人々が精神を病むリスクは高まるだろうと…。

既存の技術では、火星ですら片道6ヶ月はかかりますし、無人探査機が太陽系のはずれにある冥王星に到達するには9年半もかかるわけですからねぇ…。

さらに、宇宙飛行士を人工的に冬眠状態にすれば、食料や水の摂取も必要なくなりますし、それ以外の基本的なニーズも抑えられるばかりか精神衛生への悪影響も最小限に抑えることが出来るわけですね。

そして、このブログにも何回も登場してるこの会社「アルコー延命財団」

人体を冷蔵保存してくれる機関なんですが、結局のとこ解凍段階でどうすんねん?って問題が残ったままやったんですが、今回の研究では、冷凍時にすでに解凍を見据えた手を加えています。

これにより、また一歩成功に近づいたわけですわ。

っても、自分が冷凍される勇気はないですが…。

よく言われる、今の医学でな完治させられない病気なんかに罹っても、死ぬ前に冷凍して、その病気が治せる未来に解凍するなんてお話もありますが、例えば50年後、友人知人もみんないない時代に急に解凍されてもどないせいっちゅうねんて話やしねぇ…。

こういった技術は技術として、生かせる方向が当然あるんでしょうけど、なんとなくこれもやったらアカン気がしないでもない。

ま、例の如く、生きれるうちには無理でしょうけど…(笑)

ではまた〜



reitou



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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