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2017年01月15日 [スタッフのこと]

むやみに飲むんじゃないよ。ほんとにもう

おはようございます
サンデーカヨです

1月15日。

早いもので、お正月からあっという間に半月が経ちました。

私は今年のお正月に初詣に参った際、「今年は家族みんなが健康第一で…」とお祈りしたのですが、早速実家の母が風邪をひいてしまいました。39度を超える高熱でダウン。

子供はしょっちゅう熱をだしますが、大人になってからあまり高熱は出ません。

夏だと熱射病、冬だと風邪やインフルエンザになった時くらい。この2つ以外では大病のサインを疑う必要があります。

熱射病や風邪インフルエンザ以外で熱がある場合

1急性肺炎
2急性腎盂腎炎
3急性胆のう炎・急性胆管炎
4急性肝炎
5髄膜炎
6腹膜炎
7自己免疫疾患(リウマチなど)
8心因性発熱

などが疑われます。

ざっと見ての通り、8の心因性発熱以外全て「体のどこかの炎症」です。

8の心因性発熱については来週お話しますので、ここでは除外してお話します。

1〜7のうち、7は自己免疫疾患といい、自分の白血球が自分の体を攻撃してしまう病気なので除外しますが、残り6つは全て細菌やウイルスによる感染症です。

つまり、発熱が起きているときにその原因として一般的に考えられる可能性は、体のどこかがウイルスや細菌に感染してしまったということです。

ウイルスや細菌が体内に侵入してくると、免疫システムが発動して白血球が活性化します。

白血球は細菌やウイルスなどの外敵と闘ってくれる役目をしていますが、戦う時にそこで必ず炎症がおこります。

また、体温が高いほうが白血球が活発に働けるので、体全体も熱く設定されます。

このように、高熱がある時は「体が細菌やいウイルスと闘うため」です。

ですから、せっかく上がった体温をむやみに解熱剤(セデスやロキソニンや市販の風邪薬)で下げないほうがよいのです。

ちょっと風邪気味だとか、熱があるからと、カンタンに市販薬を飲んで治った気になっている方が非常に多いのですが、これはせっかくの自己治癒力を壊してしまうことになります。

解熱剤を飲むと、細菌やウイルスがいつまでも体内に留まり、かえって治りが悪くなりますので、解熱剤を安易に飲まないようにしましょう。

では、また来週〜




kaze





京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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