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2017年04月18日 [からだのこと]

Depression「鬱」

お疲れ様です。院長です。

4月18日の火曜日でございます。

4月も後半戦、なかなかな陽気がいい感じですなぁ〜…

こういった良い気候の時期は、気持ちが穏やかになる反面、体調を崩しやすかったりもします。

これは気温の寒暖差だったり、「春」ってことでのストレスですかね。

新しい事へのストレスって意外と大きかったりしますからね〜。

って流れから、先ごろ世界保健機関(WHO)は鬱病が様々な病気や障害の主要原因であると発表しました。

この病気の罹患率はここ10年で18%以上も上昇し、現在世界中で3億人以上が苦しんでいると言われているんですね。

鬱は悲しい気分や、やる気がなくなるだけではありません。不眠や気分の悪さといった症状は、本人が鬱であることに気がつかないほど静かに忍び寄ってくるんです。

そこで今日は鬱である可能性が高い7つのサインを確認してみましょう。

これらは鬱特有のものってわけではないですが、多数当てはまるのであれば、確率はかなり高まりますから専門医に診断してもらうのがいいかもしれません。

鬱の場合、心配事を減らしていくことが回復の近道だとも言われていますから、誰かに(専門家)相談するだけで楽になる場合もありますからね。


まず、以下にあげるものは、もともとそういう気質であるという人は別ですからね。

昔はそうではなかったのに、なぜかそうなってしまったという場合にのみ適応されるものなんで、元々なまけものを自負する人はその怠け癖をなんとかしようね(笑)


1. なにもかも面倒になった

“実行機能”とは脳に住む小さな司令塔を示すと言われていて、無意識にできないときや集中しなければならないときに作動してくれます。

鬱はこの、実行機能不全を起こします。洗濯やら電話への返信やら、日々の様々な事柄を実行するよう自分自身をなかなか説得できなくなってきます。

こまごまとした用事が溜まってきていたら、もしかしたら鬱のせいかもしれないです。



2. なにもかも退屈になった

鬱は感情が色あせたかのような状態になります。友人との会話やお気に入りのテレビ番組まで、ありとあらゆるものから色彩が失われてしまったかのように退屈になります。

喜びを感じられない、アンヘドニア(無快楽症)は鬱の非常に一般的な症状で、それまであなたを生き生きさせていた事柄に関心が持てなくなったら危険信号といえるでしょう。



3. なにもかも気に障るようになった

誰も彼も、なにもかもがいちいちカチンとくる? 気が短くなった? 苛立ちはアンヘドニアと同様に一般的な症状です。

これのおかげで人を遠ざけ、孤立してしまうこともありますから…

苛立ちのある鬱は、別のより重度の亜型であるって説もある位ですから、こちらもより注意が必要です。あ、もちろん、もともとキレやすい人の場合はこれには当てはまりませんからね。



4. 太りすぎ、やせすぎなどで、以前の服が合わなくなった

鬱は体と食べ物との関係にも様々な影響を与えます。アンヘドニアと食欲減退により食べ物への関心が低下するうえに、実行機能障害のために食材の買い物が億劫になるってループにはまります。ですが一方で、食べることに慰めを見出す鬱患者もいるらしいので、見極めも難しいですが…。



5. 髪がべたべた。お風呂に入るのがおっくう

アンヘドニア、実行機能障害、孤立…これらによって風呂に入るのが面倒になってきます。

気持ちが安定しているときなら、行きすぎた清潔文化にたまに背くことで解放感を感じることができるということもありますが、感覚が麻痺したせいで何日も汚れた服を着っぱなしというならば、こちらも危険信号といえるでしょう。



6. 眠れない…または起きられない

睡眠障害は鬱のサインであるとともに原因である場合もあります。鬱になると一般的に眠れなくなります。そして精神がすり減り始めます。

また、きちんと眠ったのに疲労が抜けないこともありますから、自分の睡眠の習慣と元気を確認してみましょう。知らないうちに変わっていたりすると鬱の前兆かもしれませんから要注意です。



7. なにもかも痛い

うつと痛みの関係は実に複雑ですが、慢性的に痛みを感じている人は鬱を患うリスクが高いといわれています。

しかも、鬱は脳の痛みに対する感度を高めて、さらにひどい気分にさせてしまいます。抗鬱剤が痛みを緩和することは証明されてますが、痛みの軽減がさらなる悲劇を生む場合もあります。

これは痛みの神経をブロックするような抗鬱剤の場合、痛み以外の感覚も奪ってしまい、さらなる実行機能障害を生んでしまいます。そして痛みを止めないと何も出来なくなり、止めても同じ状態になる…

ここにも鬱の無限ループが潜んでいるわけです。

7つサインを上げましたが、もちろんこれ以外にも様々なサインがあると思います。

こういった一つ一つを敏感にキャッチし、自分の精神状態を把握しておくという事も自分を守る大切な手段といえるでしょう。

そして鬱はなかなか一人で、戦える病気ではありません。

周りに助けを求めることも大事ですからね。

そして、みなさんの周りにも困ってる人はいないですかね?

世界で3億人、日本でも100万人以上罹患者がいるといわれていますし、予備軍を入れるともって膨大な数字になると思われます。

15人に1人は生涯1度は鬱に罹るというデータもあるらしいですから、自分も周りも、今一度注意して見てみて下さい。

自分は大丈夫!

とか思ってる人ほど、すでに病魔が巣くってるなんてことがあるみたいですからね(笑)

このブログでも何回も登場している鬱ですが、やはり現代を代表する疾患と言えるんでしょう。

まずは何事も知ることからですから、今日のブログもよく読んで、少しでも知識を広げて下さい。

ではまた〜




utuutu




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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