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2017年05月24日 [動物のこと]

鬩ぐ。

お疲れ様です。院長です。

5月24日水曜日でございます。

5月も残すところ1週間となりました。

早いもんで、もうすぐ梅雨入り〜の夏ですな。

まぁ、夏は好きなんですが、暑さが嫌いと言う矛盾をかかえたわたしですが、暑いということ以外は、全部好きですよ〜

てな事を言いながら今日のネタに突入ですが、今日のネタも良いのか悪いのか、倫理と科学の鬩ぎ合い(せめぎあい)

なんだ。この字は(笑)いまタイプしてせめぎあいって変換したら、「鬩」←こんな漢字が出てきました。

鬩ぎ合いとは、お互い憎しんでせめあうみたいな意味ですが、この字は初めて見たなぁ…

って感じで、今日も脱線していきますが倫理観と科学が戦うお話、いってみよ。

え〜、絶滅危惧種に指定されているアマミトゲネズミの卵子と精子を、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って作製したと、宮崎大などの研究チームが発表したってニュースから…

絶滅危惧種の生殖細胞をiPS細胞を使って作製したのは世界で初めてのことで、同大研究員は「絶滅に備える手段の一つとして有効」と話しているそうです。

論文は12日付の米科学誌サイエンス・アドバンシーズに掲載されたそうです。

もちろん、読んでませんよ(笑)

では、中身に入っていきましょう。

アマミトゲネズミとは、鹿児島県・奄美大島にのみ生息する国の天然記念物にも指定されてる褐色でとげ状の毛を持つネズミ君です。

研究チームは、別の調査で捕獲されたアマミトゲネズミからiPS細胞を作製し、マウスの胚(成長した受精卵)に注入。

胚をマウスの子宮に移植し、アマミトゲネズミの細胞が全身に混ざった子を誕生させたそうです。

子の卵巣と精巣を調べたところ、わずかですがアマミトゲネズミの卵子、精子が混ざっていたということで、研究チームは今後、卵子と精子を受精させるなどしてアマミトゲネズミを誕生させる研究に取り組む方向だと…

研究チームによると、海外ではサルなどの絶滅危惧種のiPS細胞が作られているが、卵子、精子にたどり着いた例はないんだそうで、これが大きな進歩だという事です。

これ…

まぁ、まだ技術的に新しいアマミドゲネズミを誕生させるまでには時間がかかるようなんですが、精子と卵子を作れたらいつか可能にはなるでしょう。

ええのか?(笑)

造っちゃって…

絶滅危惧種ってことは、何らかの理由で絶滅しそうなわけですよね。

それが極端な話、人間の責任だとしてもそこで、はい。出来上がりっつって造っちゃっていいもんかしらね…

これをやりだすと、なにかが壊れそうな気が…

まぁ、このままこの技術が進歩していけば、全ての絶滅危惧種が救えるかもしれません。

で、また乱獲するんかね〜…。

でも、この技術で自由にどんな種でも「復活」させることが出来るようになったら、乱獲される動物たちの「希少性」も薄れて獲られなくなりますよね。

象牙でも、べっ甲でも希少価値があるから高価なわけで、ジャンジャン造れたら価値なんかないよね〜。

そして、繁殖し過ぎたらまた減らすのかね?

そうやって他の生物を操作するようになったら、もう神の領域だし、絶対バチがあたるけんね(笑)

そんなバチ当たりの第一歩を我々は踏み出そうとしてるのかもしれませんね…。

的な。

鬩ぐという字は難しいですが、この戦いは絶対倫理が勝つべきだと思うんですがね〜。

ではまた〜




nezumi




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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