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2015年12月10日 [からだのこと]

菱形筋

お疲れ様です。院長です。


今日は10日です。今年も残すところあと21日…

あら?気付けば、3分の1終わりましたやん(^^;


ちょっと焦ります?
いやいやまだまだ…

でも、そろそろ年末の準備は必要ですね。



ここ何日か身体の事について書いてきましたので、このまま続けていきましょうか。


今日は腰痛についで患者さんの多い、肩痛のお話をしましょう。


昨日のお話で、肩関節は引っ張りに弱く、軸圧をかけると良いと書きましたが、これは上腕骨頭を、肩甲骨に引き付けておくために必要な事なんですね。


この「引き付け」(求心力)が弱いと、肩関節が緩んでそこから痛みやぶつかりが生じてしまいます。

この現象とともに、肩の動きを悪くしているもう一つの大きな要因が、肩甲骨の可動域低下というのがあります。

これは単純に肩関節の構造が、腕を上げる(肩をあげる)時に、肩甲骨も一緒に上がっていく構造になっているんですが、この肩甲骨の動きが制限されて、肩が上がらなくなる現象です。


この画像をご覧下さい


img2.jpg


これが菱形筋という筋肉で、肩甲骨と脊柱(胸椎)をつないでいます。

この形を見ていただいたら分かるように、この筋肉が固まると肩甲骨の動きは、極端に悪くなります。形的に分かりますよね?


なので、この筋肉をうまく可動させることが、肩の動きをよくする一つの方法と言えるわけです。


この菱形筋の固まりによる、肩関節の可動域不足は、意外と多いんですよ。

なので、肩に軸圧をかける運動とともに、この菱形筋を動かす運動も行なうと、さらに肩の動きはスムーズになるわけです。


では、いかにこの菱形筋を動かすかといいますと、単純に肩甲骨を後に引けばこの筋肉は収縮します。


動きのイメージは、両方の肘を、背中で合わせようと動かしてください。


この動きが菱形筋の運動になりますので、これを思いついた時に行なうだけで、結構肩の動きはスムーズになります。

人間の身体は構造上、意識しないとなかなか肩甲骨が動く姿勢を取ることがありません。


肘と肘が後で合わさる動きって、日常生活動作の中にないでしょ?


ですので、意識的に稼動させないと、気付いたときには凝り固まっちゃってるってわけですよ。



そして、さらにこの菱形筋は、不良姿勢からの肩こりを起こす筋としても有名で、この筋肉の固まりによって肩こりもおこります。


ですので、そちらに心当たりのある方も、是非気付いたときに、菱形筋を動かしてみてください。

この肩甲骨の可動域制限も、肩こりもいわゆる「出来上がった」状態になってしまうと、なかなかほぐれません。

筋肉が硬くなり、血行が悪くなってそこに硬結ができたりします。

一般的に言われる「コリコリ」ってやつです。

これが出来上がっちゃうと、こんどは痛くてこの筋肉を庇う動きになり、ますます動かさなくなります。

肩を上げるのにも、違う筋肉で代償しちゃいます。

ここまでいくと、この筋肉を使わなくなり、やがてこの筋肉は退化してしまうって運びです。


こうなると、コリからの頭痛や眩暈なんかも出たりします。これは本来使うべき筋肉が動かず、違う目的の筋肉が代償で無理をするから、その弊害と言えるでしょう。

こんな形態の「頭痛」をもってらっしゃる患者さんもかなりおいでです。

菱形筋の張りからくる頭痛…

なかなか手ごわい頭痛で、治すまでに時間もかかっちゃいます。

こんな風になってしまう前に、とにかく気付けば肘を後で合わせてください。

可動幅はなくても、その動きを行なうことが大事なんで、毎日必ず動かしてくださいね。






では、また〜




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京都 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
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