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2017年03月05日 [からだのこと]

(1)サンデーイルネス(仮)生活習慣病について

お疲れ様です。院長です。

3月5日日曜日。

え〜…日曜やのに〜?

そう、サンデーカヨは先週で終了しましたので、日曜日も私が何か書かねばなりません。

これをきっかけに、日曜休みにしたろうかいとちょっと思いましたが、ここまで継続されたもの、なかなか休む勇気がわきません。

ですので、これから日曜はなんか楽できるネタはないかと…(笑)

そして色々考えた結果、まぁ医療機関なんやし、病気の話でもしとこうかなと…

ですので、日曜日は何かしら「疾病」について書いていけたらなぁ〜とか思ってます。

そんなサンデーイルネス(仮)第一回目はやはりこれ、「生活習慣病」について…

まず、「成人病」といわれる疾病群がございます。これは癌、脳卒中、心疾患のいわゆる三大成人病のほか、高血圧、糖尿病、肝臓疾患、腎臓疾患など、主に中年から発症してくる色々な病気の総称として考えられました。

1957年の厚生省成人病予防対策協議連絡会によれば、成人病とは「主として、脳卒中、癌などの悪性腫瘍、心臓病などの40歳前後から急に死亡率が高くなり、しかも全死因の中でも高位を占め、40〜60歳くらいの働き盛りに多い疾患」と定義しています。

しかし近年、成人病といわれてきた疾患の多くが、成人だけでなく小児にまでも広がってきました。

これは、食事の問題や運動不足など、生活習慣の慢性的な乱れに伴って生じた現象といえるでしょう。

最近の子供はそういう意味で、オヤジ化してるんやねぇ…

つまり、これまで加齢に伴って発症する病気としてとらえられてきた成人病の多くは、生活習慣が発症に関与する「生活習慣病」であると考えられるようになりました。

また、成人病とは加齢に着目した概念であるだけに、「歳をとったら成人病になるのはやむをえない」といった、なかばあきらめの気持ちを生み出しかねない状況でした。

そこで厚生省(当時)は1996年、食生活、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣により引き起こされる病気をまとめて「生活習慣病」とし、これには高血圧、脂質異常症、高脂血症、糖尿病、大腸癌、歯周病などが含まれます。

ですから、生活習慣病とは、生活者みずからの不健康な生活習慣を改めることによって、かなりの予防ができる病気をとりまとめたものです。

なので、当然ひとつの病名ではありません。とはいえ、生活習慣病は、不健康な生活習慣のみで発症するわけでもありません。

気候や病原体などの環境要因、性別・人種・年齢・遺伝子など、自分で変えられない要因などにも影響を受けます。

しかし、中心的な原因は生活習慣要因です。つまり、食生活の乱れ、塩分のとりすぎ、脂肪のとりすぎ、運動不足、たばこを吸う、過剰な飲酒、休養がとれないなどの不健康な生活習慣が続くことによって、病気の進行のスピードも速くなります。

さらにいくつかの要因が重なり合うと、より若い時期から発症しますから気をつけないとね。


ま、要するに「生活習慣病」とは、今まで「成人病」としていわゆる中年以降、加齢に伴い起こってくる疾患と思われていたものが、その加齢に伴い起こることが若年層にも起こりだしたと…

なので、仕方なく(笑)名称変更したってな感じですかね。

ですから、簡単に言うと生活習慣の乱れから、誰にでも起こりうる疾病の総称なわけで、ある意味一番気をつけないといけないことかもしれません。

というわけで、来週はこの「生活習慣病」の中でも元々、三大成人病と呼ばれる疾患のひとつ「脳卒中」あたりから色々説明していけたらなぁ〜とか思ってます。

きっと、みなさんの役に立つと思いますので、期待して読んでみてみ(笑)

ではみなさん、素敵な休日を〜






dara





京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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