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2017年03月17日 [からだのこと]

手塚治虫先生は予知出来てたのかもね…

お疲れ様です。院長です。

3月17日金曜日でございます。

今週もここまで来ました金曜日。

そして春も近付き、なんだかテンション上がるよねぇ(笑)

ここ何回かこのブログでは、ホルモンについて書かせていただきましたが、今日もその流れでちょっとすごいお話。

前に、ホルモンの説明で、ホルモンを分泌させる情報ネットワークに問題が生じてしまった場合も分泌器官そのものに問題が生じてもホルモン異常がおこって身体に異変が起きるってお話をしましたが覚えてられますか?(笑)

前に例に出したのは糖尿病で、血糖値が上がってるのに、その命令が出されなかった場合、インスリンは出ませんよね。

これがネットワークの異常で、インスリン出せ〜って指令は出てるのに、膵臓が壊れててインスリンを分泌できない(作れない)場合が分泌器官の問題ですわな。

今日のお話は、この分泌器官の故障をips細胞(人工多能性幹細胞)から作った膵島(すいとう)をサルに移植し、血糖値を下げることに成功したとする研究成果を東京大学などがまとめたってお話です。

つまり、ips細胞から膵臓の一部を作っちゃったってお話ですわ。

こりゃすごい。

ただの臓器というよりこういった内分泌器官はより複雑で、なかなか解明されきってない部分もあるんですが、今回の発表では血糖値を下げることにも成功したと…

血糖値を下げるという事は、血中にインスリンが分泌されて初めてその効果を発揮するわけですし、ただそこに複製(クローン)を作ったってのとはわけがちがうもんね。

もう、完全なる「臓器」と言ってもいいでしょうね。

で、このチームは5年後に患者に移植する臨床研究を始めることを目指しており日本再生医療学会で発表するそうです。

因みに、膵島は膵臓にある細胞の集まりで、このチームは人のips細胞で作った膵島数万個を、極細のチューブに封入し、糖尿病の小型サル「マーモセット」3匹の腹部に移植しました。

そうすると、数日後に血糖値が正常値に下がり、20日後まで持続したことを確認した。

現在も、糖尿病治療では、脳死した人からの膵島移植が行われていますが、提供者が不足している現状があります。

そこで、ips細胞を使えば、人工の膵島を大量に作れる可能性があるとの研究でございます。

これが出来ればかなりの数の糖尿病患者は救えるかもしれません。

てか、こういう研究、ほんまに日々コツコツ行われてるんやねぇ…

そしてこの手の発表があると必ず思う事…

そう、もうほんまは作ってんちゃうか〜

クローン…

わたくしが研究者なら、きっとやってみたくなると思います。

自分のクローンを製造し、それを育てる…

臓器をとるとかそういう目的ではなく、ただどこまで自分の研究が使えるか試したくなるでしょう…。

ってことで、きっと世界のどこかにクローン人間は存在すると私は確信しちゃうね。

なので、早いとこそういうものに対応できる法律でも作っとかないと、間に合わなくなっちゃいますぜ。

昔読んだ、手塚治虫先生の「火の鳥」の中に、クローン同士を戦わせてそれを人間が見物するみたいな話がありましたが、もう絵空事ではなくなってきてますな。

手塚ワールドがついに追いついてきましたよ…

ここからの人類のすすむべき道って、とても大事な気がしません?

まぁ、我々の生きてる間にはそうそうとんでもない事にはならないでしょうが、未来はほんとに分かりませんからねぇ…

ってお話でした。


ま、気にしても仕方ないけどね(笑)

ではまた〜




kur




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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